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- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104422043
感想・レビュー・書評
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「髪結い伊佐次」シリーズを読んで、時代小説が好きになった私。特に宇江佐真理の小説は、とにかく登場人物が、あったかくて、人間くさくて、好きなんだ。
「深川にゃんにゃん横丁」も、宇江佐さんらしい、人間味あふれる登場人物がたくさん。だけど、何というか、ドラマ性が薄い感じがしたなぁ。いつも宇江佐さんの小説を読んだ後は、すっきり!とか感動!とか、くっきりした気持ちになるんだけど、今回はそういう読後感がなかった。ので、星2つです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ウエザ時代物は、何時読んでも心がほっくりする。人情に厚い雇われ大家の徳兵衛と同じ年の書役の富造やおふよさんが、猫がしきりと通る小さな長屋の人々が起こすさまざまなあれこれにちゃかを入れて、笑ったり気をつかったりのお話。ウエザものの中ではちょっと中だるみかな。