深川にゃんにゃん横丁

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著者 : 宇江佐真理
  • 新潮社 (2008年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104422043

深川にゃんにゃん横丁の感想・レビュー・書評

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  • お江戸・深川『にゃんにゃん横丁』♪
    そのあたりに住む猫たちの通り道になっている小路。
    そこで暮らす人々の人情物語。

    誰かが困っていたら、何のためらいもなく声をかけて助け合う。
    そんな”おせっかい”が、温かかったです。
    ”おせっかい”って、今の世の中だとマイナスにとらえがちですよね。
    でもこの時代は、かまう方もかまわれる方も、どことなくおおらかで、
    心豊かな時代だったんだなぁと…。

    期待したほど、猫ちゃんは登場しませんが、
    猫がしゃべったんだよ~!とみんなでわいわいがやがや。
    あれ?猫ちゃんってしゃべりますよね~?(笑)

    そして、おつがさんとまだらの最期を見守る彼らの姿にジーンとしました。

  • 深川の山本町にある通称「にゃんにゃん横丁」にはたくさんの野良猫が住んでいる。にゃんにゃん横丁の住人である徳兵衛、富蔵、おふよの3人は幼馴染。徳兵衛は裏店の大家を任されていることから、近隣でおこる数々の騒動に常にまきこまれる。全てが丸く収まる訳ではないけれど、どの話も人情味があり、素朴な人々が生き生きと描かれていて、楽しく読めました。野良猫たちもまた、可愛くて可愛くて…。怒りっぽくて、お節介やきなおふよさんの人柄がとても温かくて大好きです。

  • 人情もの。猫も絡んできて楽しく読めた。
    時代物は苦手意識が強いんだけど、このくらい庶民の話だと入りやすい。

  • 猫がたくさん暮らす長屋の横丁「にゃんにゃん横丁」に暮らす店子の物語。

    やっぱりみんな猫はしゃべると思ってる。

  • 2017.11.11 読了


    下町の猫がいっぱいいる横丁
    にゃんにゃん横丁の人たちの話。

  • 「猫が見ていた」で澤田瞳子さんの「猫と本を巡る旅 オールタイム猫小説傑作選」で取り上げられていた本。
    江戸の人情短編集。
    猫は主役ではないが、近すぎず遠すぎずの猫の間合いで登場します。
    ラストはにゃんにゃん横丁ならではの幕引きです。
    猫の隠された能力?についても語られています。この本を読んでのお楽しみ。猫好きならもしかしてこんな経験はあるかもという内容ですが。

  • 長屋ものだが、大家が主役。
    こうるさい婆さん付き。
    さしたる山もなく、ぶらぶらと読める。
    香箱を作る。
    たしかに猫は「うま、うま、うま」と言いながら食事する。

  •  深川にある小路には、野良猫がいつも2,3匹はいることから、『にゃんにゃん横丁』と呼ばれている。
     そこで暮らす人々の人情劇、てことなんですが。

     はっきり言うと、おふよさんのキャラが私には合わなすぎて、途中で読むのを断念。
     世話焼きのお節介キャラて言うことなんだけど、そのお節介さが尋常じゃなさすぎて。
     自分が『いい』と思ったことには、人の気持ちも考えずに強引に進めてしまうところが、ついていけない。自分の正義が世界の正義だと思ってるの。
     こういう独りよがりな人、ホント嫌い。
     創作の中だから、それが結果オーライみたいになってるけど、もっと人の気持ち考えて、て思う。

     あと、言うほど猫出て来ない。


     ところで、猫のことを『にゃんにゃん』て言う言い方、江戸時代からあったの? ホントに?

  • 2014.4.30

  • にゃんにゃん横丁に住まう人々を描いた江戸人情話。
    にゃんにゃん横丁とはいうものの猫がメインではなく、物語のそこここに猫達がそっと顔を覗かせる。
    世話焼きの幼馴染みの三人がなんとも良いです。
    たくましく心優しいおふよさんが特に好きです。
    縁有って同じ長屋に住まう人々が、親身になって心を寄せる。
    慎ましくも懸命にその日一日を過ごして行く市井の人々。
    現代日本では失われてしまったものが、この物語では確かに息づいています。
    おつがさんの最期のシーンが印象的。
    しゃばけシリーズでお馴染みの柴田さんの挿絵がとても可愛いです。

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