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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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まるで、妖の誰かを失ったような。会う筈であった誰かと、二度と会えぬような。返答は、もう聞けぬ気がした。大切にしたい、思い出となるような時を、失ってしまったと思う。何かが指の間から、欠け落ちてゆく。
― 261ページ -
もし道で転んだら、立ち上がるしかないではないか。立って歩き出した経験があれば、また転ぶことがあっても、怖くないに違いない。
― 230ページ -
ふわふわとした、桜の薄紅に抱かれる心地で若だんなが呟く。すると、仁吉と佐助がちょいと首を傾げてから、ええ、こういうものですよと言い、花びらの童女たちと頷いている。
それを聞き、ちょいと目を丸くしている寬朝の頭の上で、酔っぱらった鳴家達が滑って遊んでいた。(花の下で合戦したる)
― 157ページ
みんなの感想・レビュー・書評
屏風のぞきのことをそれほど好きだと思ったことはないのに、こんなに寂しい気持ちになるとは意外でした。時をさかのぼる構成は面白かったです。運命の別れ道は人生に沢山あって、ちょっとしたことで、会うはずだった人と会えなかったり、またその逆もあるんだろうなぁ、としみじみ思いました。
道の分岐点 右に行ったらこうなって 左に行けばこうなった。
何はともあれ 屏風のぞきが無事でよかった。
でも、どこかで道はつながっていて 若旦那とかなめさんが出会えるといいな・・・
「ゆんでめて」は「弓手馬手」、つまり右手左手ということでしょう。
右の道を選ぶか、左の道を選ぶかで、大いに変わってしまった若だんなと妖たちの人生のお話。
いつもの通り連作短編集ですが、凝った構造になってます。
連続短編集で、最初から徐々に年月が未来ではなく、過去へ進んでいきます。
その時点で、妙な並び具合だな、と思っていたのですが
まさかな最後にびっくりです。
という事は、最初の屏風も大丈夫ですし
お嫁さん候補も知り合った人も人じゃないのも
全てがうたかた、という状態。
一体何のためのうたかただったのか。
単なる気まぐれだったのか。
どちらにしろ、お嫁さん候補はいなくなってしまったという現実。
もしかして結婚話持ち上がる!? とかちょっと期待したのですが。
いやでも、こちらに来る予定はあるのかもしれませんし
もしかしたら、かも、です。
ゆんで=弓手=左
めて=馬手=右
あの時右に行っていれば…
左に行っていれば…
2つの世界での、それぞれの話。
大好きな屏風のぞきの一大事。
どうなることかと思ったけど、とりあえずは「何事もなく」済んだようでよかった…のかな?
めて側でも、若だんなの人生に大きな影響をもたらすかもしれなかった人がいて、本当に人生って一期一会。
なかったことになりそうなのは残念だけど、屏風のぞきが無事でよかったわ。
神様ってすごい。
しゃばけシリーズとしてはちょっと毛色が違いました。
この毛色の違いが個人的には好き。
もしも、あのときこうしていれば?
永遠の命題ですけど、好きなテーマです。
『しゃばけ』シリーズ第9弾。
屏風のぞきが消えた・・・?
現在・未来・過去が交錯するストーリーで最初は「???」でも読み進めるうちに納得します。
妖のなかでもお気に入りの屏風のぞきのことだけあって最後までドキドキでした。
夢?
次回作と関連づけるのかもしれないが
図書館で借用しているので、気づけるかどうか・・・
購入者との差別化か?と穿った見方をしてしまった。
しゃばけシリーズ第9弾。今回は現在から過去へ遡る五編連作。読み始めて、「こんな事あったっけ…?」と思いつつ、展開していく…久しぶりに一気読み。あ〜よかった…。あと、かわいいと言われる佐助…!よかったけど、これでいつもに戻っちゃうかな…?若旦那の恋話もまた消えるのか…しかし若旦那の成長に期待。
大好きなしゃばけですが、最後まで読んでちょっとがっかり。この仕掛け、私は好きじゃないなぁ。
弓手馬手でゆんでみて。別れ道をゆんで(左手)に進むつもりがめて(右手)に進んでしまった若だんな。そのために屏風のぞきを火事で失うことになり後悔の念に。屏風を修理に出し屏風のぞきは戻ってくるが時間を隔てても火事の恐怖がまとわりつく。相変わらず若だんなは事件に巻き込まれ仁吉や佐助の気苦労は絶えない。
しゃばけシリーズ。今回は時をかける若だんな! 屏風のぞきが行方不明になるまでに起こった話と、屏風のぞきが行方不明になる原因の火事の前へ戻って起こった話。どちらを選んでも若だんなは事件に巻き込まれてしまう(>_<) 読んだ後なんとなく寂しい気持ちになる
このしゃばけシリーズは,すっごく面白い!!…って訳でもないんだけど,なんやかんやで読んでしまう本。
鳴家がすき。可愛い。
『ゆんでめて』は,時間の流れが前後しててはじめは"???"でした。本当に。
だけどラストまでいくと,なるほど,だから遡ってたのかって納得!
このシリーズにはよくあるのだけど、時間をさかのぼって展開するパターンは、シリーズの順番どおりに読んでいるわけではないので、若旦那はいつやけどしたっけ?とか、考えてしまっていまいち入り込めず。
3話目くらいから慣れたけど、なんとなく頭にストーリー入ってこなかった。
本全体で同じテーマだから、本当は楽しめたはずなのに。残念。
ここ数冊マンネリ感が否めなかったし、今回の話は冒頭から「?」の連続だった。頭が混乱して正直読みにくかったが、終わりはすっきり納得した。

しゃばけシリーズの中で一番好きな話(たち)でした。
意味深な書き出しで、最後には「そうか、それで、弓手馬手なのか」と納得。一話ずつ、どうなるのか、時間が戻っていっているので「もしかして」と思...





