アルカロイド・ラヴァーズ

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著者 : 星野智幸
  • 新潮社 (2005年1月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104372027

アルカロイド・ラヴァーズの感想・レビュー・書評

  • タイトルに惹かれて読み始めたが、植物的で幻想的な描写についていけない。なんか中途半端な詩みたいで。

  • 植物毒アルカロイドによって濃密な幻覚を見させられた。
    どこかふわふわとさせながらも決して軽くは無い、重石をつけられて海に沈められたかのような幻覚。
    沈められた海の底で、どこまでも広がる草原や咲き揺れるランプの花、オブジェのような骸骨の木、九人のカミガミが入り乱れまさぐり合う姿を見る。
    そこは「楽園=パラディソ」と呼ばれ、表面を美しい姿で覆い隠されているのだが、中を覗くと恐ろしいまでの狂気が漂っていた。

  • 誰とでも自由に愛し合い、まわり続ける「楽園」を追放されたサキコは、「子をなす」ことを求められる一世限りの現実世界で咲子として暮らすことになる。咲子はともに暮らす陽一に、植物の毒を与え続ける。陽一がそれを甘受し続けた結果は…。途中まで読んで、「これはダメだ」と一旦読むのを止めたのですが、図書館に返す前にもう一度手に取ると、今度はすらすらと読めました。現実世界と楽園の日々が交互に書かれていて、何がなんだか分からなくなっていく感じが、気持ちよくも気持ち悪くもあります。「楽園」の暮らしの描写がすごいです。美しく汚らわしい世界。

  • 誰とでも恋していられた自由恋愛の楽園から、戸籍に縛られた男女関係の現世へ追放された咲子。役所勤めの男と34歳で結婚する彼女に負わされた罰とは? 植物の毒と甘い蜜に彩られた恋人たちの物語。

  • 誰とでも恋していられた自由恋愛の楽園から、戸籍に縛られた男女関係の現世へ追放された咲子。役所勤めの男と34歳で結婚する彼女に負わされた罰とは? 植物の毒と甘い蜜に彩られた恋人たちの物語

  • よく分からない話なんだけど、泣きそうになりました。こういうのを切ないというのか。違うような気がすごくするけど。

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アルカロイド・ラヴァーズの作品紹介

咲子はかつて、人間が植物として存在している"楽園"の住人だった。掟に従い、何度も生まれ直しては恋を繰り返していたが、裏切りを働いたため、この世へと追放される。やむなく結婚情報誌のライターとして働き、区役所勤めの陽一と34歳で結婚。しかし咲子はなぜか猛毒アルカロイドを陽一に与え始める。それは楽園を追われた者の運命だった-。植物の毒と甘い蜜に彩られた恋人たちの物語。

アルカロイド・ラヴァーズはこんな本です

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