- Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104190010
感想・レビュー・書評
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心温まる噺
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バミューダパンツ。関西弁。えどっこ。
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対人関係に苦しむ4人が落語を習って道を切り開く。児童文学出の著者だけあって4人のうち子どもの話がいい。
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映画で見ようと思ってる間に上映館が下火になってしまっていたので
まず本で。
前になんかのバラエティー番組で太田光が、
劇団ひとりとか芸人作家の書いた本について、
「登場人物に全員人間味があって愛を持って見られる本は上質な本だ」
って言ってたけど、(うろ覚えだけどなんとなくそんな意味のこと)
本当にそう思う。
この本も、登場人物全員に情を持って気持ちよく読み進められる、
さわやかな本です。
読んだらやっぱり映画も観たくなっちゃった。 -
映画化されたので、最近の作品かと思いきや、1997年発表作とか。
どうしても落語についての説明が長くなってしまうのは仕方ないし、大きな展開があるわけでもないが、先が気になって一気に読んでしまった。
ぜひ、映画も観てみたいと思った。
強いて言うなら、三つ葉と十河の恋愛感情の発展をもう少し書いてほしかったかな。 -
吃音の従兄弟の良、気まぐれな五月、いじめにあっているこてこて関西弁の村林、強面だが繊細な野球解説者。このまとまりのないものたちに落語を教えることになった最近少し自信をなくした噺家今昔亭三つ葉。三つ葉の単純明快さがいい。教室に来ている人たちのキャラクターが生き生きしていていい。
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映画よりも原作のほうが良かった。ますます、寄席に行きたくなりました。
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国分太一さん主演で映画化された本。ずっと読みたいと思っていて、やっと手にとることが出来ました。初め想像していた内容と違って、終始楽しんで読めました。もっと落語界のお話かと思っていたけれど、もちろん落語の話しだけれど、落語を通してそれよりも人間の成長とか強さ弱さについて書かれている感じ。全て解決できるわけじゃないけれど、前を向く力を身につける登場人物たちが愛しいです。主人公の三ツ葉さんがいい!これは映画を観てみたくなりました。太一君が三ツ葉さん役?
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気になり始めていた落語・・これ読んで余計に聞きに行きたくなった。
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いいね こういう本。
うまく説明できないけど。
文庫版の巻末解説 北上二郎さん以上によい表現はない。
そして、この本を年度ナンバーワンに選ぶ「本の雑誌」 さすがです。
本の雑誌が続く限りついて行きます。(毎月買ってないけど)
目黒さんの解説 とっても好き。