- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103985044
感想・レビュー・書評
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軽くさらっと。原文読んでみるかねえ。
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『徒然草REMIX』が面白かったのでこちらも。
結果として、徒然草ほどの面白みはなかった。
その昔、『桃尻語訳枕草子』に挫折した時は、その言葉遣いにどうしても馴染めないためだと思っていたが、どうやら私は清少納言の思想・嗜好があまり好きではないらしい。
兼好さんの方が共感できる。
とはいえ、古典の常識という感じで読むにはちょうどいいので、受験生とかいいかもね。 -
酒井順子さんの「枕草子REMIX」(2004.3)を読みました。とてもわかりやすく楽しく現代風に説明されています。清少納言のことも枕草子の内容も理解しやすく、以前より親しみを感じました。10月は、古典文学講座「枕草子」を受講するので、いい予習ができました(^-^)
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清少納言は下種嫌い。そんなところが嫌いだったが、それがなぜかということを説明してくれて納得した。色に興味があるせいか、「紙」や「襲の色目」などおもしろく読めた。
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川上弘美さんの書評を読んで、なるほどーと思ったので
読んでみました。
が、書評以上のものは得られなかった。。。
薄い、というか軽い、というか。
評判のいい「負け犬の遠吠え」も肌にあわなかったので
合わないというだけなのでしょうか。
はじめに。を読めば十分というか。
清少納言ってそういう人なのねということに関しては
勉強になったんですけど。
いつか原文を読んでみようかな。 -
2013年4月7日
装画・挿画/坂崎千春
装幀/佐藤可士和 -
『負け犬の遠吠え』で有名(?)な酒井順子さんが日本最初のエッセイとも言われる清少納言さんの『枕草子』を解説した1冊。
けっこう面白かったけど、いかんせん量が少なくて残念。
もっといろいろ酒井流の解説を聞きたかったな。
清少納言さんとの対話は不要だったと思うけどね(笑) -
この方のエッセイ、前評判が良かったのですが、どれどれと実際手にとって読んでみたところ、とっても面白い!
当時の女性の気持ちが、現代の女性に如何に近かったか、清少納言が繊細且つ、遣えていた定子をどれほど思っていたかが伝わりました。ちょっと切なくなりました。。紫式部よりも清少納言派の方にお奨めの一冊です。
堅苦しい教科書の中でしか枕草子を知らなかった私の心に火がつきました。