ビア・ボーイ

  • 61人登録
  • 3.27評価
    • (3)
    • (9)
    • (16)
    • (4)
    • (1)
  • 16レビュー
著者 : 吉村喜彦
  • 新潮社 (2006年7月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104474028

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ビア・ボーイの感想・レビュー・書評

  • ビールやウイスキーを製造販売するスターライトの宣伝部で働くエリートサラリーマン上杉は、素行の悪さから広島に飛ばされ、営業の仕事に就くことに。再び宣伝部に戻るのを目標に、上司の柴にしごかれながら、時には失敗もしつつ仕事をこなす。王道のサクセスストーリーかと思いきや、意外とそうでもなく、ストーリー全体の勢いも弱いような…主人公の上杉も、結局はなにを行動したのか?というと、目立ってなにもしていないような…周りの人々の力添えばかりが目立って少し物足りなく感じました。柴さんの最後も、それでいいの?とモヤモヤしつつ読了。

  • ビール会社スターライトの花形・宣伝部から、広島の営業部へ突然左遷された主人公、上杉のお仕事小説。上杉が次第に成長していく姿や、周囲の人々との交流、なんとも読んでいて清々しいお話だった。
    ただ、時代が現代だと思っていたので、読みながら違和感半端なかった…。昭和のお話だったのね!納得!
    それにしても黒岩社長が本当にいい味出していたなぁ。こういう人が傍にいてくれるって、本当に心強い。
    スターライトの今後はどうなるのかな。時代は変わって、2015年現在の会社の模様を知りたいなぁ。ビール情勢も色々変わっていることだろうし。主人公を変えた現代版、読んでみたいなぁ。

  • 昨今ビールは醸造ということを結構推している。日本酒適合米を使って仕込んだり。プレミアムビールも増え「とりあえずビール」は昔のことになりつつあるのかな。醸造家に思いを馳せながら神戸限定づくりを一本。

  • ぅんぅん、なかなかよかったよ。
    人ってそんなに変わるもの??と、やや途切れた感覚がなくもなかったけど、なんていうか、半沢系。青春会社劇。
    何事にも素直に、一生懸命取り組むと楽しいよ、そんな感じの本。ハードカバー、大きく見えるけど、ものすごいサクッと読めた。
    最後、やや物足りない感はなくもないけど、でもまぁ、小説・ドラマとして読むには十分だよね。

  • ビール会社の花形宣伝マンだったが
    女性関係の失敗が原因で広島へ左遷され、
    成績不振の広島で慣れない営業に苦労する。

    左遷され、くさりかけていた主人公が
    広島・福浦での営業を通して
    周りの人に助けられながら成長していく話。

    瓶ビール主流から缶ビールへの転換期の頃を書いているので、今から少し前の話のようだが、
    営業マンの苦労は今も昔も変わらないと思う。
    本当の世界はこんなにとんとん拍子に上手く行かないと思うけど、小説としては夢があったほうがいい。

  • ビール会社の宣伝部長が突然の転勤で広島の営業をやることになる。
    始めは営業をなめていたが、人の暖かさや、営業の面白さにふれ、主人公『上杉』は心を動かされる。

    営業の仕事がおおよそわかった。業調や店周りなど体力的に厳しいところがある。しかし会社の怠惰なところを変えようと奮闘するところがよかった。商品に対するプライドというより、仕事に対するプライドをもっていればいいのではないかと思った!

  • さわやかな青春企業小説。
    読むとビールが飲みたくなる。
    あと、サウナに行きたくなる。

  • 作者はサントリー宣伝部出身らしい。おそらく、サントリーをモチーフにしたのは想像出来る。先日、佐治敬三の評伝を読んだばかりだったのは何かの偶然かも。作品自体は面白いが、文章が小説向きでは無いかもと思いました。

  • 長時間のバス移動の暇つぶし用に
    あんまり期待せずに買いましたが、
    意外に面白かったです。

    東京での本社の仕事を経てからの、
    広島での営業の仕事。

    境遇的に重なる部分も多く、
    色々と共感できるところ、
    学ぶべき姿勢などありました。

    また、ビールの話なので、
    酒系問屋さんの描写などがリアルで、
    新入社員時代の同行販売などを、
    思い出しました。

    さくっと読めます。

  • いろんな人たちと、からみたくなった。
    うまいビールが呑みたくなった。

  • ケーススタディ
    サントリー?
    自分にできるか?

  • これは面白かった。
    特にビール業界の方々、もしくはこれから就職を考えている学生にとってはバイブルとなるべき小説。
    うまいビールをお客さんに飲んでもらうという喜びを得るために悪戦苦闘する主人公。
    サラリーマンの基本が、そこにあるような気がしたなあ・・。

    この小説の主人公の会社は「スターライトビール」という会社で「サントリービール」を暗示している様子。
    (作者の吉村氏は、なんとサントリーの宣伝部出身とのこと)
    その他にもライバル会社として登場する「ライオンビール」は、「キリンビール」を暗示している。
    ・・・あれれ、このサントリーとキリンの2社って経営統合するんじゃないか!

    日本のビール業界も大きく様変わりする過渡期。
    リアルな営業の最前線では、この統合って本当にビックリしたことだろうなあ・・。

  • サントリー宣伝部勤務の経歴をもつ作者さんの書いた瓶ビール→缶ビール移行期のお話。どこまで実話なんだろうなどと思いつつ、楽しく読ませていただきました。

  • 営業とは無縁な世界にいるから、どんな世界なのかを知れたことが凄く良かったと思う。大きな会社の陰と陽が垣間見える感じ。

  • 『スターライト』という大手酒類販売企業の花形部署・宣伝部に所属していたが、酒癖と女癖の悪さで日本一売り上げの悪い広島営業所に営業マンとして左遷されてしまった「オレ」が、営業とは何か、ということをつかむまでのストーリー。
    正直、ストーリー展開はありえないだろう!というくらいベタで都合がいいんだけど、作者自身がサントリーの宣伝部出身ということもあって、「どこまで実話?」と思わされるところが面白い。
    (物語内に登場する社名もあからさまに「スターライト」は「サントリー」だし、「ライオン」は「キリン」だし、「日之出」は「アサヒ」だし・・・と、現実とあわせて考えるとウケる。今こそビールも売れているサントリー、昔は麒麟ビールにぜんぜんかなわなかったんだろうなぁ)
    間に卸を挟んだりと、酒類独特の営業方法や苦労が興味深かった。
    ビールのように、深く考えず、さくっと飲んでスッキリ爽快、という味わいの一冊。

全16件中 1 - 16件を表示

ビア・ボーイを本棚に「読みたい」で登録しているひと

ビア・ボーイを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ビア・ボーイを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ビア・ボーイを本棚に「積読」で登録しているひと

ビア・ボーイの作品紹介

ビール会社の若手宣伝部員のオレに突然下った転勤辞令。左遷先は売上最低、上司も無能な地方支店。田舎のドブ板営業を舐めきっていたオレだが、毎日酒屋へ足を運ぶうちに、やがてビール営業の面白さに目覚め始める。売らされているうちは半人前、自分で考えて売っていくのが営業の醍醐味だ!全国約3000万人(推定)の営業マン&ウーマンに贈る青春爽快物語。

ビア・ボーイはこんな本です

ビア・ボーイのKindle版

ツイートする