- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104256037
感想・レビュー・書評
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いいか悪いかは別として、生きるという気持ちを繋げたいという思いは伝わってくる。
それでいい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了日2010/05
松雪泰子さん主演の映画の原作。
やっぱり、谷村志穂さんの本は好き。静かな本です。
乳がんの再発を隠しながら子どもを出産する、出産までの心の揺れ、葛藤、夫婦のすれちがい、誰にも相談できない苦しさ。とても激しい、切ない物語だけど、大号泣するような感動ではなく、静かに心にしみ入るような物語です。
乳がん検診を一度もしたことがないので、しなきゃ!! -
これは。。。タイトルからして覚悟して読み進めたものの。。。
何回も涙が出ました。
号泣というよりは、ダラダラ出るという感じ。
乳がんを 抱えたまま 初めての妊娠。
新しい命と限りある命。
やっとできた子を諦めろと言われたくないため
再発したと 誰にも言わず
不安を抱えたまま 子供を産む滴。
どれだけ生きていられるだろうとか、
切なすぎる。。。
けど、傍らにいつもいる良介が
かなりいい。
なんというか、静かだけど
強く支えてて、こんな旦那さんが
ほんとにいたら いいなぁと思った。
悲しい話だったけど、
なんか すごいよかったです。
成長し瞬太の性格もいい感じだったし。
結構 好きな話です。 -
ぶっちゃけこの作家さんの文章あまり好きじゃない!って思ってた。けど、昼ドラの影響で読んでみたらコレはなかなか良いかも!自分も子どもを持ったせいか、かなり感情移入して読んでしまった。あまり先入観持たずに他の作品も読んでみたい
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タイトルどおり、余命宣告をされたひととその家族の話。
こういうテーマは、大抵泣ける書き方をすると思うんだけど、これはそうではなく。
ただ淡々と、余命宣告を受けてから、生きていく事を綴った話。
最後の最後にスッと涙が。 -
人生において、子供を授かることは
一つの分岐点だ。
とてもとても簡単に健やかな子供が
自分の元にすんなりやってくる。
決して、そうではなくて、
余命では、自分の命と、子供の命を
選択することになる。
主人公がいとおしかった。 -
09/10/22読了 気分が良かったからか作品が良かったからか、文章がすっと頭に入った。心地良い感じ。
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とても重い内容でした。主人公の強さに驚き、自分だったら到底できないと思いました。ただ、自分の最も大事な夫に何も言わず一人で背負ったのはどうなのか。夫がとても気の毒で、正しい判断なのかと読んでいてとてもつらかったです。
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結婚10年目の妊娠、そして乳がんの再発。子供の命と自分の命、天秤にかけられるはずがないと思う。もし自分が主人公の立場だったらどうするだろう?女性にとっては究極のテーマです。