- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104507160
感想・レビュー・書評
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ろくでなしの船箪笥、ばくのふだ、ひなこまち、さくらがり、河童の秘薬。
雑誌連載の短編集なのに、1冊の本で見ると、つながって、締めがある。『助けてください』の木札、河童、雛小町番付、大名家と正妻と幼子。 -
じわり切なくも温かみを感じる、シリーズの良いところを引き継ぎつつも、少し変化が見られたような?短編連作という作りはとても好み。
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「助けてください」と書かれた木札を拾ってから、困っている人を助けてあげたいと願う気持ちが高まった若だんな。
表題を含む5話には、そんな若だんなと、それに振り回される(?)兄やたち、また大勢のひょうきんな化け物たち。
楽しいなぁ。
最後の論評も、本物の噺家が書いており、そのテンポある話し言葉がまた楽しい。 -
「しゃばけ」シリーズ。
久しぶりにこのシリーズを読んだ。
事件が起きても緊迫感のなさが面白い。 -
ねねこさま。
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『お願いです、助けて下さい』――5月の10日までに……。
荷に紛れ、長崎屋にやってきた一つの木札に書いてある願い。誰が書いたか知らないが、以後、若だんなのもとへは次々と困っている人がやってくる。
若だんなの友人・小乃屋七之助と冬吉兄弟の祖父が遺した“ろくでなし”の開かない船箪笥。それが預けられた商家で次々と怪異が起こる『ろくでなしの船箪笥』にはじまり、寄席で怪談がはやり、なぜか界隈の人々が悪夢に悩まされ、悪夢封じのお札から獏が失踪する『ばくのふだ』、またしても屏風のぞきが九死に一生。繁盛する古着屋に不自然に充実する在庫の謎を追う表題作『ひなこまち』、桜咲く花見の季節、連れ添う妻の気持ちがわからなくなった武家・安居が無茶と承知で求める河童の秘薬が巻き起こす騒動『さくらがり』、その秘薬を飲んだ安居の妻・雪柳の夢の中で出会う子供の正体『河童の秘薬』。
寝込んでばかりだが、若だんなはだからこそ聡明で強い。いつ倒れるかわからないけど。江戸一番の美女探しが巻き起こす騒動を描く連作短編集。11作目。 -
しゃばけシリーズ第11弾。
相変わらず可愛い鳴家に(・∀・)モエッ
装丁のイラストの男前なねねさんにも(・∀・)モエッ
もっと活躍してほしい(笑) -
2014.10.13再読
しゃばけシリーズ第11弾
謎の木札からのSOS。
いつ、誰が、誰に、何の為に、、??
まだまだ ゆんでめてリンクあります
・ろくでなしの船箪笥
小乃屋の七之助 冬吉 兄弟&河童のSOS
箪笥が開きませんっ 泣
( 禰々子-佐助 )
・ばくのふだ
噺家 漠と寛朝のSOS
悪夢食べるより高座にでたい〜 >_<
・ひなこまち
仁吉と屏風のