この世はウソでできている

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 146
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104231096

作品紹介・あらすじ

TVでは放送されないホンマでっか!?な話。がん検診、禁煙外来、健康診断、国民皆年金制度、国民皆保険制度、青少年健全育成条例、ダイオキシン法、大麻取締法、大規模地震対策特措法、地球温暖化防止条約、レバ刺し規制……。現代社会は「健康のため」「安全のため」「環境のため」という大義名分を掲げて人びとをだましコントロールする法律や規則であふれている。

感想・レビュー・書評

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  • 人間のため、利権のため…嘘ばかりの世界でどう生きたら良いのか…
    とりあえず健康診断は最小限にして、将来ガンと言われてもなるべく治療しないようにしよ。
    外来種だからとむやみに嫌悪感を抱かないようにしよ。

  • 池田先生、一生ついて行きます!

  • 誰かの儲けのために色んな嘘が本当になっている世界。
    しかしこの巨大な流れを変える事はなかなか難しい。
    人々は家畜化しコントロールされコントロールしようとする。
    環境と健康を大義名分に人々は思考停止してしまう。 
    一言いってやろう 大きなお世話だと

  • 利権がいまいちよくわからなかったが、なるほどと思えることがたくさん書いてあった。
    世に出ているモノをなんでも信じるのではなく、一回疑ってみること。
    そしてそのことを自分で調べること。
    国は私たちを守ってくれないから、自分の身は自分で守る。

  • H29/7/16

  • 強者や当たり前に鳴っていることに対して意見を述べてるってだけで僕にとっては面白い本です。

  • 正も偽もなくすべては、数の問題か・・・とまたまた思い知らされました。この世はウソだらけ。
    読んでおくべきかも。

  • 無駄な法整備や利権構造とか、社会の問題点を知る機会になります

    クレーマーに関する記述は、なかなか興味深かったです

    一読する価値はあります

  • 殆どの人がだまされるのは、巨大で組織的なウソである。だまされないためには、ウソの構造についても知る必要がある。

    一方的な悪ではなく、皆がそれぞれに仕組みの中に組み入れられてしまっているから、身動き取れない状況といえるかも。

  • 著者の意見には同意できない部分も結構あります。
    合理性の観点からは無駄でも、譲歩してはいけないところはあると思います。

    もっとも、こういう見方があるのかと新しい見識は得られますし、皮肉の効いた著者の意見に思わず笑ってしまいました。

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著者プロフィール

池田清彦(いけだ・きよひこ) 1947年生まれ。生物学者。

「2020年 『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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