来春まで お鳥見女房

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著者 : 諸田玲子
  • 新潮社 (2013年5月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104235148

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来春まで お鳥見女房の感想・レビュー・書評

  • 珠世の言葉の選び方にいつも感心させられます。
    ひとつの問題を解決するのに、とげとげしくなく角が立たず、問題の起こる前よりもなお一層心が救われる言葉と対処の仕方。
    表紙が皆勢ぞろいで最終巻のような風情ですが続きが読みたいですね。

  • 毎回、安心して読めるお鳥見女房シリーズ。
    何よりも、主人公珠世のキャラクターがいい。
    ”来る者は拒まず”
    ”ここへ来たものはだれもが家族”
    珠世の信条。
    こういう人が近くにいれば、諍いごと、争い事、もたちまち解決だろう。
    それにしても、珠世の周りではいろいろな事件が起こるもの。だからこそ、シリーズも続くのだろう。続編が待ち遠しい。

  • 前シリーズでもコメントしたが、主人公珠世の心配りや機転が冴え渡るストーリーで心温まりながら完読。これだけ心をくだいてお世話をするからこそ、暖かな家族愛が生まれるのだと思う。珠世のとびっきりのエクボがう浮かんだ微笑みをかけられてみたい。

  • 2011〜13年に小説新潮に掲載された7話の単行本化で、シリーズ7作目。

    子供たちが成長して親になり、彼らの世代の出来事が多くなっていくが、来る者拒まずの珠世の生き方が解決への道を示し、みんながそれを頼りにするという矢島家のあり方は変わらない。

    源太夫の娘秋の初恋がいじらしくて切なくていいね。

  • あ~とうとう終わってしまった。面白いシリーズでした。

  • お鳥見女房シリーズ最後、なのかな。
    つまるところ、藤助さんのためのお話?
    伴之助さんが隠居をすることになり、ますます珠世さんとの仲が深まるシーンがよかった。

  • 締めの大円団?
    続きを書こうと思えば書けるだろうけど、番外編という感じになっちゃうかな。
    出てくる登場人物、みんな好きです。

  • 既にシリーズ7作目。
    こんなに続くと思わなかったけれど、ハズレがなく安心して読める。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/11957615.html

  • お鳥見女房シリーズ第七弾連作短篇。主人公の珠世の夫である主が家督を譲る事になり、“お鳥見女房”も引退することに……。矢島家はおめでたつづきだった。お鳥見役のつとめで遠国の密偵に出た嫡男は命からがら戻り、不妊だった嫁は懐妊、長女も初子に恵まれた。が、来る者は拒まずで、誰でも受け容れる珠世には、倫ならぬ恋や夫婦、親子の不和、不幸せな境遇ゆえに犯した罪の解決など難題が持ち込まれる……。完結間じかでしょうか?表紙が素晴らしいですね!来る者は拒まずの一家の要、珠世の知恵と慈愛に癒されます。


    時代小説の定番、下町の長屋の人情物でも、剣客物でもない下級武士の家族の小説。第1作の『お鳥見女房』から、『蛍の行方』『鷹姫さま』『狐狸の恋』『巣立ち』『幽霊の涙』『来春まで 』

  • お鳥見女房シリーズの第7弾

    このシリーズは、いつも一気読みしてしまうんだよね。
    読みやすさもあるんだけど、次が気になって読みふけってしまう。

    大きな出来事があるわけではないけれど、それぞれの登場人物をこまやかに描いていて、感情移入してしまい、どっぷりハマってしまうんだよね。

    伴之助と珠世夫婦の関係が、話が進むにつれてどんどんステキになってくる。
    こんな夫婦になれたらいいなぁ…

    まだまだ続くといいなぁ。

  • お鳥見女房リーズ第七弾。前巻の不穏な雰囲気から一変し、矢島家は表紙のような幸せムードが漂う。もちろん家族や周辺に悲しい事も一騒動もあるが、家族などの思いやりと人情で収まるところに収まり平穏な矢島家の日常が四季折々の描写と暖かな語り口で綴られる。秋や源二郎のエピソードが微笑ましいし、また増えた居候の言動がスパイスとなっている。今巻で印象に残ったのはしゃぼん玉の藤助。当初からのキャラながら謎多き人だったが、その素姓が明かされる表題作「来春まで」これぞお鳥見女房という家族と人情が詰まった話だった。

  • シリーズ物ですが毎回外れが無いです。
    Heart Warmingなストーリーで、こんな立ち振る舞いが出来てればな〜なんて考えさせられます。
    ま、読んだ時位、心を洗われてみましょう。

  • いつものことながら、珠世のまわりはにぎやかで
    暖かい。

  • 矢島家の子供達も次々と結婚し、孫たちでにぎわうようになるとは。

    今回は命に関わるような危機はこれまでほどはなかったが、これだけ人の出入りの多い家だから、持ち込まれる事件もそれなりにあるということだ。

    しかし、いつも他人に無償の優しさを分け与えてきた珠世だからこそ、いざという時には助けてくれる人が必ずいる。
    珠世の頼もしさが際立つ今作。

  • L お鳥見女房

    毎回人物説明が入るのは雑誌掲載だから仕方ないか。でもかなり大勢の身内がいるので復習としては○。
    ほのぼの家族話だけどそれだけじゃ終わらない。珠世の熟練夫婦も息子たちの新しい家族も紆余曲折、ここまでくるのにいろいろあった、と。
    藤助は残念だった〜。

  • 【収録作品】第一話 女ごころ/第二話 新春の客/第三話 社の森の殺人/第四話 七夕の人/第五話 蝸牛/第六話 鷹匠の妻/第七話 来春まで シリーズ第7作

  •  これまた賑やかでほのぼのとした表紙絵に惹かれて一気に読破 バッタバッタと悪人をなぎたおす剣豪が出てこないのが好い
     矢島家の女主人球世の来るものを拒まずの家風が心地よい
    少し昔はどこも大家族で新年のあいさつに集まるとにぎやかだった
     my家も お正月に前の溝に脱輪したよその車を五人でヤーッと持ち上げたくらいバイタリティがあった 
    女性作家ならの心配りがあって江戸物の型から外れたとこが面白い
     藤助さんが元気になって江戸にもどってシャボン玉を商うのを読みたいものだ

  • なんと表紙の賑やかなことか。
    刊行ペースは遅いけれど、連載内での1年半で物語はきっちりと1年半進み、新しく子供は生まれ、初恋があり、別れもある。小さくない事件も起きるが平穏な日々の一冊。
    次巻では二人旅等も登場するのかな。

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来春まで お鳥見女房の作品紹介

主が家督を譲り、“お鳥見女房”も引退することに。が、珠世を頼る者は引きも切らない。大人気シリーズ最新作。矢島家はおめでたつづきだった。お鳥見役のつとめで遠国の密偵に出た嫡男は命からがら戻り、不妊だった嫁は懐妊、長女も初子に恵まれた。が、来る者は拒まずで、誰でも受け容れる珠世には、倫ならぬ恋や夫婦、親子の不和、不幸せな境遇ゆえに犯した罪の解決など難題が持ち込まれる……。知恵と慈愛に満ちた、円熟の連作短篇。

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