- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104329052
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プロローグ 黄金の州
第1部 地表に金が転がっていたー19世紀のゴールドラッシュ
第2部 鉄道王、大学を作る
第3部 ゴールドラッシュの再来ーシリコンバレーの再来
あとがき -
19世紀のゴールドラッシュと2004年ごろのゴールドラッシュを比較して、ビジネスモデルの在り方について示唆を受ける本。
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こんな面白い経済本は初めて。
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■ゴールドラッシュモデル
A.19 世紀、サンフランシスコの北で農場を経営していたジョン・サッターは、所有地で金を発見した。彼は、金の発見
が農場に与える影響を憂慮しつつも、何の対策も講じなかった。そのため、本来なら大金持ちになるはずだったのに、
財産の全てを失った。
彼が全てを失った原因は、「日常性」と「サンクコスト(過去の時点で行った投資のコスト)」に対する執着にある。この2
つは、大変化に直面した人間の判断を誤らせる元凶である。
B.ゴールドラッシュの成功者は、自ら金を掘る代わりに、「情報を公開し、必要な道具を独占する」「人々が求めるものを作り、供給する」などのビジネスモデルによって成功を収めた。これと同様のことが、21 世紀のIT 革命においても見られる。ヤフー、グーグルなどの企業は、インターネットを使うために必要な手段を提供して、成功を収めた。
C.米国では、産業構造の変化が進みつつある。日本の産業構造も、今後、大きく変わらざるを得ない。そのためには、優勝劣敗の競争社会を受け入れる必要がある。また、他者依存の姿勢を改め、個人が自力で未来を切り開いていくことが重要である。 -
アメリカの実態を良く知っている著者。アメリカの歴史を調べれば、アメリカ人の本質が理解できる。
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0608
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forty-niners ゴールドラッシュで集まってきた人々 1849年
幸運に恵まれた人 rich strike
西海岸に簡単には移動できない。一攫千金をもとめてやってきた
フランスのニーム地方でつくられるserge serge de Nimesがなまってdemim リーバイストラウス
駅馬車 ウェルズファーゴ社 ヘンリーウェルスとウィリアムファーゴ
セントルイスからLAまで25日
今銀行として残っている
The big four チャールズクロッカー、コリスハチントン、マークホプキンス、リーランドスタンフォード
大陸横断鉄道の建設者
コールデンスパイク 東と西から建設した鉄道がここで完成
スタンフォート はじめて映画
男の子がヨーロッパ旅行中、腸チフスでなくなる。カルフォルニアの子供が私たちの子だ。
リーランドスタンフォードジュニア大学
はじめから工学部がある。実学重視。女性に門戸開放 1891年 -
ITとゴールド(金)の関連性、類似性を考察。ITで儲けるには昔の教訓が生きてくる。勝者と敗者の違いはなぜ起こる?今後を生き抜くためのヒントが隠されていると思いました。