夜のミッキーマウス

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著者 : 谷川俊太郎
  • 新潮社 (2003年9月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (107ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104018031

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夜のミッキーマウスの感想・レビュー・書評

  • かっこいいのに生ぐさい。

  • 谷川俊太郎は小学生のころからずっと好きで、
    かっぱは暗記してしまったくらい。
    実家には何冊も本があった。

    とはいえ、
    自分で詩集を買って持っていた訳ではなく
    ふとしたきっかけでまた出会って、読んでみた。

    気持ちいい言葉の運びに
    思わず声に出して読んでしまう。
    ひとりの部屋に響く慎重で極められた言葉たちは
    なんだか誰かと会話しているくらいに、
    重みがあって思考があって心地いい。

    そこには、
    小学生の私は知らなかった谷川俊太郎がいて
    ちょっと恥ずかしい言葉も多くてとまどったりしたけど、
    それでもテンポ良く読んでしまえる、不思議な文章。

    有機物としてのフェミニスト、ね。

  • 毎晩 モラトリアムに悩む私にぴったりの言葉。谷川俊太郎ぽくなくて でも それが人間くさくてすきだった

  • 2017年01月27日読了。

  • 谷川俊太郎さんってこんな詩も書くんだ。エロい…笑。

  • ひらがなばかりの詩「よげん」「ちじょう」「ふえ」がすっと気持ちに染み入った.

  • 前半の下ねた大爆発ぶりにびっくりし、後半のシニカルな静けさに、こういうのが読みたかったんだ〜〜〜!!とうなりました。谷川俊太郎の、チャンネルの多さ、そしてその切り替えの容赦のなさに、なんだこのひと、と信用できなくなります。おもしろい。しかし、おもしろいのです。

     あの木は私たちよりも長生きする
     そう思ったら突然いま自分がどんなに幸せか分かった
     —「あのひとが来て」

     広い広い野原だ
     夜になれば空いっぱい星がまたたく
     まだ死なないのかと思いながら歩いている
     —「広い野原」

    鋭い、この本の詩は、端々まで表現が行き渡っていて、饒舌で、鋭いです。

  • わたしは「よげん」がいちばんすき。
    最後の二行を読んだとき5秒ぐらい思考停止になった。

  • これも凄く良い。感動。

  • 残念ながらいまの私の琴線に触れるものはありませんでした。

  • 生きてることって生臭い!!その臭さはでもとっても人間らしい。ミッキーマウスだって、もとはNYの無名のドブネズミさ!そいつ排水溝で寝てたんだ、金ボタンのついた赤いパンツをはかされて、アニメの薄っぺらいフィルムに焼き付けられるまでは…

    思わず吐息の漏れるような生をつづる谷川俊太郎の詩集

  • 谷川俊太郎さんから爽やかな部分を取り除いたらこうなるんだ、という詩集。
    言葉のつながりが自分の頭にないものばかり現れて、ただその勢いに圧倒されるのみ。
    その言葉一つ一つを噛みしめてもよし、流れに身を任せるままにしてもよし。
    詩を書いた時の心情を知りたくもあるけど、そこはあえて何も述べられていない。
    しかしかえってその方が気持ちよくこの世界を味わうことができる気がする。

  • 『朝のリレー』のようなさわやかな詩は収録されていなかった。個人的にはこのなかでは『些細な詩』がいちばん好きだ。

  • 詩集というものを普段あまり読まないので、まずは王道の谷川俊太郎に手を出してみた。
    詩とはこういうものなんだなと実感。
    今まで詩に対してふわふわととりとめのない印象を抱いていたけど、多分それはなんというか、”詩”というよりも”ポエム”の印象で、"詩"というのはもっとロックな思想的な、感じもあるのかなと思った。

    この本は俗っぽい作品も多く、読んでいてにやっとしてしまった。
    言葉の奥深さやおもしろさを感じさせてくれる。

  • けれどいつの日か
    彼もこの世の見せる
    陽気なほほえみから逃れて
    真実の鼠に戻るだろう

  • 谷川さんのことばのえらびかたってすてきだな。
    ボクはとうてい詩人にはなれないなとかんじますよ。

  • 2chで貼られてる「みんなお×××」は改変コピペかと思ったらそのままで載ってて笑ってしまった。素直にすげー。

  • これ
    いいの??
    俊太郎さんのダークな部分


    素敵。

    もう小学生には戻れない
    けど
    いい。

  • 「百三歳になったアトム」という詩が好きで買った一冊。
    谷川さんの持つ瑞々しい感受性に驚かされる。

  • タイトルに惹かれ、思わず購入。

    谷川さんがあの世界で一番人気者のネズミを
    どのように料理するのか、
    全く想像つかなかったので俄然興味が湧いたのである。

    彼の描く「ミッキー・マウス」の夜の姿にどきりとする。
    でも、そうだよなぁ、いつも陽気な
    あのネズミにだって色々思うところはあるよね。
    妙にリアル。

    (でも、本当は私、その後の「朝のドナルド・ダック」
    って詩の方が好きだったりする。)

    様々な言葉や想いで綴られた個性豊かな詩が並ぶ中、
    私は「あのひとが来て」「忘れること」「五行」って
    作品がいいと思った。

  • 暇になるとつい手にとって読んでしまう詩集。
    時に壮大、時に荘厳、時にミステリー、時にシニカル。
    読みやすい文体が魅力的。

  • 谷川俊太郎の詩集。これを読めばわかる。谷川俊太郎はいろんな意味で天才だと。

  • なんだかこの詩集は物凄く好きで、何度も借りて読んでいる。やっぱり表題作のミッキーとかドナルド、あとはアトムの詩が好き。根底に、くらーい部分があって、比較的この刺繍の中味はそんな感じなんだけど、その暗い部分にとても浸らせてくれる。その意味で好きです。

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