さくらえび

  • 新潮社
3.27
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本棚登録 : 750
感想 : 84
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104073030

作品紹介・あらすじ

ももこの十八番!日常・家族・友人の最新爆笑エッセイ。書下ろしも満載。

感想・レビュー・書評

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  • 実は初めて読んださくらさんのエッセイ。
    もっと早く読みたかった。
    親近感がわいてくるような、あたたかみがある文章だった。
    さくらさん、ありがとうございます。

  • 雑誌「富士山」に掲載されたエッセイをまとめたもの。内容は家族との日常生活の話。

    「ヒロシのコイ」「息子の手紙」「2000年お正月の思い出」「息子いましめビデオ」「たけしさん来宅の思い出」「父ヒロシインタビュー」etc…

    あちこち出かけるさくらさんの行動力ってすごい。
    取材の関係とかももちろんあるんだろうけど。
    あー本場のさぬきうどんが食べたいなぁ。

  • 久しぶりに読み直した。たぶん10数年ぶり。
    デビュー直前、19才のさくらさんが奈良のお茶屋さんに描いた色紙を、16年後のさくらさんが見に行く話は最高だった。以前も、このエピソードで胸が震えたことを思い出した。年月を経て再会する話にはいつだって感動させてもらえる。

    さくらさんが何かしたいと言い出すたびに出版社の人たちが何人も動いてくれる。それはさくらさんが生み出す作品がどれも大ヒットするから出版社の人たちは彼女をほっとくわけにはいかないんだろうけど、それを間近で見ている息子さんには悪影響で、わがままになっていく要因になんじゃないかなと思った。

    (最近、息子さんはさくらさんの作品を管理する社長になっているということをネット記事で知った。いくらコンビニに行くたびにお菓子やおもちゃをほしがるわがまま幼児だったとしても、20年経てば立派な大人になっている。さくらさんの愉快な世界観は息子さんによってこれからも保たれていく)

  • 遅ばせながら、さくらももこさんのエッセイ集をはじめて最初から最後まで読みました。話しているような文章で読みやすく、その場を見ているような感覚、クスッと笑ってしまったり、ほっこりしたり、、、ストレスが溜まった時の息抜きにぴったりな本でした!

  • 作者の日常生活におけるエピソードをよりぬきしたエッセイ集。
    小説ネタ探しでなのか旅行でのエピソードが多い。お金持ちなのだろうけど必要経費で落ちるんだろうなぁと下賤な考えが浮かんでしまうのが我ながらなさけない。忙しい合間を縫ってと書いてあるのは切実なんだろうけど。したいことをしながらも全ては創作に繋がっている生活も大変なようであり
    皆に伝える手段を持ったことが幸いと感じることもあり。
    家族とのエピソードがまさにちびまる子ちゃんテイストで楽しいですね。少し盛っているのではと思うほどです。
    笑いを誘う巧みな文面はセンスがあり好みで、他の作品も読みたくなりました。
    サラリと短い時間で気軽に読めるのもよいし、小説嫌いにも勧められそう。

  • 日常生活をテーマにしたエッセイ集。語り口がどれも本当におもしろい。デビュー前にサイン色紙を買いた奈良のお茶屋さんでのエピソードにほろりと泣きそうになるくらい感動したかと思えば、旅行に出かけたオーストラリアで父ヒロシが湖に置いてシルクのパンツをもらったり、しまなみ街道を自転車でひた走って地震が来たのにウニ丼をおかわりしたりと可笑しい。みのもんたや北野武まで登場する。さくらさんは、周りのスタッフにも本当に恵まれていたんだなと思った。

  • やっぱり間違いなかった。面白かった。図書館で何回笑ってしまいそうになったことか(笑) 父ヒロシや母のセリフが脳内再生余裕なんですもの……

    本当にさくらももこさんのエッセイ大好きです。息子さんはお母さんがさくらももこさんだということをこの時は知らないままなのね!(今がどうなのかもよく分からないけど)奈良に行った話もとても良かった。ホロっと温かい気待ちになれた。

  • 最高に面白い!!
    エッセイの女王は、さくらももこ先生だと思うww

    というか、他の方の書かれたエッセイ本は、たいてい途中であきちゃって、つまらなくなるけど、まるちゃんのは、クスっと笑えるから楽しい。

    決して大笑いではないけど、このクスっとが、大切なんだよね。

    いつか、私もしまなみ街道をサイクリングしたいなwww

  • さらーっと読めて笑えて、人生悪くないよなぁと思える一冊。さくらももこエッセイ全冊揃えたい。ヒロシの話が好きすぎる。

  • 楽しく幸せな毎日を感じる。短編なので読みやすい。ちびまる子ちゃんの世界観に浸れる。

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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