ねこのばば

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著者 : 畠中恵
  • 新潮社 (2004年7月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507030

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ねこのばばの感想・レビュー・書評

  • あっさりした解りやすい文章が非常に読みやすかったです。短編だったのも読みやすかった理由かもしれません。

  • ラストの好きなだけじゃ一緒になれない、という一太郎の気持ちが良かったなぁ。

    「茶巾たまご」
    福の神がきたのでは?と思われる絶好調ぶりだが、主人公の兄に持ち込まれた縁談相手が殺されて…

    「花かんざし」
    迷子の女の子に出会い、家を探すも「殺されるんだって」と物騒な言葉を残し…

    「ねこのばば」
    お寺に隔離された猫又を救い出すため、坊主殺人事件を解決していく

    「産土」
    大店がどんどん潰れる中、短歌と共にお金が現れる。主人を救おうと佐助が手を尽くす。

    「たまやたまや」
    幼馴染お春ちゃんの縁談が持ち上がり、その相手を見極めようと主人公が縁談相手と接触するが…

  • 短編集。
    中でも佐助の昔の話産土かな。

    弘法大師が旅の途中に猪の害を防ぐ紙を農家に世話になった礼に渡したが、農民は紙の封じ目を切ってはならぬという言いつけを破ってしまった。
    中には犬の絵が描かれており紙から抜け出し去ってしまった。
    今と同じように手代として務めていて若だんながいて、
    一太郎より健康で思慮が浅い感じ。

    冒頭茶巾たまごに出てくる料理も気になる。
    しかも作れそう!

    雷豆腐 砕いた豆腐を胡麻油で炒って、葱のざく切りと大根下ろしを入れたもの
    茶巾たまご 紙にたまごを割り入れ、茶巾絞りにして茹でるもの 紙をとって醤油を垂らしてもみ海苔をかけるか、葛餡をかけて、青のりを振るとどちらも若だんなの好物。

  • 内容は
    ・茶巾たまご
    ・花かんざし
    ・ねこのばば
    ・産土
    ・たまやたまや

  • しゃばけシリーズ③

  •  しゃばけシリーズ第3弾の短編集。
     今回は佐助さんの過去話があったりお春ちゃんが嫁いだり、ちょっと切ない。

     でも相変わらず鳴家たちがかわいくてかわいくて。
     各話の扉絵もかわいいんだよー!! ラヴ。

  • シリーズ3作目。相変わらず。最後のお春ちゃんのお嫁入りの話、お春ちゃんの気持ちが切なくて。

  • 本書はたぶん3回目か4回目の読了だと思うのだけれど、う~ん、いまひとつ心惹かれる物語はなかったように思う。雛こまちから逆読み再読してきてみると、やっぱりまだ本書の若さというか稚拙さというか、それが見えてくるのね。

  • 新装版しゃばけで懐かしくなり
    シリーズごと読み返そうと。
    「ぬしさまへ」は貸出し中だったため
    ひとつ飛ばして第3弾。
    ほっこりしつつも切なさも。
    【図書館・再読・2/17読了】

  • ホッコリした話だけど、若だんなと佐助、仁吉の関係はまるで任侠の世界みたい。身の回りの妖たちも。若だんなを例えると「セーラー服と機関銃」の薬師丸ひろ子。少々手荒な兄やである佐助と仁吉に叱られないようにする若だんなと、何が何でも守りきる兄や二人が世間のちょっとした揉め事を解決していく物語は愉快だ。「探偵物語」の工藤ちゃんが江戸時代にいたらこんな感じかも。

  • 2014.9.21再読
    しゃばけシリーズ第三弾

    若だんな18歳になる

    • 茶巾たまご
    金次 登場!
    私も砂糖山盛り茶巾たまごは嫌だな…

    • 花かんざし
    於りんちゃん( 5 )登場!
    読み返して気付いたが、この時既に於りんちゃん家は稲荷社を建てていた!
    おぎんさんの計らいか⁉

    • ねこのばば
    上野 広徳寺の高僧 寛朝 登場!
    しゃばけからちょいちょい護符( 25枚50両 )で出て来てる

    • 産土
    佐助の過去話
    忘れた頃にやってくる叙述トリック 笑

    • たまやたまや
    幼なじみ三春屋のお春ちゃんの嫁入り

    茶巾とねこのばば、産土は 妖以上の人の怖さが嫌な話
    花かんざしは逆に優しさがある…
    たまやは 若だんなが結婚について考える

    今回は ちょい暗めかな

  • しゃばけシリーズ 三弾

  • 面白いなぁ。
    佐助の昔話には、だまされたぁ~(>_<")

