尋ね人

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著者 : 谷村志穂
  • 新潮社 (2012年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104256051

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尋ね人の感想・レビュー・書評

  • 胃癌で余命僅かな母の昔愛した人を探す話
    恋に破れお金も仕事も無く
    なんで〜
    チョットがっかりかな

  • 洞爺丸をめぐる事故のあれこれはドラマチックではあるが、それを追いかける現在の人間ドラマは少々退屈。
    2015/09

  • 函館を舞台とした洞爺丸沈事故と青函連絡船が絡んだお話。とにかく懐かしい気持ちでいっぱいになった。
    以前に住んでいた場所でもあるし、さらに先月訪れたばかり。具体的な地名追って物語が進んでいくうちに
    情景はっきりと浮かんできたのもよかった。
    失踪した好きな人がいながら結婚生活を送ることは
    その想いを墓場までもっていく覚悟が必要なのかとも。
    病床で告白されても娘の立場では複雑なものがあったかと思うがいかがなものだろうか。
    葛藤がありつつも一生懸命すぎる母娘のありように
    やっぱりこういった結末かなってある程度予想できてしまったのが残念。

  • 劇的な幸運などない。
    ただ、女として男として、愛し合った事が事実。
    噛み合わなかった、
    結び合わなかった、
    愛があってもそういうことはあるんだなあ。

    いくつになっても女は女。

    人間らしいずるさと純粋さの
    入り混じった青春に
    翻弄されたいくつかの人生のお話。

  • 末期癌の母のもとに帰ってきた主人公、李恵は思いがけず母の結婚前の恋愛の話を聞き、突如行方知れずになった男を探してほしいと頼まれる。

    李恵の母、美月と相手の大橋の物語、李恵の恋愛とが時代が違うにも拘らず、同時に描かれていて不思議な印象です。

    女二人の恋愛模様が主体ですが、母娘二人の情も良い感じに描かれています。

    ラストは、ちょっと夢のようなふんわりとして哀しいエンディングです。

  • 以前に既読をチェック

  • 舞台はやはり函館。主人公と恋人の機微がうまい。お父さんはけして嘘をつかなかった、のひとことで、母の人生は間違っていなかった、と言えよう。それにしても、なぜいつの時代も、恋には嘘と不誠実が溢れているのか。そして、選ばなかったとしても、いつまでも、気持ちの奥底に残る、愛しい想い。この作者、根っからの恋愛体質。そこが好き。

  • 私だったらやり切れないなぁ。
    母の今も秘めた恋バナを聞くのも無理だなぁ‥
    この寿司やとバゲットは是非食べてみたいし、トラピストバターの飴も買ってみよう

  • 先日ドラマ化されたものを見て、少し物足りなかったので原作も読んで見た。やはり何かが物足りない。それは人物の掘り下げ方なのか?私が求めていた物がもっと熱を帯びた物だったからか?恋人や親友がいきなり失踪した時にはもっと死に物狂いで探し回るのが本当なんじゃないのかとの思いが捨てきれなかったからか?読後感はどうしても何かが物足りないんだよww

  • 死期が近い母が、最期に会いたい人がいると娘に告げる。
    50年前に突然姿を消してしまった恋人。
    住所も大学もわかっていたから、探そうと思えば探せると思っていたのか…でも彼に許嫁がいたこと、自分も彼をあきらめて結婚したこと、彼の嘘や不信感もあった。
    会えたらどうだったんだろう。彼は駄目な人だと思った。

  • いまいち何が言いたかったのかわからん内容だった。
    主人公に共感もしにくい。

  • 平凡に暮らしてきた人と思い込んできた母美月には、かつて真剣に愛した人がいた。死を目前にしてその思いをうちあけられた李恵は、失踪した母の恋人の行方を追う。
    もしかしたら秘めたままだったかもしれないことが、しだいに明らかになる。有名なアパレル会社のデザイナーのパートナーだった李絵の再生物語でもある。

  • 時代背景、土地の特徴、事故の歴史、などなどよくよく調べていなければ書けないだろう部品がたくさんあります。さすが手練れという感じ。

    主人公にはちょっと共感できないところも私にはありましたが、主人公の母の追う、こういう「忘れられない恋」、きっとでも現実にもあると私は信じます。
    これから更に年をとって、自分は最早これまで、と思った時に思い返すのはどんな恋なのだろう…ということを考えました。

  • 「洞爺丸沈没」を柱に描いた恋愛小説だけれど、なんだかムリムリの設定、ロマンも感じないし、文体も古く繰り返しが多すぎ、東城人物のどの人も描ききれていない。

  • 専門学校時代からの恋人が立ち上げた服飾ブランドを補佐していた李恵は彼に新しい女が出来たのを機に病気の母を看病するため故郷函館に帰ってきた。母は結婚する前に付き合っていて突然失踪した大橋藤一郎を捜して欲しいと言う。李恵は母の願いをかなえるために奔走する。
    大橋は豪農の生まれで許嫁がいたが、そんな人生が嫌になり失踪。後、大阪に流れ着き、バーテンとなる。そして、美月と新しい人生を送ろうと決心し函館に向かうが美月は結婚。そして、失意のまま大阪に戻るときに乗った洞爺丸が台風で転覆。帰らぬ人になっていた。

  • 死期が迫って来た母親の結婚前に失踪した昔の恋人を捜す話。
    でも、ただの嘘つきの弱虫男だった。

  • 人の一生はわからないことだらけですね。言葉にしなければ伝わらないし、言葉では説明しきれないし 結局人は自分に都合のいいような慰めをいいわけに生きていくのでしょう。

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尋ね人の作品紹介

昭和二十七年。何の前触れもなく姿を消した恋人…末期ガンの母に代わって消えた男を捜す娘は、いつしか母の想いに自分の恋を重ねはじめる。函館の街を舞台に、時代を挟んで向き合う二組の恋人たちの行き着く先は-衝撃の結末が胸を揺さぶる渾身の恋愛長編。

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