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この作品からのみんなの引用
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「一太郎は、逝くなよ」
「えっ?」
お前さんは時々、いや、いつも、何となく心配だから。でも、お願いだから逝くなと、かすれて消えそうな声で栄吉が頼んでくる。
一寸、どう返答したらよいのか分からなかった。気の弱い言葉が、口からこぼれ出そうになる。
しかし若だんなは、とにかく総身の力を腹に集めた。
それから、一生懸命返事をしたのだ。
「大丈夫だ」
いて欲しいと言ってくれる友がいる。それがありがたくて嬉しい。
― 252ページ -
おれんは直ぐに、迷いもなく頭巾を外すと、手の内に畳み込む。何度見ても五一の外見は先程と変わらない。しかし、やはり五一が少しばかり怖ろしいのか、栄吉が若だんなの手に触れてきた。
だが、その口を突いたのは、思いも掛けない言葉だった。
「目の前にいるのに…五一さんは幻なのか。実は今も房州の家にいて、じきに逝くのか」
「多分」
「あんなに若いのに?」
五一も新六も、若だんな達より少し年上というところだろう。親もまだ健在なのに、五一はきっと、もう江戸へ戻ってはこられないのだ。
― 252ページ -
「でも、最後に……もの凄く堪らなく、嬉しくなりました。まだ私に、守れる者がいたんです」
― 53ページ
みんなの感想・レビュー・書評
大好きなしゃばけシリーズの最新刊
ともかく家鳴りがかわいい
話しもふわふわしてて癒し系ですが、家鳴りが大好き!ともかくかわいい!!
しゃばけシリーズ第10弾。
今回は、話の最初に料理レシピが付いていて面白かった。
鳴家たちは相変わらず可愛く、兄やたちはいつも通り若旦那の事が何より大切。
最後の「あましょう」、切ない話で色々と考えさせられた。今、自分が生きている、友だちとの時間が持てている幸せを感謝しなくてはいけない、と。
しゃばけ10作目
今回は各話冒頭に料理レシピ付き 何故に?
まあ 鳴家タイマーは可愛いけど 絶対に途中で間違えそうだな。
肝心のお話の方は 心に残ったのが最後の「あましょう」くらい?
うーん
今回もまたちょろちょろと動く家鳴が、想像するだけでも
楽しくて可愛い状態です。
そして短編集。
前回の、どちらかを選ばなければ…が、脳内で妙に引っかかっている状態。
病気の神様、確かにそういうのはいるな~と思った最初ですが
5つ如きでは、減ったも増えたも変わらなさそうです。
取引とするくらいなら、0をひとつつけてみないと
誰も心動かさないかと…。
今回の短編集は、物語が始まる前に『作り方』が載っていて
作ったら楽しそう、と思ってしまいました。
特に稲荷で、家鳴作りw
ちょっと食べるのが勿体なさそうですが。
最後はちょっと…身につまされる感じがしましたが
いつでもこの状態があると思っていてはいけません。
友人は、いつだって悔いのないよう大切に。
「ゆんでめて」の後遺症がところどころに垣間見れる今作でしたが、物語はいつもの調子で進んでいきました。
最後の「あましょう」はその展開はどうなんだ?ありなのか?と思いましたが…。
また、各章のはじめにかかれているレシピの現代語訳は無くても良かったのではと思いましたが…かっぷって…。
「しゃばけ」シリーズ。このシリーズ、新刊が出ると、とりあえず惰性で図書館で予約してしまうんだが、読後の満足感が毎回低下していってる気がする。著者の思い込み?思い入れ?でストーリーを組み立ててて、なんとも説明不足で納得感がないというか・・・正直「もうこのシリーズはいらんなぁ」て感じかな。
最後の話に感涙。江戸時代最強の勝ち組の大店の息子といえどあんまり自由にはならないんだね。他の話は伏線か?と思うほどダラけてる。
しゃばけシリーズ10作目。今作の短編はレシピつき。調理手順の注意書きが楽しいデス。
今作も変わらず、ほのぼの。鉄板ですね。やなりがとにかく可愛い。若旦那が妙に屏風覗きに優しいのは、前作のせい?もう少し連作感があると、もっと楽しく読めると思うのですがどうでしょう。畠中作品の恋愛モノって悲恋モノが多いと思うんですが、今回の最後の章もやっぱり悲恋モノでした、、、orz 若旦那は関係ないからいいんですが、やっぱり苦手、、、。
いつものように安心して読める話ですね
まあ もう少し いろいろ問題がおきてさあ大変って感じになってもいいかなあとおもいますが これはこれでいいんでしょうね
どのお話もレシピ付き。
しっかり読まないと損をする。
4話まではお家で謎解き。
最後の話は外に出て友の栄吉と会う。
チョット悲しいお話・・・。
今回は幽体離脱?ものが2話入っていて
お話は違うけどちょっとネタ切れ感が・・・
シリーズになってくると難しいなぁ
シリーズ第10弾。
毎話レシピつき。
茶目っ気があって、楽しい。
中の表紙のやなり稲荷が、とにかく愛らしい。
お土産に買って帰りたくなる。
若だんなは相変わらず病弱だけど、妖たちが外に出ることで、動きのある仕上がり。
とにかく鳴家が可愛い。
一冊に5編と、ほどよい長さで読みやすい。
http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-54af.html
いつもと書き方が違って新鮮!
鳴家タイマーが可愛かった(笑)
最後のお話「あましょう」ポロリと泣けた。
ちょっと飽きてきた しゃばけシリーズ。
今回は お料理にひっかけてのお話。
最初に出てくる解説が かわいらしかった。
今回の内容は 好きだったな・・・
しゃばけシリーズ第十弾!こんなに続くとは…(^_^;)今回も若だんなの優しさにほのぼの♪まだまだシリーズ続きそうだけれども、最後はどうなるのか気になる

しゃばけシリーズ。
前作をひっぱっているのですが、ううん、かなめさんのくだり切ないなー。違う未来だから仕方ないのだけれど。それで屏風覗きが存在しているわけだし。
ねねこ河童は登場しなかっ...





