おたから蜜姫

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 41
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104304066

感想・レビュー・書評

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  • 隠密密姫シリーズの第2弾。今回は、竹取物語の謎を追うことに。。。

  • 4/21図書館、借りたものの途中までしか読めず。こういうの苦手。

  •  文献ミステリー?てゆーの?古文書に書かれた内容から歴史の隠れた事実を探る…みたいな、作中で登場人物までが本を読んでるような話は苦手。
    ごめんなさい。資料の部分と謎解きの部分は読み飛ばしました。
    せっかくだから活劇が読みたかったな。

  • 前作で徳川吉宗の落胤を巡る陰謀を打ち破り、諸国見聞の旅に出た蜜姫は、ひょんなことから「竹取物語」でかぐや姫が求婚を断るための難題として出した五つの宝物を探すことになる。
    母親の宇多も大張りきりで謎解きに乗り出し、次第に「竹取物語」に秘められた真実が明らかになっていく。
    まさに新説・竹取物語で、かなり強引なこじつけっぽいところもあるけれど、その<読み方>はおもしろい。こういう着想ってどこからくるんだろう。
    ただ、エンターテイメントの時代小説なのに、どうしても謎解きの性質上説明する箇所が多くなってしまって、その内容の多さに途中で辟易した。単純な冒険譚として、もうちょっとさらっと読みたかったなぁ。
    かなり都合がよかったり、ムチャな部分は多々あるんだけれど、この作者の場合、そういうのをぶっちぎっているところがおもしろい。
    お転婆蜜姫の旅物語は、まだまだ続きそうだ。

  • 読んでいると直に眠くなる〜豊後・温水藩主の娘・蜜姫は讃岐・風見藩主との婚約が成立していたが,突然,風見藩に伊達藩主の妹との縁談が持ち上がる。条件は「仏の石の鉢」「蓬莱の玉の枝」「火鼠の皮衣」「龍の頸の玉」「燕の子安貝」を持って来いというものだった。勿論、嫁に行きたくない蜜姫は、母に相談して、竹取物語の謎を追い求める。それは、大久保長安が遺した金の在り処を解く鍵だった〜カグヤとは祖先が渡来人の流民の一族で、、、天皇にも服属しなかった、、、その末裔が大久保長安で、、、奈良に行って戻ってくると、、、熊野に行ったり、、、中山金山に登って降りると、、、紅葉山文庫に行ったり、、、箱根で、、、宝の在り処を探したり、、、眠くなる解説が長いんだって! もう続編はない!

  • よくできた宝探しの話だと思います。竹取物語が、実は裏があって、徐福伝説とか金鉱山とかに繋がり、最後はとんでもないお宝が出てくるかも、となるのです。只ね。竹取物語は、女の子の憧れが詰まっていると思うのです。それを現実的なお宝の話にしてしまったので、ちょっと話にのれませんでした。もっと非現実的なイケメンとの恋愛話でも、サブにつけてくれればなあ。ここが男の作者との違いだろうか。

  • 暴れん坊姫シリーズ第2弾は竹取物語の暗号に迫ります。
    しかし姫よりお母さんの宇多殿が快進撃。
    とはいえ竹取物語の謎解きは前半部分で、後半はお宝探しの別物なのですが。
    ちょいと長いですね。謎解き部分もけっこう長めの書付文と、脚本のような台詞文の連続が多い。
    蜜姫シリーズよりめだか姫シリーズの方が好きかも。

    装画 / サイトウトモミ
    装幀 / 新潮社装幀室

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