- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104309016
感想・レビュー・書評
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「段ボールハウスガール」にしても、もう一作の「ダイナマイト・ビンボー」にしても、こういう世界もあるのかと、これもひとつの生き方でとも思うが、全く共感できない世界で、登場人物に誰一人魅力的な人がいなかった。
読んだあとも、嫌な気分。 -
<font color="#666666"><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:0;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410430901X/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/410430901X.09._SCMZZZZZZZ_V1057205228_.jpg" border="0" alt="段ボールハウスガール"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/asin/410430901X/yorimichikan-22" target="_blank"> 段ボールハウスガール</a><br>萱野 葵 (1999/07)<br>新潮社<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410430901X/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"> この商品の詳細を見る</a></td></tr></table><blockquote><p><strong>ふとした事件がきっかけで労働意欲を捨ててしまったOL。勤めを辞め、ガスも電気も水道も止められて、アパートも追い出され、わずかな手持ちの金も底をついてしまう…。無気力で無責任で世間に悪態ばかりついているヤな女。でも、ちょっとイイ女かも…。救いようのないクズ女を描く表題作の他、あの手この手で生活保護をかちとろうとするこれまた最低の女を描く、「ダイナマイト・ビンボー」を収録。書き下ろしビンボー話2編。</strong></p></blockquote>
杏(あん)は、OLをしながら爪に火を灯すようにして貯めた200万円を盗まれた。しばらくして捕まった犯人は、二十代の妻子持ちの男だった。それ以来、杏は、部屋には帰らず公園や図書館で過ごすようになるのだった。
犯人に対する憤りの気持ちはわからなくはない。空しさもわかる。気力が一気に萎えるのもわかる。だが、そこから先の気持ちの動きがわたしには理解できない。だから読むのにただ疲れた。これのどこがイイ女なのか...。</font>