夜のヴィーナス

著者 : 村田喜代子

• 新潮社 (2000年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ペケニョさんの感想 · 2011年11月16日]

村田喜代子先生の短編、大好きです！！
解体のウェヌス、村田先生も見られたのでしょうかね？９篇中２作品に登場してました。
内臓をどっちゃり花束のように広げても、なお美しいというそのヴィーナス、是非とも私も見たくなりました。
あと、内臓ネタの後でアレですが、キノコ食べたい！

[774×2さんの感想 · 2006年9月30日]

村田先生の小説はすべて好きなのですが、この短編集が一番好きかな。
あーでも一番て選べないような気もする。

著者プロフィール

1945（昭和20）年、福岡県北九州市八幡生まれ。1987年「鍋の中」で芥川賞を受賞。1990年『白い山』で女流文学賞、1992年『真夜中の自転車』で平林たい子文学賞、1997年『蟹女』で紫式部文学賞、1998年「望潮」で川端康成文学賞、1999年『龍秘御天歌』で芸術選奨文部大臣賞、2010年『故郷のわが家』で野間文芸賞、2014年『ゆうじょこう』で読売文学賞、2019年『飛族』で谷崎潤一郎賞、2021年『姉の島』で泉鏡花文学賞をそれぞれ受賞。ほかに『蕨野行』『光線』『八幡炎炎記』『屋根屋』『火環』『エリザベスの友達』『偏愛ムラタ美術館 発掘篇』など著書多数。

「2022年 『耳の叔母』 で使われていた紹介文から引用しています。」