ブラック オア ホワイト

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著者 : 浅田次郎
  • 新潮社 (2015年2月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104394050

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ブラック オア ホワイトの感想・レビュー・書評

  • 2017.06.25
    読み始めたけど、ちょっと今の自分には違うかな?と•••。

  • 黒の夢と白の夢。白ばかりでなく黒も見たくなるのが人間の性。
    でもちょっと消化不良な感じ。

  • 夢。
    悪夢とよい夢。
    現実と夢。

  • 夢を見なければ人生の三分の一は空白だ。
    それは罪だと思わないか。
    「近ごろ、よく眠れるかい」
    久しぶりに再会した都築君はそう言って語り始めた。
    三代続くエリート商社マンだった彼の輝かしい人生を暗転させた美しい悪夢の数々、そしてその果てに見たこの国の本性を――。
    バブル全盛期、経済の最前線に立った一人の男の「夢」を通して近代日本の実像を描き出す、野心に満ちた長篇現代小説。
    (アマゾンより引用)

    何かイマイチ面白くなかった。
    面白そうな気がして読み進めたけど、面白くなかった。

  • 浅田次郎さん大好きなんですが、

    この本は夢がテーマで、
    本当に夢のようなペースで進んでいくというか、進んでいるのかどうか、本当かどうかもわからないような、ぼわーっとしたものが全体を覆っている感じがしました。
    私はあまり面白く思えませんでした。

  • 夢の世界は、私も愛しているな。
    とにかく、サスペンスの様な夢物語の様な戦争もののような…分かりやすく言うと真面目な方の浅田作品。御涙頂戴はなし(人それぞれだが)
    物語として楽しく読んだが、読後感はいまいち。

  • 白or黒枕で夢をみる話。
    白い枕の方だけ、使ってみたい。

  • 代々商社マンの都築氏が、輝かしい人生を、夢と現実のはざまで見た夢は現実か?

    スイス、パラオ、インド、中国など、世界を美女と仕事で、駆け巡る夢。

    最初は、ファンタジー小説かと思うような 話と、時空を超えた話で、読み進んだが、、、
    少しづつ、話の飛び方についていけなくなって来た。
    白い枕は楽しい夢を、そして黒い枕は悪夢を、、、まではついていけたが、、、
    満鉄で、権力もあった祖父、、、そして、財閥として宇津居ている主人公の対話。
    少しづつ話が理解できなくなって来る。

    伊藤忠、丸紅、日商岩井、、、、私の父も、私も、この中の商社で、勤務した。
    商総合商社が、明治の富国強兵策での申し子であったように描かれているのは、作者の考えによるものであろうか?

    ファンタジー的な小説とも違って、読みにくい本で本であった。

  • 夢の中の女性と世界中を旅している気分になれて
    一気に読んだ。
    時代の感覚も細やかに描かれていて私の好みだった。

    私は最後の仕掛け的な結末でなくても十分に
    楽しめると感じる。浅田さんは、サービス精神旺盛で
    作り込みすぎてしまうところがあるのかもしれない。

  • エリート商社マンである語り部が世界の各地で見た、白い夢と黒い夢。栄光と挫折を描く浅田次郎の小説。

    読む前の期待が大きかったので、ちょっとガッカリ感。
    皆さんのレビュー評価も低いですね。

    個人的に、何がイマイチだったかというと、もっとエリート商社マンとしての話が読みたかったかな、と。

    例えば、現実と白い夢と黒い夢の3つのストーリーで、ビジネスにおける大事な局面の選択のパラレルワールドをかき分けるとか。

    実際のお話しでは、夢の部分がビジネスに関係なくて、過去の浅田作品を探してくればどこかにありそうな話ばかりでした。
    そういった意味では、新しさをあまり感じなかったですね。

    浅田さんへの、愛ゆえの辛辣レビューでした(^-^;

  • 浅田次郎お得意の小噺。
    楽しく読めました。

  • 主人公が見る夢の部分は正直ほとんど読み飛ばした。
    昔はよかった…という一方的な物の見方が多くて、
    そこで読むのをやめようかとも思った。
    でもなんとか読みおわってみると、
    主人公の数奇な商社マン人生はなかなか面白かった。

  • 現実と非現実、スイス、パラオ、インド、中国といった場所、過去と未来、など時空が渾然となってストーリーが展開し、楽しんで読めた。

  • 黒い夢と白い夢の交錯の果てに、行き着く先が日本商社の黒いDNA。都市伝説すれすれの浅田サスペンスもなかなかいい。人生の3分の1は睡眠。そう。この作品の3分の1も睡眠。

  • 商社マンの都築は、白い枕で美しい夢を、黒い枕で悪夢を見るようになる。
    前後の脈絡がなくてプツンと途切れるところは本当の夢っぽく描けてるけど、予知夢ともファンタジーともいえず、落とし所が中途半端だった。
    都築の語り口がグチグチして暗~い。いっそドタバタコメディーだったらよかったかも…。
    北京の白い夢がきれい。『蒼穹の昴』の占い師の老婆がひょっこり現れそうだった。
    ラストのタクシーの場面、私なら白を選ぶなぁ。

