冬の女たち―死のある風景

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著者 : 久世光彦
  • 新潮社 (2002年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104101061

冬の女たち―死のある風景の感想・レビュー・書評

  • 素敵な表紙のコラージュに心奪われてつい、借りないと決めていたはずなのに図書館から借りてきてきてしまいました。
    これは死を語る生きる者の随筆でした。
    久世さんはもう亡くなっているけれど、執筆当時しっかり両の足で生を踏みしめていているという光景がまざまざと目に浮かびます。しかしながらそれは強く大地を踏みしめているってことではありません。しがみつくように、安定が得られるように踏みしめてるってことなんです。
    いつかは必ずやってくる死、私もいつか愛しいと思える日がくるのでしょうか。今は酷く理不尽なものという印象です。

  • しまった三巻目だった(←)久世さんの文章は格調高いのにそこはかとなく色気があって、というかエロくて(笑)好きだー。

  • 久世光彦の本には匂いたつような色気がある。妖艶な、しかし純粋な少女のような。
    誰にも印象に残っている思い出があるだろう。他にもっと重要なことがあったのに、もっと忘れられないことがあったのに、何故か些細な風景が頭に焼き付いてしまう。久世光彦を読んで感じるのはそのような既知感だ。

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冬の女たち―死のある風景の作品紹介

人間は死ぬために生きている。心に残るものたちの向こうにかならずゆらめく、人間の"死"の影を甘美に描くエッセイ。

冬の女たち―死のある風景はこんな本です

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