本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104412044
感想・レビュー・書評
-
川上さんの作品は短い言葉に凝縮された光景や雰囲気が好きなのだけどこの作品は、必要以上に言葉が多かったし、説明的な文章も多かった。登場人物もあんまりタイプじゃなく、途中でやめたくなった。でも登場人物を芸能人にあてはめ、頭のなかで映像化出来るようになってからはちょっと楽しかった。中野さん→さま~ず 大竹 、マサヨ→秋吉久美子 、ヒトミ→堀北真希、タケオ→錦戸亮、サキ子→井川遥、自転車屋→さま~ず三村(友情出演)2011/4/22
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんか、イマジネーションを刺激しないというか、深さがないというか、チマチマしてるというか、そんな感じ。あるものをあるままに描いてそれが小説かな?読者に緊張感を強いなくてそれが文学かな?何かを突きつけなくてそれが芸術かな?あまりの緩さ故、この本を読み切るまでに他の本がたくさん読めた。センセイの鞄はそれなりに面白かったのに…。その良さを全て取り去るとこの小説になるのかも。