きみの友だち

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著者 : 重松清
  • 新潮社 (2005年10月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104075065

きみの友だちの感想・レビュー・書評

  • 誰目線で描かれているのかはじめは分からなかったけど、どんどん引き込まれた。この年頃の女子にありがちな感じがよく描かれていた。

  • 小学生の時から、何度も読み続けてきた。

    私も、強くなりたい。強く、優しくなりたい。
    読むたびにそう思う。

    小学生の時に、この本に出会えたから頑張れた。
    これからも読み続けたい大切な本です。

  • きみの友だちがきみのことを大好きで良かった!

  • ★★★★★やばい。感動した。後半に進むに連れて泣けた泣けた。ブンとモトの友情は眩しくて憧れるなぁ。堀田ちゃん、ハナちゃん、西村さんのどの状況もありありと想像できてしまって過去を思い出さずにはいられなかった。する方もされる方も心当たりがあった。友達、大切にできてなかったなと反省しました。

  • この中の「きみ」のひとりは私かも知れない。今そのただ中にいる「きみ」にはヒントになるかも知れない。

  • 「友だち」や「親友」の定義のレベルが落ちている現代。SNSなどで直接顔を合わさずに、悩みを共感したり喧嘩をする関係が「友だち」と言えるのか。安易な人間関係が、近年の不条理な事件の原因になっている気がする。
    「いなくなっても一生忘れない友だちが、一人、いればいい」「一生忘れたくないから、たくさん思い出がほしい。だから『みんな』に付き合ってる暇なんてない」
    とてもハードボイルドだ。でもハードボイルドな人生は生きづらい。終章のエピソードは、そんな恵美でも認めてくれる周囲がいるというメッセージだと思う。

  • 友だちって何なんだろう。
    自分がいま友だちと思っている人は、学生時代の派閥みたいなものからは自由になって、本当の友だちだとは思うけど、恵美と由香ほどの仲かと言われると自信がない。
    でも比べることはできないし、私は私、彼女は彼女、彼は彼、と認められる存在ならどな仲だっていいのかもしれない。

    それにしても、花いちもんめってシビアな遊びだ。
    あの頃怖れつつも笑いながら参加していた私は、堀田ちゃん的立ち位置だったのかも。
    人の痛みをちゃんと感じられる人になりたいって、いい大人な年齢で今さらだけど思う。

  • 精神的にイタイお話。著者は登場人物を痛めつけるなぁ

  • 途中で面倒くさくなった。

  • 「きみ」と呼ばれる短編の中に出てくる主人公がいる。きみがいるからにはきみと呼ぶ僕がいる。書き手はずっとその僕と気づくのに時間がかかってしまった。きみと一言に言っても色んなきみがある。

  • 友だちという言葉、クラスの子、いつも一緒にいるみんな。みんなが友だち、そう使う子がほとんど。
    でも、何かあったとき、みんなのなかにいる友だちは豹変する。
    だって、みんなが。と言わない子は本当の友だちと恵美は思う。
    交通事故にあったのは、自分のせい。でも、きっかけはみんな。それを責めて、ミンナノトモダチをなくしたけれど、そうしてわかったことと。最後に残ったもの。
    どっちが絶対にいい。とは思わないけど、なにかつまづいたときに、こういう見方もあるんだよと教えてあげられるような、そんな話

  •  恵美は10歳の時、交通事故で左膝を複雑骨折した。
     そのことで、彼女も変わり、友だちとの関係も変わった。
     語り部は、その15年後、彼女と結婚する小説家だ。

     ひとりひとりに「君の話を描くよ」と語りかけながら、恵美との関係を交えて少年、少女の思いと現実と、本人は気づかない事実が描かれ、読み手にいくつかの思い当たる昔を呼び起こさせる。
     当たり前のことだが、みんな一生懸命生きている。誰もが悪意をもって人を傷つけようとはしない。それなのに人は傷つき、人を傷つける。
     それは、誰かの意思によって解決することもある。偶然の出来事で解決してしまうこともある。また、時間がたつことで収まっていくこと、造られていくこともある。
     その中で他人が「友だち」になるときがある。これだけ大勢の人間がいて、そんな関係になるというのは本当に貴重なことだし、本当は大事にしたいんだけど、なかなか難しい。
     でも、そんな中でみんな生きているんだよ、という語りかけが気持ちいい。
    2007-04-04

