小林秀雄の恵み

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104061105

感想・レビュー・書評

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  • 小林秀雄はいい人だ。という一文がすーっと心に馴染んだ。で買った。さすがこの人の文章は読みやすくズイズイ読み進めていくことができた。まだ『本居宣長』を読んでいないのでなんともいえないが、「当麻」「無常といふ事」「徒然草」「平家物語」などを連続性をもってドラマチックに読み解いていくあたり、なるほど小林秀雄はそうやって読んでいくのかと、今後の指針になった。

著者プロフィール

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

「2019年 『思いつきで世界は進む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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