都と京

  • 139人登録
  • 3.27評価
    • (7)
    • (18)
    • (40)
    • (4)
    • (4)
  • 40レビュー
著者 : 酒井順子
  • 新潮社 (2006年9月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103985051

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

都と京の感想・レビュー・書評

  • <閲覧スタッフより>
    日本の「みやこ」対決です!東京と京都の文化的な相違を比較・検証。関東的なのか?関西的なのか?違いにドキリ!としてしまいます。とっても奥深く、興味深く、ああなるほど、そうだったのかといった印象も持てます。「みやこ」の文化には住んでいる人しかわからないような、微妙な曖昧さ加減と根強いルーツが確かに存在していました!
    --------------------------------------
    所在記号:914.6||サカ
    資料番号:20095871
    --------------------------------------

  • 思いのほか(と言っては失礼だろうが)面白かった。
    京都と東京の違いを著者ならではの目線で考察している。
    比較しているのは、以下19項目。
    「言葉」「料理」「節約」「贈答」「高所」「祭り」「流通」「神仏」「大学」「書店、喫茶店」「若者」「文学」「宿」「交通」「サービス」「土産」「敬語」「田舎」「女」
    そのほか、コラムが4つ。

    「土産」のアウェイ土産、ホーム土産の考察には感嘆した。
    なるほど今まで気づかなかったけれど、東京在住の人間からすると東京ばな奈を土産にするという発想もなければ、食べたことすらない。

    他にもたくさんのなるほどがあった。
    二都の比較は含蓄があり、京都、東京への興味をより一層搔き立てるだろう。

  • 本を買うお金がないから図書館で拾ったリサイクル本を適当に読んでみたシリーズ

    もうタイトルからして楽しそうな雰囲気満載だったため、読む前からかなりの期待値が高くなってしまった。

    そして読んでみるとちょっと自分の期待とは違う内容にちょっと萎える。文化人類学的見地に立っているわけでも、日本史的、地理的見地に立っているわけでもなく、簡単にいえば京都好きのおばちゃんのエッセー本。「ワテクシが見た京都ってこんな感じなの」という話が続く。

    お前の感想なんか聞きたくないわ。っと思いながら読んでいたんだが、まあ文章がうまいのと時々面白い豆知識なども紹介されており、だんだんまあこれはこれでイイかもと思えるように。悔しい。

    絶対☆2つだわっと思っていたが、読ん見終わった今としては☆3つくらいはあげられるなと思ってしまいました。

  • 楽しく読ませてもらいました。

  • 逗子図書館で読む。相変わらず、読みやすい文章です。文才抜群です。興味を持ったのは、電車の部分です。東京は、電車なしでは生きていけません。それに対して、京都は都市内交通の手段ではありません。京都駅は、町の中心部にあるわけではありません。これは、反対運動が原因です。そう言えば、熊本、広島、岡山、京都、金沢もそうですね。それだけです。

  • 『負け犬の遠吠え』で絶妙な語り口を披露して話題を攫った女性エッセイストの京都ベタ誉め本。著者は生粋の東京生まれ。

    個人的には関西人のどぎつさを身に沁みて知っているので、あまり同意できないけれど。妙齢の女性に多い雅文化フリークは、お姫さま願望と結びついているのかも知れない。

    二時間サスペンスや東京京都生まれの女性作家に関する考察がおもしろかったが、全体としてやや退屈で読み飛ばすことしばし。

  • 羅城門から朱雀門を歩く。
    今度、ゆっくり京都に行った時にやってみたいなー。と、思いました。
    東京と京都を比べる感じの本。
    でも、同意しかねる部分もあり。。
    悪意があると思ったら、そう見えてしまうのが人間の心理。そこは、同意できないなー。。

  • ここ数年、京都に何度か足を運んだ。というより行きたくて仕方がなくなる。帰りの新幹線でまた行きたいって思う。そんな中、出会った本。京都のこの部分は東京でいうならば〜、とかの比較も面白かった。ガイドブックではわからない京都の魅力が書かれてありました。

  • 羅城門から朱雀門への道のりはストリートビュー見ながら読みました。機会があれば通ってみたいなー。
    敬語のくだりでは読んでる最中モヤモヤしていたのだけれど、京都弁の裏に込められた意味の例が全て悪意のあるパターンだったからだと後で気付きました。著者は京都の人と何かあったの?非難されてるならともかく、遠回しの悪意ならわざわざ裏読んで気付かなくていいや...。

  • ここ数年、京都出身者にとてもご縁があり、
    この本が気になりました。

    京都の人は裏表がある・・・などとよく聞くのだけれど、
    裏の読めない東京人の私でも、
    京都の人の心を少しでも理解できるかな?と。
    (皆さんよくしてくださるのですが、
     知らず知らずに失礼になっていないのかなー?とか。)

    著者の言葉のセンスや見方はとても面白いと思うのですが、
    京都と東京の比較もなるほどね~、とは思うのですが、
    それほど目新しさは感じませんでした。

    なんとなく浅いというか、
    所詮、東京の人が書いたもの、
    というように思ってしまいました。

  • この人の文章はいつも軽妙洒脱で楽しいです。京都と東京の比較。東京出身である著者の京都への思い入れがあちこちに出てきます。東大と京大。東京の金原ひとみと京都の綿谷りさ。比叡山と東京タワー。「おいでやす」と「いらっしゃいませ」。八ツ橋とごまたまご。そして京都出身で珍しく京都を描いた山村美紗の世界。阪急電車と小田急電鉄(小田急線)などの呼び慣れた言葉の違いの意味・・・著者の解説が正しいのかどうか?しかし読ませるし、面白いものです。東大のミスコンへの盛り上がりの意味合いと、京大ではミスコンに男性が反対する、その意味の解釈の対比が大変楽しく面白いです。

