住宅巡礼

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104350018

作品紹介・あらすじ

ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト…20世紀の偉大な建築家たちの溢れるような想像力は、個人住宅でもいかんなく発揮された。家を美しく快適にするための、そして名作を名作たらしめた独創は、どこにあるのか。その答えを求めるには、住宅を訪ね、玄関ドアをノックするしかない-。カメラとスケッチブックを片手に世界各地を訪れた建築家の、旅と発見を綴った、ワクワクドキドキのフィールドノート。

感想・レビュー・書評

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  • ル・コルビュジエの「小さな家」
    フィリップ・ジョンソンの「タウンハウス」
    アルヴァ・アアルトの「コエタロ」
    リートフェルトの「シュレーダー邸」
    フランク・ロイド・ライトの「落水荘」
    アスプルンドの「夏の家」
    マリオ・ボッタの「リゴルネットの住宅」
    ルイス・カーンの「エシェリックハウス
    ル・コルビュジエの「休暇小屋」
    読者のための「住宅巡礼」案内

  • やっぱり中村好文さんは文章がおもしろい。
    中村好文&吉村順三ファンとしては、2人の関係性が垣間見えたいくつもの文章が最高にうれしかった。

  • 名作と言われる住宅の紹介。
    手書きスケッチと細かなディテールを切り取った写真を見ていると不思議と創作意欲が湧く。

  • 以下引用

    カーンの建築は私には崇高過ぎて近寄りがたい、いわば雲の存在で、ただもう仰ぎ見る思いで見ていた

    あたりをはらう作品の威厳のようなものが感じられて、私はそのオーラに射すくめられるよう

    空間すべてを支配する静謐、なにものにも媚びない建築の威厳、そして室内の隅々に充満し、奇跡をもたらす気品、美し神殿とよびたいほどの建築

  • 紹介されている住宅のどれもが個性的。

  • 海外の著名建築家の住宅の事例紹介集。建築家自身のエピソードも踏まえ、楽しく読めた。特に、フランク ロイド ライトの小説よりも奇なる話はビックリした。全部で9邸紹介されているが、どれも実物を見たくなった。

  • アスプルンドとコルビュジエがいい。

  • 住宅建築家の中村好文が、世界中の有名「住宅」建築をめぐり、写真、スケッチ、文章で紹介している一冊。
    建築家ならではの視点や語りが非常に面白く、興味深い。
    世界にはさまざまな素敵な建築物があるんだなぁと思う。

  • 図面がたくさん載ってて良かった。建築見る旅したい。

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著者プロフィール

建築家

「2022年 『線と管をつながない 好文×全作の小屋づくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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