  • う~ん。夢の話なのはわかったけど…
    自分の読解力がないのかと思わされた。

  • 私とほぼ同時代を過ごしてきたであろう、元商社マンが現役時代の行動と、そこに及ぼした夢について語る。
    8時間仕事して、8時間生活して、8時間寝るので人生の1/3が云々...
    同年代の商社マンが、8時間仕事してるはずも、8時間寝られてるはずもないだろという、何言っちゃってんの?感から離れることができず、前提がお花畑に思えて、私には内容まで理解することができなかった。 

  • 浅田次郎は同世代なので、登場人物も似た世代だと背景や心情が分かりやすく懐かしさもある。ただ、タイムトンネルのような夢が主体なので、内容としては引き込まれにくい。時代、国、立場を変えて別世界を経験する面白味はあるが、現の商社と夢の祖父が絡み重苦しい作品になっている。ラストも中途半端な感じだし・・やはり楽しい小説がいいなぁ~

  • 総合商社、財閥。それが富国強兵の時代から脈々と流れてきている、という件は”なるほど”と思った。幕末からバブルまでの日本の歴史を垣間見ながら、人の幸せとか不幸とか、感じる事などその人その人によるのだよな、と感じさせる。
    人生なんて夢のようなものだ、とはよく言われることだけれど、渦中にいるときにはなかなか気づくのは難しい。どんな不幸だって、夢のようなものだ、と割り切れればそれはそれで、面白いものなのだ。
    そんなことを気づかせてくれる小説だった。

  • うーん。浅田作品♪と期待したらこれは私としてはハズレ。物語を紡ぐ言葉操りの術もなかば極め、関心のあるテーマはあとを絶たず湧きあがり、取材旅行にいく時間も財もあるから世界じゅうに飛び、さらに想像をふくらませた売れっ子作家の才能が迷っちゃったかんじですかね。歴史に浸るでなく哲学に触れるでなく心理学に泳ぐでなく空想にふけるでなく。ぜんぶ肩すかしというか。

    黒い枕と白い枕の見せる夢、つねに現れる女、この世界観だけにもっと狭められててさいごに聞き手だったはずのこの名もでてこない男の手に黒い枕、そして暗転。
    くらいのかんじならホラーファンタジーとして読めたかもしれないが。3つくらい、死の真相みたいなの織り込まれてるじゃない、祖父と、旧友と、某夫人と。それもなんか雑多な置かれかたな気がして。都築氏の半生も(夢含め)つねにひんやりとしているし、だから冷めた引いた目で物語をなぞっただけだという読後感。愛も情もロマンもない、なんていうんだろうね、こういうの。ひんやりわかりづらいダークファンタジー。違うか。わからんかった私には。
    ただたくさんはっきり意味を知らないことばがでてきたからたくさん辞書ひいて、それは間接的に私に知識を与えてくれたかもしれない。都築くんカタカナ語が多いからちょっとルー大柴ぎみだったよ。ラストの、心を饗(どよ)もす とかも いつか使いたい。。

  • 総合商社って、海外にはない日本固有の企業形態なのか。かつて読んだルポルタージュやノベルにおいて伊藤忠、丸紅、日商岩井が登場し、もちろん三菱、三井の名を知らないわけではないが、一向に得体の知れぬ存在だった。闇情報で国家をも動かす流通業者、国際的卸売業者って認識で、世界各国に存在するのだろうと思っていた。この小説の主題ではないそんな些末な事を学んだものの、浅田小説の中では馴染めず。夢か現か、読んだのか流したのか、おぼろげな読後感。

  • 白い枕と黒い枕で見る夢の話。読んでいても、現実の話なのか夢の話なのか分からなくなってくる。結局何の話だったのか、夢の話?
    かと言って読み直す気力も無し。分からないまま終わることにします(苦笑)

  • 前半拙速、後半失速のような感じが・・・

  • 人生夢の如し、浮世夢の如し。満州鉄道の理事を祖父に持つ三代続いたエリート商社マン、彼の人生の転機を夢の世界を通じて描く。敗戦、復興、高度成長を経て近代国家への変貌、そしてバブル経済崩壊、夢で見たのは日本が抱えた問題だった。これは悪夢なのか吉夢なのか現実なのか、戦争にしてもバブル崩壊にしても悪夢のようであり、高度成長と好景気は夢のようである。過去の出来事をつらつらととりとめなく書いているようだが、日本という国、日本人は一体何を失い、何を得てきたのか、それを戒めとして歩めと言っているように感じます。

  • 最近は随筆ばかりを好んで読んでいたので、久々にどっぷりと物語を堪能しました。
    浅田次郎の物語はハッピーな大円団や優しさに包まれる結末が多いような印象がありましたが、この物語の結末はいつもと違うような気がします。
    ちょっと恐ろしかったです。この結末についてもう少し考えてみることにします。

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ブラック オア ホワイトの作品紹介

夢を見なければ人生の三分の一は空白だ。それは罪だと思わないか。「近ごろ、よく眠れるかい」久しぶりに再会した都築君はそう言って語り始めた。三代続くエリート商社マンだった彼の輝かしい人生を暗転させた美しい悪夢の数々、そしてその果てに見たこの国の本性を――。バブル全盛期、経済の最前線に立った一人の男の「夢」を通して近代日本の実像を描き出す、野心に満ちた長篇現代小説。

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