  • 友だち、友情ってなんだろうということを、事故で松葉杖をつくことになった恵美子のくっきりした人格と彼女のたった一人の大事な友達との時間が教えてくれる。彼女が切り取った写真の、かけがえのない一瞬にとても興味がある。最後の結婚式の場面は写真とともに思い出深い人物が揃って嬉しかった。

  • 事故で片足が不自由になったことで、いろんなことが見えるようになった少女と、その少女の周辺の話。

  • 命の限り(終わり)を知っている人と関わり合うのは辛いかも知れないが、想い出がない方が辛い。忘れてもいいじゃないか。自分が辛くなった時にその人が笑いかけてくれるよ。想い出は心の洋服なんだから。

  • 主人公を取り巻く少年少女たちの友人関係を描いた作品。安定の泣かせに来るお話でした。思春期に陥りがちな友達という枠組みが各種登場する。主人公はその枠組みを超えたようだったが、もしも彼女の死がなければ、やっぱり枠組みの中で生きていくことになったのではないかと思う。

  • 感動!
    泣ける!
    恵美ちゃんすごくかっこいい。

    むかしに読んだことがあったけど、時間がたっていろいろわかるようになってから読んで、すごく深まったと思う。

    …友達ってなんだろう。

  • いちばん大切な、一生忘れない友達が一人いればいい。
    涙が自然に出てきた。
    優しさが溢れてしまいそうな本。

  • 恵美さんのかっこよさに尽きる本。
    章ごとに主人公が変わるのだが、どの登場人物もそれぞれの葛藤や可笑しさ、そして優しさで溢れている。
    その主人公たちにかける恵美さんの言葉は、どれもストレートだがそれゆえに素直な想いを感じる。
    読んだ人は自分の「友だち」について改めて考えさせられると思う。
    いつまでも心に残る大好きな小説。

  • 「もう、学生に戻りたくない」改めてそう感じる1冊です_( _´ω`)_
    「きみは..」と、主人公を見て話すような文体が とても面白いと思いました。

    "黙っているのは見捨てるということで、泣いてしまうのは負けを認めたことと同じ。"(28ページ)

  • よかった!
    もっと早く読めばよかった。
    小学生、中学生の頃のことを思い出した。
    (相関図、私も書いてたなあ(笑))

    しかし、このふたりは特別だと思う。
    作中でも「閉じている」といわれていたけど、「閉じている」ことって難しいし、あまり望ましいことではない。私は誰かとそんなふうにクラスで2人きりは嫌だな思った。他の子とも仲良くしたいわけじゃなく、閉じていたら2人きりでいることに疲れそうで。
    このふたりだからうまくいったんだろうなと。そんな友だちと出会えたふたりがうらやましい。

  • 「友情」がテーマの一冊。読み終わった時、心が温まるいい本だと思う…が、【花いちもんめ】でラストにして欲しかった。生意気ながら【きみの友だち】は蛇足では?第三者目線の説明の為に付け加えたようだった。

  • 個別の人に対して「友だち」という言葉を、あまり使わない。
    便宜上、使う時もあるにはあるけど、関係性の確認のためには使いたくない言葉。
    定義が出来ないし、主観的で刹那的な関係性だと思うから、持続的な関係の言葉としては使えない。
    それに、定義が出来ない割には、束縛し、される単語でもある。

    由香と友だちじゃないのか、と聞かれ、恵美は答える。
    「由香は、由香。誰のものでもないから、由香は。私もそうだし。」

    友だち と、みんな という言葉は、なんだか似てる。
    ひとりひとりの顔がない集団。

    中学校での友人関係、私は経験していないけど、女子はとかく面倒くさい。
    人間関係に悩む中学生達にも、嬉しい思いも辛い思いも経験して、安定した自分と人間関係を作れる大人になって欲しい。
    中学生だけでなく、大人にもオススメの連作短編。

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