  • 13/01/05 著者の思いこみと独特の切り口、決めつけが何とも言えない。

  • 京都と東京。古と今の都論。
    どちらの出身でもない田舎者から見ても面白い比較文化エッセイ。

    田舎から出てきて長らく東京に住み、オトナになって京都にかくも惹かれるのはやはり、筆者曰く『都市ならではの孤独感』が心地よいからだ。

    田舎でオンナがひとり夜のカフェで読書できる場所なんてない。(少なくとも自分の田舎では)

    しかし「京都好き」はむしろ進んで公表して憚らない雰囲気があるのに対して「東京好き」はそこはかとなく田舎者の証のような気がするのは何故か。

    この本を読むとニヤリとしてくるのだ。

  • 面白かったです。
    まさに東京人が感じる京都論という感じで、一気に読みました。

    京都旅行に行く前に、もう一度読みたいですね。

  • 今と昔のミヤコ対決。

    東京と京都を比べるものさしが
    物足りなくてもどかしい。
    焦点をしぼりすぎて街全体の比較になってないように思う。

    よくあるテーマだけに期待が大きく、厳しい評価になりました。

  • 生粋の関東人なので京都には憧れと共に「面倒そう・・・」という気持ちも少々。
    なぜそう感じるかをうまく解説してもらえたかんじ。

  • 東京っ子の酒井さんが京都に魅かれてたびたび訪れる、その要素を一つづつ取り上げて仕立てたコラム集。私は関西人なので、京都のいけずな雰囲気がよくわかるし、しっとりしたところもわかる。言葉にするとこうなのだな、と思えるのは酒井さんの筆力のおかげ。京都の人はやがて去る人には優しいのだそうだ。旅行客(宇治と嵐山に観光で行ったときは嫌な目に合わされたので、この点は納得できないけど)・学生・外人…。こういうところ、湿っぽくて非常に日本的だ。

  • 東京人からみた「ミヤコ」論。
    以前入江敦彦氏の著作で題名を見たので、読んでみたが、「みやこ」「京都」「東京」の都市論として面白い、し、エッセイとしても楽しめた。しかし、こう、軽くお邪魔する気分で住んでみたい街です、京都ってトコは。

  • 京都と東京の違いが、テーマごとに比較して書かれていて、なかなか興味深く、またとても読みやすかったです。
    京都を何度か訪れた時に淡い憧れを抱いたりもしたことから読んだのですが、読後よりいっそう、自分は関東人であるという自覚を持ちました。笑
    (最初図書館で借りて読み、後に文庫を購入しました)

  • 京都と東京の比較つれづれ。
    「察しない」ことを大変な無礼とみなす京都の価値観。
    ここではさばさばしていることは美徳ではないのね。
    どちらかというとこの京都的な世界観の中で暮らしているという自覚があります。
    有名な「ぶぶ漬け」のエピソードにしても、他の地方の人は「ぶぶ漬けどうぞ」=「もう帰れ」みたく、直訳で結びつけてしまいがちだけどもそうじゃなくて
    食事をすすめることによって、時刻に注意をうながしているだけのことなんですよ。うながされた方は察しておいとますればいいだけのことで。「いや、もうこんな時間やわ」(この「いや」は「嫌」ではなくて、「あら」とか「おや」という意味の感嘆詞です)

  • エッセイ的なものってあまり好きぢゃないんだけど・・・
    ずっとこれは気になっていたので!
    図書館にあったので!

    なんとなく察しがつくように
    東京=都
    京都=京
    で2つをさまざまな文化で比較。
    ABCと恵文社だったり高円寺阿波踊りと祇園祭だったりごまたまごと八橋だったりスタバとイノダコーヒーだったり・・・
    著者の酒井順子さんも関東生まれの京都愛する人だったのですごくうんうん!ってなりました◎
    京都好きはたまらないですこの本。
    装丁も好き
    文庫だとださくなっちゃってるのでもし買うならハードカバーだなー
    そして改めて京都は良い街だと。
    こんなに素敵な日本の街はやっぱ京都しかなぃんだよ!!!!!!!!
    京都らーぶです!
    私が圭ちゃんを選ばずやっぱ京都に4年間住んだのはそんだけだいすきなんです(笑)
    比べる天秤が違う気がするけど。

    京都ってほんと不思議な街だよね
    なんで日本人も外国人も京都好きなんだろーね

    酒井順子さんの作品もはじめて
    小説もなにか読んでみたいなと思いました
    旅エッセイもたくさん書いているようなので気になります。

    ひさしぶりに教養系の本を読んだ気がする!

    (20091221)

  • 筆者と同様、私も東京をホームグラウンドとしながらも京都を愛しあこがれる1人なので共感できるかな?と思い購入。
    東京・京都比較はよくあることですが、酒井さんらしい視点で語られていると思いました。

  • 東京と京都。日本の「みやこ」である二つの都市を比較してるエッセイ。
    京都には何度か足を運んでる私ですが、酒井さんのエッセイを読んで初めて知った内容もあり「京都ってまだまだ奥が深いなぁ〜」と思いました。
    旅行情報誌に飽きたら、こういったエッセイもいいと思います。

全40件中 1 - 25件を表示

都と京を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ツイートする