くまちゃん

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104346042

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛小説はほとんど読まないけど、これはおもしろかった。『人を思う気持ちというものは、私たちのどんな器官より現金で頑丈』すごく的確。納得。

  • 失恋していく人たちの短編集

  • あとがきを読んで『ふられ話』なんだと気付いた。
    読んでる最中は『片思い』の話だと思っていたので。

    恋愛経験豊富だと人生がより華やかで
    恋愛経験が少ない人より上みたいな感覚
    (特に若い頃は)だったけど、その分別れを経験してるわけで
    悲しい経験もたくさんしてるんだな〜と改めて感じました。

  • 短編集ですが、
    一つの話に出てた人が、次の話の主人公って具合につながっている話。

    こういう短編集、好き。
    人って、こちら側から見るのと、向こう側から見るのとでは、全然違うんじゃないの、っていうそんな気持ちになって。


    "光の子"がよかった。こんなガチガチな思いに囚われてる男子嫌だけど、話はよかった。
    病院の待合室で読んでいて、涙がでそうになった。
    一人部屋で読んですっきり泣けばよかったと思う。

  • イライラする様な男が沢山出てくる。
    あぁ、こんな男!と思うのに、登場人物たちは何故かこのイライラする男達からなかなか離れられない。
    恋愛と仕事。女性の中でこの二つが同列に同じ重要性で重なる時期がある。

  • さらっと読んだ。

  • フラレリレー小説。
    短編集で、一話目で振った人が二話目で好きな人に振られ、
    二話で振った人が三話目でその好きな人に振られる。

    構成知りながら読んでたから、
    振るときにずっと憧れていた人とうまくいきそうって嬉しそうな様子読んでても
    でも次の話で振られるんだよな、と思いながら読んでしまった。

  • 2012/10/14
    最近失恋みたいなことがあったので、また読みたくなって読んだ。
    失恋は辛い。
    でも、どんなに辛くても次の恋がやってくる。
    そう思えたら、きっとがんばれる。
    私はまだそうは思えないのだけれど。

  • イマイチ入り込めなかったので途中で挫折。また今度読もう。

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著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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