仮面の国

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著者 : 柳美里
  • 新潮社 (1998年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104017027

仮面の国の感想・レビュー・書評

  •  97年の「サイン会中止事件」から「新潮45」で一年間連載したもの。かなり必死に、頑張って書いているようだが、イマジネーションで書いてしまっている部分も多く科学的な感じがしない。新聞雑誌のコメント程度で、勝手に心情を想像しちゃったら、論文ではなくなってしまう。

  • 図書館にて。
    子どもへの虐待や慰安婦問題へ真っ向から切りこんでいる。違う意見を持つ有識者たちへもまっすぐ向かって行くから、いろんな風に叩かれるんだろう。
    私たちは女性として、どうしても男性より弱い(弱くされている)世界がある。女性を貶めることで自分の価値が上がったかのような考え方をする男性も多い。この作者のように頭のいい方なら、もっと違う切り口で自分の意見を主張する方法があるような気がする。痛々しい。言っていることがまっとうなだけに、もったいない。なんて言うか…他人を批判するにしても、言い方がある気がする。相手も大人げないのかもしれないけど、(小林よしのりとか)ちゃかしてバカにしてくる人に真っ向勝負は不利だろう。
    でも、その痛々しさ、危なげなところで皆を敵に回して向かい風に当るようなひりひりした感じがこの作者の持ち味か。

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