退屈姫君伝

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著者 : 米村圭伍
  • 新潮社 (2000年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104304028

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退屈姫君伝の感想・レビュー・書評

  • 物語全体を通してちょっと駆け足すぎる気が……。

    ラストの「いくら勢力を誇った田沼でさえ、いち官僚にしか過ぎない」と思い知らされるシーンはよかったが。

  • 倉地がめだか側につくか田沼側につくかふらふらするものだから、ドキドキハラハラしながら読めた。
    終わりに向かって、伏線が綺麗に回収されていって、読み終えてスッキリ。

  • 久しぶりに読んだ時代もの。
    軽妙な語り口がなんとも読んでいて楽しいです。
    食えない将軍さまも、可愛いめだか姫もいい。
    なにより女くの一お仙ちゃんのキャラクターが魅力的。
    次巻からもまだ続きがあるようで、
    ちょこちょこ読んで行きたいと思います。

    久しぶりに読むと時代もいいものです。
    しかし昔の価値観に忠実なせいか色ごとやエロネタがひょいひょい
    飛び出すあたりは生々しいかなあ。どうかなあ。

  • 大藩陸奥磐内藩のいたずら大好きめだか姫が小藩の風見藩にお輿入れ。
    時は田沼意次が飛ぶ鳥を落とす勢いの頃。
    田沼の陰謀に立ち向かうめだか姫の聡明な可愛らしさったら!


    米村さんは小気味のいい話芸が面白いのである。
    落着もきれいに収まり、にっこり大団円です。

  •  本屋さんで気になってはいたんですけど買ってなかった本、「おんみつ蜜姫」もこの作者かー!
     …姫萌えの人?
     いや、人のことは言えませんが。

     退屈姫君のおかげでわたくしどもは退屈しません。ありがとうございます。

  • 面白かった!何と言っても主人公のめだか姫が可愛過ぎです…!「すてきすてき」と目を輝かせる様がたまらなく可愛らしい。でもただ可愛いだけじゃなくて、頭も切れるところが本当に「すてきすてき」!!

    物語の内容にも満足でした。藩の“六不思議”の謎を解く過程、田沼意次の陰謀を探る過程にドキドキ、ワクワク。あの人やこの人をぎゃふんと言わせたラストは何とも小気味良いです。うーん、爽快感。ちょっぴり欲を言うなれば、めだか姫の夫で風見藩主の時羽直重の出番がもっとあれば嬉しかったかな。だってこの人も茶目っ気のある、なかなか面白そうな人物なんですもの。

    この作品は単品でも楽しめます。が、めだか姫の嫁ぎ先で物語の舞台となるのは風見藩だし、くノ一は一八の妹のお仙だし、幕府隠密の倉地政之助は出て来るし…と、前作「風流冷飯伝」とのちょっとした繋がりがあるので、こちらを読んでからの方がより楽しめることは間違いないでしょう。

  •  陸奥磐内藩五十万石からたった二万五千石の風見藩に嫁入りしためだか姫は、藩主の直重が参勤交代で国許に戻る間、江戸の城を守ると誓う。退屈をしていためだか姫だったが、幕府隠密の倉地政之助や女忍者のお仙に出会ったり、風見藩上屋敷の六不思議の謎を解こうとしたりと大忙し。磐内藩と風見藩の間で交わされた密約を探り、留守を守るため知恵を振り絞り田沼と対決!<br>
     めだか姫が憎めない性格でとても魅力的です。その他の登場人物ももちろんそれぞれに味があり、ちょっと抜けているところがあったりで素敵です。<br>
     前作の『風流冷飯伝』も読んでいるとより楽しめると思います。

  • 軽妙で平易な文体で描かれる、死語だがまさしく”おきゃんな”おてんば姫が巻き起こす騒動は、ある意味漫才を聞いているようで非常に面白かったですね。

  • なんたってヒロインのめだか姫のおきゃんさが可愛い! 後の“笠森お仙”も出てたりするのが楽しい。男女の営みの現代語ルビも○。

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