  • え!? 身体が弱くて、繊細で、正義感いっぱいの、あの若だんながグレちゃった?
    犬神や白沢、屏風のぞきに鳴家など、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいる日本橋大店の若旦那・一太郎に持ち込まれるは、お江戸を騒がす難事件の数々――。ドキドキ、しんみり、ほんわか、ハラハラ。愛嬌たっぷり、愉快で不思議な人情妖怪推理帖。ファン待望の「しゃばけ」シリーズ第三弾!

  •  江戸日本橋の大店、廻船問屋兼薬種問屋「長崎屋」の跡取り息子である一太郎が、店の手代や小鬼たちの力を借りながら、不思議な事件を次々に解決してゆく。舞台は日本橋・神田・上野~少し離れて深川の辺り。

     佐助の過去ばなし(産土=うぶすな の章)にはドキドキさせられる。また、一太郎の初恋ばなし(たまやたまや の章)の最後には泣ける。

     主人公をはじめ登場人物が、いつもの場所で、いつものように落ち着く。それぞれの居場所をもっている、そんな配慮がなされおり、安心して読み進めることができます。

    【メモ】
    ・剣呑(けんのん)=危険な感じがするさま。または不安を覚えるさま。

  • ファンタジー時代小説しゃばけシリーズ3弾。『茶巾たまご』・『花かんざし』迷子の5歳の少女於りんが主役・『ねこのばば』猫又の依頼で広徳寺で起きた殺人事件に巻き込まれる、名僧寛朝登場・『産土』佐助の過去の話、若旦那が一太郎じゃ無い・『たまやたまや 』一太郎に好意を寄せている栄吉の妹お春の嫁ぐ相手である献残屋の庄蔵の近辺を探る。主人公一太郎の子供から大人への成長など、シリーズ物を読む面白さを満喫。

  • 佐助の昔話し…

    読んだの二回目だけど、

    何回読んでも、ドキッとする…

  • 貧乏神の話では、長崎屋は裕福なので、痩せてみすぼらしいなりをした者がいれば、太らせようと食べさせたりしてもてなしたので、代わりに福をくれたのだと。さすが長崎屋。
    もちろん若だんなたちは知らずにやったことですが、粗末に扱えば貧乏を呼ぶのです。なるほどねぇ。
    佐助の過去話もちょっと切ない。
    そしてお春の結婚話もちょっと切ないけれど、安易に同情だけで嫁にもらうという話にならないのはよかった。
    それにしても、若だんなはまだ十八。箱入りの坊ちゃんで身体も弱いので、一人前どころかまだ子ども扱いなのもうなずけます。

  • 軽妙な語り口で飽きない。

  • しゃばけシリーズ。第3巻。短編集。茶巾たまご・花かんざし・ねこのばば・産土・たまやたまや。
    江戸の食文化のアラカルトが面白い「茶巾たまご」、於りんとお雛と正三郎初登場の「花かんざし」、あやかし退治が得意の寛朝が面白い「ねこのばば」、佐助の昔話「産土」、栄吉の妹が嫁ぐ「たまやたまや」。
    仁吉と佐助が、ピンからキリまでランクがあるあやかしたちの中で別格なのがいつも面白い。今回の若旦那は、侍に切られかかったり殺人犯がうろうろしていたり。捕り物の推理も冴えるが、人情話にほろりとくる。魔が差す人間たちや、おろかな人間を掌で操るかのあやかしたち、それがさだめと受け入れる諦めがもの悲しい。

  • シリーズ2作目「ぬしさまへ」が図書館にはなかったので、仕方なく飛ばして3作目!
    1冊で1本のお話になっていた1冊目とは違って、5つの短編でした。
    2作目を読んでないのでどうかな?とちょっと不安だったけど大丈夫(o´∀`o)
    おりんちゃんかわゆいなー♪
    どうなる事かとドキドキしたけど、おりんちゃんはまた出てきて欲しいな。
    どれももどかしい寂しさが残るお話ばかりだけど、それだけじゃなくってサラリと読めてしまうのは、若だんなや妖や登場人物のやり取りに時代ならではの芝居っぽいコミカルさを感じるからなのかしら。
    思わずフフ、てなっちゃう場面もあってやっぱりすきですヽ(〃v〃)ノ
    佐助の過去がまじで1番心臓に悪かったけども!!!!
    「うぁあああ…!だ、だまされた、こういう展開かよ…!」て(笑)

    そしてお春ちゃんの幸せを全力応援!
    お兄さん気を出した若だんな素敵だったよ!

