しゃべれども しゃべれども

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著者 : 佐藤多佳子
  • 新潮社 (1997年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104190010

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しゃべれども しゃべれどもの感想・レビュー・書評

  • 少し反則な感じがする。
    落語に阪神に小学生。
    面白いのは面白いですけどね,
    続編は無理かな。

  • 導入のテンポはいまひとつ悪かったが、大阪弁の少年、村林が出てくるあたりからぐっと楽しくなった。
    「明るい夜」もギャランドゥが出てくるまでは、若干入りにくいところはあったから、こんなものか。

    読み終わって思うのは、従兄弟のキャラが少し弱かったかもしれない。
    他の三人のインパクト(村林くん、代打のおっちゃん、十河さん)とくらべてどうにも影が薄い。
    片想いをよせていた郁子さんをわりと早々にあきらめてしまうあたりは、リアルで、小説としては目新しく感じた。十河さんとの恋模様も、派手なことがない分、かえってリアルだった。このあたりはとても上手だなと思う。

    一番大きな盛り上がりは、村林くんとそのいじめっこ宮田くんの対決だが、このあたりの人間関係の描き方も
    とても良かった。ただ「宮田は何にもない16歳になるだろう」というのはちょっと言い過ぎかなあと。
    いじめっこではあるけれど、その内面をこんなふうに否定しちゃうのもちょっと後味悪かった。

    とはいえ全体的には、とても楽しく読めた。

  • こういう劇的な恋愛は3年経ったらしんどくなりそうで、三つ葉さんちょっとお気の毒。登場人物がみんな個性的で、それぞれに物語を持っていて楽しい作品でした。特にタイガースファンの大阪弁の少年には若い頃のワタシ自身を重ねながらの読書でした。決して涙が出てきたり、笑ってしまうようなそんな作品ではありません。少しずつの出来事の積み重ねが楽しい物語を紡いでいます。

  • 口下手な4人が落語を通して成長していくお話し♪主人公の短気はハラハラするところもあるのだけど、時折飛び出すタンカには胸がすっきりするものが多かったです。4人をそれぞれ応援しているうちに何だか恋愛も上手くいっちゃって、もう終わりは清々しさでいっぱいでした。

  • 落語を題材としつつ、他者との交流が苦手な人々の触れ合いと変化が軽妙に表現されていて面白い。

  • 噺家の三ツ葉が、ひょんなことで落語を教えることになる。
    悩みを抱えたバラバラな四人と三ツ葉が、少しずつ変化していく姿に引き込まれる。

  • 頑張る人たちの話。笑えます。

  • とある噺家の元にそれぞれの悩みを抱えた人々が集まり、落語を練習する事になりー。
    みんなそれぞれの立場や人生、想いがあって、それらにほんのちょっとずつでも向き合っていく姿が丁寧に描かれていました。何もかも全てまる!という訳じゃないのが、逆に真実味があってよかったです。最後の最後、ラストを読み終わった後、本を閉じたら温かいお茶の絵の背表紙が目に入り、気持ちが穏やかになりました。旨味のあるお話でした。

  • タイトルが秀逸だとおもうのです
    しゃべれども、しゃべれども。

    佐藤多佳子さんは、怒る人が好きなのかな。
    この物語の主人公も『黄色い目の魚』のみのりもプンプン怒ってた。私も好きです、怒ってる人。

  • とてもいい作品でした。
    登場人物それぞれの人生がパッと開けていくような終わり方
    でよかった。
    まだ映画版を見ていないので、是非見てみたいと思います。

  • 一瞬の風になれ 以来の佐藤さんの本です
    噺家のお話です
    話す事に色んな問題を抱えた人たちが何故か何とかしてくれと噺家の元へ
    問題が解決したとはいえないけど、ちょっとづつ良い方へ進んでいってるねとほっとしました
    今回も書き口がとても優しい
    落語を聴きに行きたくなりました

