途方もなく霧は流れる

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著者 : 唯川恵
  • 新潮社 (2012年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104469055

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途方もなく霧は流れるの感想・レビュー・書評

  • 「途方もなく」という言葉の響きが、
    話の筋の中のあちこちで漂う。

    主人公の父親の失踪
    主人公の失業
    最後は父親と同じように山で生活の糧を得て暮らすことになる。

    唯川恵の三段活用の最後の段に達したような気がする。
    時代物などもいけるのではないだろうか。

  • バツイチ、無職、田舎暮しの主人公梶木岳夫の話。人生の後半期を迎えた主人公の周りには素敵な女性が現れて羨ましい限り。妻に対する考え方は相通ずるところあり。主人公自身の老後最期の時と重ね合わせたように愛犬ロクの最期を看取りながら介護をする。

  • 久しぶりに唯川恵の本を手に取りました。相変わらず読みやすかったかな。
    男性目線で描かれてるのが意外だったのと、途中までは、恋愛なのか、サスペンス的なものなのか、話が散乱?してるような気がしたけど、最後はまとまったのかな。浮気や不倫を、許せるか黙認するか拒否するのか。人によって様々。

    軽井沢に行ってみたいな。GWと夏休み以外で。

  • 航空会社を退職して軽井沢に引っ越してきた49才の男性が主人公。先へ先へと読み急ぎたくなるのは、著者の小説が好きだからだろう。女性の思い切りの良く潔い転進が上手く描かれている。

  • 唯川さん珍しく男性主人公の作品でした。初めは戸惑いましたが読みやすかったです。
    ロクの最期は悲しかった…。動物には弱いですね。

  • 面白かった。
    人間関係のつながりもアリな範囲だと思うし、世代もいろいろで読みやすかった。
    主人公のオヤジ、リストラ、無職なのにモテモテ♪( ´▽`)

    再読。
    前回面白かったと書いてる割には全く覚えていなかった( ̄▽ ̄)
    でも、今回もさくさく読んだ。
    大人の恋愛。
    綺麗な出来るオンナがいっぱい出てくる。

  • 男性にはあまり感情移入出来なかったけど、動物ものは止めて~(涙)
    ずるい!(笑)

  • 唯川恵さんの本は大好きです。根本的な悪い人があまりでてこない。今回男性視点ですすみましたが、やはり女性の細かい心理描写が素敵でした。あとはロク(犬)がとても華を添えていたと思いました。泣いちゃいました。

  • 唯川恵さんには珍しく、男性が主人公。東京でリストラにあった50歳の男性が、軽井沢で第二の人生をどう生きていくか、という物語。男性目線での、人生の考え方などがよく描かれていて、面白かった。

  • 著者のいつもの恋愛小説とは一線を画し、主人公はなんと男性。年齢設定が自分に近いから、考えさせられた。犬の描写が秀逸。そこに泣いた(>_<)

  • たまには柔らかい小説もいいでしょう。この人の本を読んでいると、いつも奥さんにバカにされるけど~。

  • リストラにあったのに優雅なので共感できない部分や
    リアルさに欠けると思った箇所もあったけど、
    読んでいるうちにどんどん引き込まれて
    結局最後には読んで良かったと感じた作品だった。
    主人公や周りの人たちの人間関係もさることながら
    ラストのロクとの部分は主人公の素の気持ちが
    よく表われていてとても良かった。(泣けます)
    前向きに生きることを教えてくれる小説は好きです。
    唯川恵さんの他の作品も読んでみようかな・・・。

  • 人物の描写よりも「ロク」のほうが印象に残りました。

  • 最後は泣けてきちゃった。

  • 主人公の男性に共感できた。食わず嫌いに近かった唯川恵さんが好きになった。

  • リストラされたおじさんが軽井沢で隠居生活をするさまを
    淡々と書いてあるのだが、なんだか女性にモテまくってる中盤は
    なんだかなぁと思ってしまったが。
    終盤の実は…的なところやワンコとの絆のくだりは
    ぐぐっときたし、山での生活に馴染んでくる様子は
    読んでいて楽しかったし羨ましくも思った。

  • 2012.8.5

    久しぶりの唯川恵。
    恋愛小説が多い唯川恵だけど、これは人と人がまじわり、迷い自分の生き方を考えさせる小説だと思う。

  • 大手航空会社をリストラされた50歳の男性が主人公。
    これだけでも驚き。
    唯川さんが男性を主人公にして書かれるのって、珍しい。
    ストーリーも、今までの作品とは違います。
    ここ数年、すごくマンネリだったので、新鮮でした。

  • 軽井沢に住んでみたい!

  • 男性目線で描かれる全てが唯川恵として新鮮。最後の展開はあっという間に最後に繋がる。愛犬ロクとの別れは悲しすぎる

  • 離婚した50歳寸前の男性がリストラにあい、一人で軽井沢の古い別荘で暮らしながら人生を見つめ直すお話。よもやラストに愛犬ロクとの永遠の別れが待ちうけているとは。そこで号泣しちゃったじゃあないか。。。

  • 50歳前でリストラ。
    離婚しているのでひとりの生活ではあるがそう困りはしないか?
    父親の所有していた軽井沢の別荘で生活する決心をするが。
    リゾート地で生活するというパターンも珍しくなくなってきた時代だから周囲から浮くこともないのだろうか。
    いやー、そこはいい年の男がひとりプラプラしてると気になるもので……。
    犬との出会い、人との出会いで何かが変わっていく。
    やりたいことが見つかるっていいわー。

  • 人との縁が繋がっている話。
    リストラされて、軽井沢に住み始める49歳の男。
    周りの人と犬に恵まれ過ぎ!
    最後のロクとのお別れは切なかった。

  • 人生の後半で生活をリセットし、軽井沢の古い家で暮らす主人公。
    登場人物の個性がそれぞれ際だっていて、物語としてとても楽しめる。
    上手い作家になった。

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途方もなく霧は流れるの作品紹介

女は素知らぬ振りをして、いつも抜かりなくすべてを整えている-。仕事を辞め、失意のうちに東京を引き払って田舎で暮らすことに決めた岳夫。ボロ家に手を入れ、一人静かな暮らしを始めた彼の前に現れた一匹の犬と女たち。思いがけなく展開する人生に立ち向かう、大人のための物語。

途方もなく霧は流れるはこんな本です

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