青猫の街

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著者 : 涼元悠一
  • 新潮社 (1998年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104271016

青猫の街の感想・レビュー・書評

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  • ・とても印象に残っている小説。3回ぐらい読んだ。
    ・90年代のインターネットに関する用語が頻出するけど、この本のテーマはそこじゃないと思う。当時のインターネット黎明期の雰囲気も良く出ていて、好きだけど。
    ・この本で書かれているテーマは普遍的なものだと思う。発売当時から20年くらいたっているが、全く色褪せていない。この本を読むまではそのテーマみたいなことは考えたことがなくて、心に残った。
    ・ここに書かれた感想から見えてくる自分と、実際にいる自分、どちらが本当なのか。
    ・ほぼ日刊イトイ新聞の「担当編集者は知っている。」、この本に関するとてもよい話と思います。
    https://www.1101.com/editor/1999-01-29.html

  • 一気に読み終わる。
    読んでる間はずっと「1998年頃の小説ってこういう感じが多かったな」「当時のBBSってこういうアングラ感がすごかったな」と思い出てしまう良書。
    死語となったパソコン用語が多く出てくるため、当時パソコンを使ってた人しか読めない気がする。それでも日本ファンタジーノベル大賞をとっているのがすごい。

    読ませる力がとにかく強い本です。ぐいぐい引き込ませる力はさすが涼元さん。
    ただ、Keyから涼元さんを知った身としては、作風が違うなーと感じる。伏線の張り方や回収とか。
    あと、文章が横書きになってるのはパソコン仕様ですね。最初は違和感あった。

  • 日本ファンタジーノベル大賞優秀賞(10回)

  • 図書館で借りました。

     パソ系オタク小説。現代。日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞。
     システムエンジニアの主人公。友人が失踪したので、それを追いかけるうちに「青猫」というキィーワードにぶつかる。
     調べていく内に、嫌がらせを受けるようになり・・・。

     横書きなので大変読みにくい。
     最初のパソコンが核。
     友人が考えた理想的な過去。
     失踪したAに無夜は共感を覚える。
     自分の考えたとおりの過去の物語をどこかに永久に保存しておけたら、無夜も失踪するかも(笑)
     それにしても、青猫なんか特殊な意味があるんだろうか。前の受賞作にも「青猫屋」があった。

  • 第10回ファンタジーノベル大賞(優秀賞)。キーワードは、PC98、失踪。懐かしいPC用語が出てきて、いま読み返すとレトロで良いかもです☆

  • 日本ファンタジー小説大賞優秀賞。
    インターネット謎の組織「青猫」とは。
    今では普通にあり得ることかもね。

    (2000年05月24日読了)

  •  懐かしくもレトロなテクノロジー小説。
     windows95とか、PC-98とか、パソコン通信とかモデムとかそのくらいの時代のパソコンが出てきてワクワクする。

     ただ、ファンタジー小説の大賞受賞作なんだよね(笑)
     そうかこれ一般人から見ればファンタジーなのか……ということに驚き。確かになぞめいた固有名詞とか、不思議な道具が出てくる世なぁ。
     展開でやや突っ込むべきところはあるんだけど、ファンタジーというジャンルにおいては「そういうものかな」と思わせてしまう力がある。

     現代においてオススメかといわれると悩むけど、好きな作品である。発売当初ならオススメだったと思う。
     しかし技術の進歩ってすごいね!

  • <内容>
    第10回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
    ある日、同じシステムエンジニア友人、Aが失踪した事を知る。
    Aの部屋にはただ一昔前のPC、PC-9801VMだけが残されていた。
    そして―――青猫。
    インターネットという悪意の暗闇を描くサイバーノベル。

    <感想>
    涼元さん神すぎるっっっっ
    正直、PCの名前なんかは一昔のタイトルがズラリで知らないものばかり。でも、それがやっぱりSEという仕事の主人公を書く上でリアル性を醸し出していたり、インターネットの使い方なんかもそうだ。
    ただ、2009年の今読んでみると、時間の流れを感じずにはいられない。

    麻雀の役は生き物だ的に言うと、小説も生き物なんでしょうね。

    文学作品とかでも、その時の時代背景が分かっていないと本当に言わんとしていることが見えなかったりする。
    そんな感じでしょうか。

    もっと、早く出会えてれば良かったとも思いますね。正直。

    でも、それでも。時代がずれていても面白い物は面白いのであって、展開のスピード感。そして、伏線の連続、そして最後の回収。
    初めに放置されていたパソコンの状況だとか、後になってみれば(裏技臭いからセコイっちゃぁセコイけど)納得することばかり。
    章と章の間がたまに急に飛んでるのに違和感があったり、本のくせに横書きだったりと色々感じることはあったものの、
    よくよく考えてみれば、横書きなのはPCの名前で英語がやたらと出てくるからだったりする訳です。

    暗号についても中々ですね。
    ))とか平然と書かれてしまえば正直分からなかった。
    まぁ、分かってしまえば簡単な暗号だったりもしたけれど。
    それでも、文系の人がここまで書くとは全く持って思わない。

    どんだけ詳しいんだっていうwwwwww

    オタの話とかも出てきたりと、この頃から今の路線に行く可能性は十分に見えていたみたいですねwww

    それにしても一貫してAという名を使っているのは、漱石のこころとかに習ったのでしょうかね?
    本人とかの名前は出ちゃってますけど、これが逆に良い味を出してます。

    うっは〜涼元作品探すのが大変だwwwwwwwwwsww

  • 08mmdd読了

  • まだ今ほどネットが普及していなかった頃に書かれて、読んだ。
    今読み返すと用語が理解できるようになっていたり古くなっていたりするけれど、やっぱり面白い。
    どことなくアリスチックな不思議っぽさが漂う。

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