卒業

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著者 : 重松清
  • 新潮社 (2004年2月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104075058

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卒業の感想・レビュー・書評

  • 自分の視点が子どもから段々と親になって
    見えなかったものが見えてきて
    それでもまだまだ見えないものがたくさんある。

    もっと早くにこういう本に出会うべきでした。私は。

  • 大切な人との別れに向き合う「僕」たちの物語。
    重松さんは大好きな作家さんの一人なので、本作も大いに期待して手に取ったのですが、やっぱり温かい気持ちになれて、良かったです。
    もちろん、ただ優しいだけではなく、思わず本を閉じたくなるような苦しい場面もあって、少しずつ、少しずつ、歩きながら、主人公たちの隣で悩んだり喜んだり。
    特に「まゆみのマーチ」は自分自身学校に行けない時期があったので、その時支えてくれた両親を思い出して、美化するつもりはないけれど、今となっては大切な自分の歴史だと思えました。
    ぼくはまだ大切な人との別れ、卒業を実感したことはありませんが、いずれ訪れるその日を少し前向きに思えそうな気がします。
    ...いつまでも子供でいたい本音もちょっぴりありますけど(笑)

  • 人は受け継がれていく。
    精神も、思いも、記憶も。
    家族でも、友人でも、友人の子供でも、生徒でも、義母でも。

    血の繋がりだけではない、様々な繋がりが
    私たちを生きさせている。

  • 身近な人の死に直面してそれを乗り越えていく4編物語からなる短編集です。
    大きくてゆるぎなく強い母の愛が印象的で、ものすごく心揺さぶられる「まゆみのマーチ」。
    教師だった父が末期がんになり、自分自身も教師の道を選んだ息子が父への反発や疑問と同時に尊敬の念も持ちながら死というものに向き合う姿を描いた「あおげば尊し」。
    14年前に自殺した親友の、当時はまだおなかの中にいた娘が突然訪ねてきて、父親のことを教えてほしいと言われ、そこから様々な人の思いが交錯する「卒業」。
    6歳で大好きだった母を亡くした後、父の再婚相手を新しい母として受け入れられないまま大人になった主人公の、本当の意味の卒業を見届けられる「追伸」。

    誰にでもある、何か自分で乗り越えていかなければいけないものを「卒業」と捉え、その先の未来を思わせる素敵な話ばかりでした。

  • 重松さんの本をまともに読んだのは初めてでした。くちぶえ番長以来。内容がすごく重いし今の仕事に通じるのでとても心苦しかった…結末も希望の見えるような終わり方にはなっているけど事実だけ言えば悲しくてつらいものだったので立て続けに重松さん読むのは大変だなあと思いました。あおげは尊しでめっちゃ泣いたよ!

  • 卒業、読んでおいたほうがいいと思う本。

  • まゆみのマーチ、がとても良かった。

  • 親や友人との死別を背景にした短編4本。「まゆみのマーチ」が母親の子供に対する深い愛情を感じさせて良かった。

  • 人の「死」にまつわる4つの短編小説集。いつもの「重松ワールド」ではあるがやはり考えさせられる。

  • 卒業、というより親子関係の話と言うべきか。どれもこれも胸に迫るものがあって 涙しながら読みました。「まゆみのマーチ」からして心をつかまれる。色んな人がいて色んな子供がいて色んな親がいる。それぞれが個性なんだなぁ。認めることから始めよう。

  • 子供が読みたいというので、図書館から借りてきた本。
    主人公は、いつも通り40~50代の父親。
    もうちょっと、悩みを持ちながら快活な「オヤジ」にならないのかな、といつも思う。重くて、疲れる。

  • まゆみのマーチが好きで再読。
    追伸もよかった。いつも安定の重松ワールド。

  • 何か始まりを感じさせる終わり「卒業」。
    相変わらず優しい小説でたまにものすごく読みたくなる。
    いいなあ。

  • 泣ける!間違いない!

  • 死と感動って鉄板だよね。だから、定番過ぎてあまり星はつけられません。でも、やっぱり涙は出そうになるね。個人的には子供が出来たとしたら◯◯のマーチを子供に沢山歌ってあげたい。まだ独身だけどねorz

  • 最後の『追伸』が特によかった。

  • 親との関係、こどもとの関係、家族をみつめる4編の物語。「追伸」では継母との不器用な親子関係が語られる。「まゆみのマーチ」こんなに、こどもたちに好きって言ってやったことはあるかしら、気がつけば文句を言っている気がする・・・ちょっと反省。

  • どの話も涙をとめることことができなかった。
    読み終わり、「死」というかたちでの親との別れ、子供との別れ…愛するものとの永遠の別れを想像したとき、こわくてたまらなくなった。

  • 重松さんの本が好きなんです。

  • 長女の小6の教科書に「カレーライス」という小説がのっていた。
    その作者、重松清さんの本ということで、読んだ。

    人間の心の弱さ、迷いをすごく繊細に表現した小説。
    姪の大学入学祝いに送ったが…。

  • 今年入ってから 重松清乱読中 。
    その中の一冊 。

    ・・・そして 読み終わってから
    時間がたって
    あたしの中の
    鮮度が落ちてしまったので
    細かいレビューは 再読後にしようかな・・・

  • 卒業というタイトルなので、学校生活のことが描かれているかと思ったが、むしろ、「家族」や、「命」について深く考えさせる短編集。
    4つの短編は本当に粒ぞろいで、どれも良かったが、個人的には、「まゆみのマーチ」と「追伸」が好き。
    「追伸」は泣いたよ…。
    やはり、母親ものにはめっぽう弱い。

  • 家族、命、そういったものについて考えさせられた。
    2つ目の「あおげば尊し」で号泣!!
    父が弱っていく姿が細かく描かれてて、ものすごくつらかった。父と息子の最後の会話は涙が止まらなかった。
    ティッシュなしでは読めない!!
    読書でこんなに泣いたのは初めてだった。

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