うかんむりのこども

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著者 : 吉田篤弘
  • 新潮社 (2013年9月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104491032

うかんむりのこどもの感想・レビュー・書評

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  • 昨日、美容院で
    隣に座って、パーマをあてていたお客に
    美容師さんが
    雑誌を差し出していた。

    「時間まで少しお待ちください。」
    それは良くある女性週刊誌の類であったが、
    ふと。

    (時間まで少々お待ちください、と言われ、
     差し出された本がもしも『辞書』だったら…。)

    などと、アホな事を想像し、
    思わず吹き出しそうになった。(^^;

    が。

    この本の著者なら
    「あ~、どうも、どうも!これがちょうど読みたかったのです!」
    と、言ってたいへん喜びそうな気がする。

    字遊びのフィールド本♪

    私も辞書はOKなほう。(重いのが多少難ですけど。)

  • 吉田篤弘さんの「文字」についてのエッセイ。
    謎かけのような、駄洒落のような、漫才のようなあれこれ。
    エッセイというジャンルの懐の深さに感嘆する。

    漢字と英単語はある時まで暗記するものだったのに、いつから「どうして?」と考え始めるようになったんだろう。
    いや、正確には、「どうして?」と言うのをある時にやめて、黙々と書き取りを始めて、またある時に「どうして?」が復活した。
    たぶんそれは書き取りをしなくてよくなったのと同時。

    吉田篤弘さんは私なんかよりもずっと前、ずっと深いところを探検している。
    読んでいて、「そんなところまで行っちゃいましたか!」と驚いてばかりだった。
    早く追いつきたいなと少し焦るけれど、吉田篤弘さんが見つけていない小道に寄り道しながら、私は私のペースで探検していきたいとも思う。

    たまには今どのあたりにいるのかエッセイで教えてくださいね…。とお願いしながら。

  • 文字にまつわる短いお話が、全部で24個。
    吉田さん流の言葉遊び、文字遊びに翻弄されてしまいます。
    普段何気なく目にする漢字を、じっくり見つめて、手に取って眺めて、ちょこっといたずらなんかしちゃったりすると、こんな豊かなストーリーが生まれてくるのだなぁ…と、思わずため息がこぼれました。

    図書館の分類上は914.6(エッセイ)に属するようですが、物語を読んでいる感覚でした。
    時にユーモアのセンスに感心し、時にう~むと考えさせられ、時にくすっと笑いがこぼれる。
    ほっこりした気持ちになりつつも、あそび心がうずうずしてくる本でした。

  • 漢字に纏わるお話。
    一文字で表現できる奥の深さ、その成り立ちや組み合わせ、展開の広がりは無限ではないけれど、探検するには十分すぎるほど。
    漢和辞典が愛読書だったわたしに、とっておきの一冊。

  • クラフトエディングっぽい感じで、楽しかった。

  • 漢字の好きな父に贈る為に購入。吉田篤弘さんの言葉遊びは面白いな。装丁屋らしい装丁もイイネ。父の感想が楽しみ。

  • 吉田さんの本というよりは、クラフト・エヴィングっぽい内容だった気がします。
    まあまあ面白い小咄という感じだったけど、内容のわりにちょっと値段が高すぎる気がする。装丁代なんだと思うけど。

  • 横長なのは『銀座百点』だからだそうで。
    漢字を使った軽やかに人を喰った物語風エッセイ。

    装幀・イラスト / クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘)
    初出 / 『銀座百点』2011年1月号~2012年12月号

  • 吉田篤弘さんの"世界の構築力"を盗みたいと思って著作を読ませてもらうのですが、いつもうやむやにされてしまう。困った(。-_-。)
    そして、言葉に対する鋭さがとてつもないんだよなあ。

  • 漢字や言葉のエッセイ。

    普段から目にしてる漢字ばかりで、新たな発見がいっぱいです。
    本当だ!スゴイ!!ってなりました。

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うかんむりのこどもの作品紹介

「自我自讃」に「自画持参」、「短刀直入」、一番大切な漢字を決める……文字モジした言葉エッセイ集。「俺」と「僕」には「人」がいるが、「私」の中には不在の「人」。「禾」が「人」になると「私」は「仏」、死して「私」は初めて「人」になる? 絵文字の元祖、(笑)(怒)(仮)につづく( )内の新顔、あらゆるところに潜む「心」、一番偉そうな漢字、文字を売る店……クラフト・エヴィング商會の物語作者がカラーイラストつきで綴る、日本語の愉しみ方。

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