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- Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104467020
作品紹介・あらすじ
初等少年院出身と噂され、誰もが恐れ、避けた。教護院あがりの俺、吉川惟朔はある日、同級生をぶち壊し、その日、高校を自主退学し、施設を追われた。親なら棄てた。行くあてなどどこにもなかった。だから女を求め、闇雲に生きるしかなかった-。『人生劇場』『青春の門』を継ぐ反教養小説の大傑作。
感想・レビュー・書評
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2024.03.23読了
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京都を舞台に猥雑と堕落、暴力と頽廃、おそらく自分の潜在的・顕在的心情を表現した自伝的小説で、70年代の青春を描いて余すところがない。
『青の時代』、『古都恋情』、『流転旋転』とそれぞれに上下巻がある長編で、他の著書まで手が回らないので読んでないが、小説家の「業」というものを感じて、恐ろしくも呆れてしまう。
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