  • なんか、とりとめがないような・・・?

  • 病弱で寝込んでばかりな大店の若旦那・一太郎と、その周りに集まってくる妖怪たちが謎解きをする「しゃばけ」シリーズの第3弾。 

    新薬の売れ行きが好調、買った古箪笥から金子が出る、砂糖に金の粒が紛れてる、そしてなにより若旦那が寝込まない(!)と良い事続きの長崎屋。福の神は最近店に入った下男・金次じゃないかと考えた若旦那らだったが、その金次が元居た店の娘が急死したという。―――『茶巾たまご』
    鳴家が見える迷子の女の子・於りんをなりゆきで保護した若旦那。ようやく家を突き止めたのだったが於りんは帰れないという。「帰ったら殺される」と。―――『花かんざし』
    猫又まぎわの老猫を救い出すため向かった広徳寺で、ひとりの坊主が松の木の下で死んでいた。若旦那らは犯人を見つけることを老猫との交換条件に出されてしまう。―――『ねこのばば』
    取引のある薬種問屋が潰れた。犬神は妖怪らの手を借りて金を集めたが、それとは別に入手先不明の金も帳場に現れていた。そんな中また別の店も…。―――『産土』
    幼馴染の栄吉の妹・お春への縁談がもちあがった。栄吉からお春が「無くした煙管を探してくれたら」と条件を出したと聞き、若旦那は単身、相手で献残屋の庄蔵の評判を調べに行くのだが。―――『たまやたまや』
    以上5編の短編集です。

    時代物で妖怪ファンタジーなミステリ!やっぱり面白いですね。事件に関わりあう要素として妖怪が存在する時点で既に現実を舞台にしたミステリとは大きく差があるわけですけど、江戸を舞台にすることで別な趣きが出ますよねv 特にそれが「ねこのばば」で顕著だと思います。桃色の雲の存在も大きいし。(あれは欲しい。私も欲しい…!)
    今回登場の僧・寛朝は坊主らしくなく腹黒でいい性格のようなので、再登場を期待してます。佐助と仁吉の正体が分かる法力の持ち主なわけだし、ほっとく手はないよね!
    同じく妖怪を見ることが出来る於りんちゃんも、そのまま大きくなって…若旦那のところに嫁入りもアリだと思うのですが。楽しそうでいいと思うよ、ねぇ若旦那?(笑)

  • 江戸の大店の若だんな・一太郎と妖(あやかし)の物語・第三弾。
    今度は,病弱な若だんながいきなり丈夫になったり,別の話では,突然,放蕩をやらかしてみようと言い出したりとびっくりさせてくれます。

    放蕩をやらかすのは,若だんな本人ですが,基本的には若だんなたちは,自分たちが事件を巻き起こすというよりも,周囲で起きた事件に巻き込まれたり,解決を頼まれたりというほうが多いようです。
    たしかに,「一日に朝昼晩と別の病で死にかける」ほど病弱な若だんなでは,自分から事件を起こすというわけにはいかないのかもしれません。解決するときも,若だんな自身が何かを調べにいったりということは少なくて,ほとんど仲の良い妖たちに頼んでいます。妖たちも,若だんなの役に立つのが純粋に好きだったり,若だんなからもらえるご馳走が嬉しかったりで若だんなと仲良くやっています。

    そんな妖のなかでも,体が小さくて,あんまり頭もよくない。だけど,好奇心だけはいっぱいの鳴家(やなり)がお気に入りです♪若だんなも,鳴家は人目にはうつらないためか、袂に入れていったりと,よくお供につれあるいて(というか,もってあるいて)います。
    見えないはずの鳴家が見えているような描写がある人物がいて,あれ?と思って読んでいたら,間違いではなく,きちんと筋道がたっていたという話もありました。

    また,「ぬしさまへ」では,仁吉が主役の話がありましたが,今回は,佐助の話があります。最初は,いつもの話かな?と思うのですが,やはり端々がおかしくて……最後になって,納得,ということになりました。
    この調子で,他の妖の話も読んでみたいけれど,仁吉や佐助ほどは強くない=長く生きていないから,そんなに話はないかなあ。

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