ポーの話

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104363018

感想・レビュー・書評

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  • 「たいへんな作家」いしいしんじの長編大作。優しい表現で、子どもの視線で、しかし人間の暗部を余すことなく真摯に残酷なまでにさらす物語に、最初は衝撃を受けました。なんでここまで痛々しさを見せつけるんだろう。。でもいま、あるがままをとことん抱きしめることの重さ、それが生きる力であることをひしひしと感じています。わたしにとって軸となる一冊です。(さきさん)

  • いしいしんじさんは大好きです。この本が彼の最高傑作ってどこかに書いてあったから昔好きじゃなかったけどもう一度チャレンジしてみました。結果としては、敗れました。不思議な世界とか独特な感じとか好きなんですが、行き過ぎると私はついて行けないみたいです。

著者プロフィール

いしい しんじ:作家。1966年、大阪生まれ。京都大学文学部卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲二文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。そのほか『トリツカレ男』『ぶらんこ乗り』『ポーの話』『海と山のピアノ』『げんじものがたり』など著書多数。趣味はレコード、蓄音機、歌舞伎、茶道、落語。

「2024年 『マリアさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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