うそうそ しゃばけシリーズ 5

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2037
感想 : 264
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507054

感想・レビュー・書評

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  • おもしろくなかった。

    千年も生きてきたくせに会ったこともない若だんなに勝手に嫉妬して、会うなりドングリをぶつけるなんておかしい。こういう甘ったれたキャラ大嫌い。

  • 悩める若者を励まそうという気概があふれるお話。
    悪くいうと青臭いというか説教くさいというか。
    その印象が強くて、「面白い!」とは言いにくいなぁ。

    内容とは関係ないけど、図書館から借りてきたら今にも表紙から脱落しそうなぼろぼろっぷり…。
    愛されてるんだろうけど、申告はちゃんとしないとですよね(´ω`;)

  • そろそろマンネリ?

  • しゃばけシリーズ5作目。今回は長編。
    箱根に湯治にでかけた若だんなご一行ですが、湯治どころか次々に災難に巻き込まれて、誘拐されるわ天狗に襲われるわ崖から転がり落ちるわで今までのシリーズの中で一番アクティブな若だんなが見られました。
    読みながら若だんながぶっ倒れないか心配になったくらいです。
    兄やたちの肝心なところで役に立たないっぷりがいっそ清々しい。
    土地の説明などがどうもイメージしづらくてちょっと読みづらかったかな。
    しゃばけシリーズは短編の方が好きです。

  • いつもとは違い、今回のしゃばけは長編。
    そのせいか妙に読みづらく、物語終盤まで緊張感が持続しない。

    やっぱりしゃばけは、短編じゃないとなぁ。

  • ほんわか癒し系時代小説、「しゃばけ」シリーズの第5弾です。
    今回は第1弾以来の長編。
    江戸を飛び出し、舞台は箱根へ。

    病弱な長崎屋の若だんな、一太郎は湯治で箱根へ行くことに。
    家の界隈からほとんど出たことのない若だんなが旅に出るとあって、長崎屋も周囲の妖(あやかし)たちも大騒ぎ。
    ところが、出立早々、頼りの兄(にい)や(長崎屋の手代。実は妖)たちが姿を消し、旅は不穏な雲行きに。
    そして、案の定、旅先で一大騒動が若だんなを待ち受けていた――というお話。

    なじみの江戸を離れてちょっと違った趣。
    いろいろなキャラクター(人間、その他)が登場してなかなか楽しめます。
    ただ、これまでの話の域を出ないというか、テーマ的に目新しさがなくて残念。

    これだったら短編の方がいいんじゃないかなあ。

  • シリーズ第5弾。勢いがとまらなくて文芸書で買ってしまった。
    今回は久しぶりに長編。
    若旦那は手代2人と松之助兄さんとで箱根に湯治に行くことになる。しかし、そこで山神の娘であるお比女ちゃんと出会い、この少女の力の不安定さからあれこれと事情がもつれ込み、何かと命を狙われることに。
    お比女ちゃんは若旦那と似た者同士だったのかな。武者修行みたいな感じで若旦那達に付いて江戸に来たってよかったのに、とか思った。
    今回は読むのが疲れた。若旦那が狙われてばかりで気を休めるときがなかったからかもしれない。いつもの軽いノリのが私はいいかな。

  • 初読:2007年8月

    しゃばげシリーズ第五弾。久々の長編。
    病がちの若旦那が、湯治のため旅に出ることに。その道中、頼りの兄やたちは消えるは、人攫いに会うわでとんでもないことに。
    シリーズも五作目になり、イマイチぱっとしなくなってきた。キャラクターの個性に頼っているような感じがする。

  • だんだんと内容がわからなくなってきてしまったのですが、最後まで読み進めることできました。
    何げない言葉の中に、自分自身に当てはまることがあったりして、自分を見つめ直してみたりというところもありました。

  • 初めての長旅に張り切る若だんなだったが、誘拐事件に天狗の襲撃、謎の少女の出現と、箱根でのんびり湯治の予定が思いも寄らぬ珍道中に…。大好評「しゃばけ」シリーズ第5弾。

著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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