凶気の桜

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  • 新潮社 (2000年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104423019

凶気の桜の感想・レビュー・書評

  • 浅薄な国粋主義を暴力で表現する“ネオ・トージョー”の3人の少年。彼らの暴走は知らぬ内に渋谷の裏社会に生きる仁侠右翼のテリトリーに踏み込んでいた……ってな話。

    中身のない信条の元、「奪還・強制・排泄」(要はカツアゲ、暴力、強姦だが)と称して渋谷の若者たちを狩っていく様は成程バイオレンスだが、彼らもまた若さ故の甘さから破滅へと進んでいく、その愚かしさをシニカルに描いている。一方で、彼らと対極的なキャラとも言える「消し屋」の三郎の姿はまさにプロフェッショナル。彼が仕事を遂行していく、その描写には凄味がある。

    あくまでバイオレンスを切り口とした社会派小説(って言葉があるのか?)であってホラー小説ではない。ある意味で怖いけど。

    後年映画化もされていて評判も悪くないようだけれど、そっちは未見。

  • 映画の印象が強すぎる。
    三郎×市川かよー萎えるって思ったけど三郎って江口洋介だったしっ、アリか、、、?
    チンピラと暴力団のアングラな暴力の話。

  • 正にストリートって感じ。
    『時計じかけのオレンジ』程、痛々しく生々しい暴力シーンはない。
    エッジが利いてるって意味では、
    かなり利いてる。思春期の男子学生が読んだから、読了後は、肩で風を切って歩きそうな一冊。

  • 渋谷でナショナリストを気取って暴れていた3人組が
    大人たちに大人に取り込まれ、利用されていく。
    他の2人は見事に飲み込まれたが山口はそれをガマンできない、あがき続ける。
    映画も見ましたが山口役の窪塚洋介カッコ良かった!
    消し屋の江口洋介。会長役の原田芳雄も良かったです
    映画だと内容はやはり薄くなっちゃいますね。
    本で読むと消し屋の三郎がかなり存在感ありました。

  • 仕事で向かった町田の本屋で、
    待ち時間に衝動買いしたのを覚えてる。
    帰りの電車で貪るよう(ちょとオーバーかな?)に読んだ。

  • 映画を先に見ました。台詞があまり聞き取れなかったので、小説も読んでみる事に。登場人物が映画の配役で再生されてしまうのが難でしたが、イメージ通りではあると感じた。
    はらりはらりと移ろっていく時代の中で、仁義を変わらずに押し通すというのは難しい事なんだろうな。

  • 映画も原作もどっちもすごく好き。口でも分からないやつは暴力で、みたいな。それがいいのかはずっと分からんけど、芯のある意見を言ってる。
    とりあえず山口がかっこいい。

  • 映画の方を先に見て、やっと原作を読んでみた。映画とはまた違った雰囲気で、ネオ・トージョーの3人、各個人の話も細かく読めて良かった。
    青田会長の最後の最後までの漢らしさがステキだった。
    忘れ掛けてるので、また映画を観たくなった。

    2007.9.10〜12。

  • 映画より断然こっちのほうが面白いと思う。特にラストの青田会長がめちゃ渋くてしびれました。

  • 映画>>>>>原作

  • 映画は観たかどうか覚えてないけど、原作を読んだことだけは覚えてる。だから原作のが良かったんじゃないかな、、多分。

  • あーなんか、痛いような穴がぽっかりあるようなそんなの。どうにもならないもの。映画より原作がいいと思います。

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