きみの友だち

著者 :
  • 新潮社
4.13
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本棚登録 : 2445
感想 : 464
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104075065

感想・レビュー・書評

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  • いちばん大切な、一生忘れない友達が一人いればいい。
    涙が自然に出てきた。
    優しさが溢れてしまいそうな本。

  • 恵美さんのかっこよさに尽きる本。
    章ごとに主人公が変わるのだが、どの登場人物もそれぞれの葛藤や可笑しさ、そして優しさで溢れている。
    その主人公たちにかける恵美さんの言葉は、どれもストレートだがそれゆえに素直な想いを感じる。
    読んだ人は自分の「友だち」について改めて考えさせられると思う。
    いつまでも心に残る大好きな小説。

  • 「もう、学生に戻りたくない」改めてそう感じる1冊です_( _´ω`)_
    「きみは..」と、主人公を見て話すような文体が とても面白いと思いました。

    "黙っているのは見捨てるということで、泣いてしまうのは負けを認めたことと同じ。"(28ページ)

  • 「友情」がテーマの一冊。読み終わった時、心が温まるいい本だと思う…が、【花いちもんめ】でラストにして欲しかった。生意気ながら【きみの友だち】は蛇足では?第三者目線の説明の為に付け加えたようだった。

  • 個別の人に対して「友だち」という言葉を、あまり使わない。
    便宜上、使う時もあるにはあるけど、関係性の確認のためには使いたくない言葉。
    定義が出来ないし、主観的で刹那的な関係性だと思うから、持続的な関係の言葉としては使えない。
    それに、定義が出来ない割には、束縛し、される単語でもある。

    由香と友だちじゃないのか、と聞かれ、恵美は答える。
    「由香は、由香。誰のものでもないから、由香は。私もそうだし。」

    友だち と、みんな という言葉は、なんだか似てる。
    ひとりひとりの顔がない集団。

    中学校での友人関係、私は経験していないけど、女子はとかく面倒くさい。
    人間関係に悩む中学生達にも、嬉しい思いも辛い思いも経験して、安定した自分と人間関係を作れる大人になって欲しい。
    中学生だけでなく、大人にもオススメの連作短編。

  • まるで小中の自分を見ているようだった。でてくる一人一人にありきたりな、での温まるエピソードがあって涙がでた。

    友達ってなんだろうか。あらためて考えると深いなあ。

  • 重松さんの優しさであふれています。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 子供達に読んで欲しいと思った。

  • ラストは泣ける、感動と心が温まる本です。
    読み終えたときには仲のいい友達のことを思い出させてくれます。

    鹿児島女子短期大学: 霜月

    • librarylovers13さん
      友だちって何だろう・・・。すごく考えさせられます。重松さんの本の中でもお気に入りの1冊です。
      人が何かを抱え込んで、それでもちゃんと前に進...
      友だちって何だろう・・・。すごく考えさせられます。重松さんの本の中でもお気に入りの1冊です。
      人が何かを抱え込んで、それでもちゃんと前に進んで、成長しているんですね。

      九州ルーテル学院大学:Happy Tree
      2013/10/25
  • 号泣

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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