  • 〈内容〉しゃべりのプロだろ、教えてよ…あがり症の従弟や口下手の美女から頼られて、話し方教室を開くハメになった若い落語家・三つ葉。苛めにあった小学生や赤面症の野球解説者までが通ってきて…。正直な人たちの胸キュン恋愛小説。

  • 『一瞬の風になれ』著者の作品。同様に、主人公視点で書かれている。とはいえ陸上選手と噺家、言葉遣いも舞台もなにもかもが違う。なのに物語の端々にリアリティを感じる。取材に時間をかけ、丁寧に書いている印象を持った。生きてく上で、いろんな事があるけども、適当にごまかさずに、必死で生きていこう!って伝えてくれている。

  • 同じコンプレックスを抱える仲間との温かな交流と互いに少しづつ成長していく物語。落語も一度聞いてみたくなった。

  • しゃべることが苦手、何かしら悩みを抱える人たちに、ひょんなことから落語を教えることになった噺家が主人公。文章に粋な感じが出てて、面白かった。

  • 「一瞬の風になれ」が好きだったので手にとって見ました。

    この人の本は、さわやかでいいですね。
    面白かったです。
    肯定感が好き。

    落語が聞きたくなります。

  •  映像化してましたよねー。と思ってこの間DVDの紹介を見たら、従弟がはぶかれてた……え?!
     ラストは「おや急展開?!」と思ったけれど、良かったのかな。従弟と……かな?と思ってたんだけども。

  • じーーん、としちゃった。
    落語家さんのお話。

  • 2002年9月25日読了。

  • 二ツ目の噺家今昔亭三つ葉
    吃音で困っている親戚の良から話し方を教えてくれと頼まれ
    ひょんなことから十河、学校で問題をかかえてる村林、ろくにしゃべれない野球解説者の湯河原も仲間入りし4人に落語を教えることになる


    ほんとに登場人物のキャラクターが生きてると思う
    読み終わったあとも頭の中で動いてる



    ラストのほうはちょっと恥ずかしくなるような
    恋愛にまとまったけど
    一門会でうまく話せて終わりかと思ったら
    村林と十河の発表会に続き
    波のようにきれいにストーリーが進んでって
    どんどんひきこまれてく感じ

    ほんとに次の佐藤多佳子の作品がいつ出ないか楽しみ

  • 本を読み終わってから、映画のキャストをチェックしました。映画になっている作品を読むと何となくチェックしてしまうんですよね。でも、野球選手以外はちょっとイメージと違うかなぁ。本は面白かったです。ほのぼのとした結末で安心です。

  • あんまりおもしろくなかった。
    がんばって最後まで飛ばし読みした。
    きっと真面目に読んでたら楽しめる結末だったと思う。
    落語に興味がなかったのも良くなかったかな。

  • 読み始めたら一気、しみじみ面白い。
    生きにくい人達だなあ…三つ葉さんも含めて。村木クンがどんな大人になるのか、見てみたい気がします。
    久しぶりに、寄席に行きたくなりました。

  • 噺家・今昔亭三つ葉が人前でしゃべるのが苦手な4人に落語を教えることで人間関係を築いていく。
    映画で一度観ていて内容は知っていたがそれでも面白かった。

    『吉川英治文学新人賞』第19回(1998年)候補
    『山本周五郎賞』第11回 (1998年) 候補

  • 読んでるうちからカット割りが鮮明に浮かぶ。ほんと、映像向きだな。
    三つ葉さんが小粋で可愛い。こんなに不器用な男の人は逆に魅力的だと思う。

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しゃべりのプロだろ、教えてよ-あがり症が災いして仕事も覚束なくなった従弟の良や、気まぐれで口下手なために失恋ばかりしている美女の五月から頼られて、話し方教室を開くハメになった若い落語家の三つ葉。教室には苛めにあってる小学生や赤面症の野球解説者まで通ってきて…。嘘がつけない人たちの胸キュン恋愛小説。

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