本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104405015
感想・レビュー・書評
-
この事件を機にストーカー規制法ができたという事くらいで、詳細についての知識はなかった。被害者の友達の話から経緯を知るにつれ、もっと早く警察が動いてくれていたらと思わずにはいられない。また事件後の警察の捜査にもやるせなさが募るとともに、怒りさえ感じる。著者が取材を進めていなかったらと考えると恐ろしい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
清水さんの本はとにかく読みやすい。臨場感もあるからどんどんページが進む。
桶川ストーカー殺人事件は犯人の異常さが際立つが、警察のあまりの怠慢ぶりに開いた口がふさがらない。全ての警察署がそうではないことを祈るばかりだ。最後の砦だと思って駆け込んだ警察が、この状況下で何もしてくれないのではどこに助けを求めたらいいのかと思ってしまう。 -
被害者の再三の訴えに対し、いかに警察が動かなかったか、また、当時報道されていた「被害者は派手な女子大生だった」的な表現に被害者家族がどれだけ心を痛めたかがよくわかる。