- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104202027
感想・レビュー・書評
-
権威に群れず、自分の志を軸に展開できる仕事をしている時は、内面からエネルギーが生まれてくるという話。著者ほどにまで、意味ないと思える仕事を削ぎ落とす事は難しそうですが、どこかに共感できる気がします。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リクルートの新規事業開発プロジェクト“RING”に関する記述がおもしろかった。C型社会って今のことだろうし。
-
何度も読みたい!と思わせる1冊。
リクルートを出て、今は和田中学校長をやってる。藤原さんの本。
自分にしか出来ないことを追求して行きついた先にあるのが
フェロー(大学で言う客員教授のようなもの)として社内でも社外でも
無い立場から会社に関わって行く制度を作った。
自分のためにもちろん会社のために。制度を変える力を持っている。
印象に残った言葉が二つ
?『企業にはアンクル(あしながおじさん)が必要。』
リクルートの社内ベンチャー制度のNEW RINGに2回も受賞して
その成功要因のところで、企業にはアンクルが必要。
と言うのがとても印象的でした。
・上からでは無く斜めから見れる人
・視野が広い人
・私欲の無い人
・面白いことにオモシロがれる人
こんなアンクルのいる組織が強い。とのこと。
特に上からでなく斜めからと言うのはとても印象的。
そんな優しい人間になりたい。
?『今後コーポラティブ(C)型ネットワークが使いこなせるかが
これから階級社会を作っていく。』
今までをブロードキャスト(B)型ネットワークとして。
Bは放送する・散布する。Cは共生的とか協力的とかって意味。
B型ネットは人々はTVを見るような感じで情報を受信したい人
C型ネットは人々は近年のWEB2.0的な技術を用いるなどして自ら情報を発信したい人
コーポラティブ型の人間が今後求められるし、そういう人は
いろんなビジネスやつながりが広がっていく。
(ブロードキャスト型ではネットワークを得ることがゴールになってしまうが、
コーポラティブ型はそのネットワークを用いて何をOUTPUTして行くかが求められるので。)
そんなことが書いてあった。
この藤原さんの思い描くコーポラティブな社会像は共感を持った。
この人に会いたい。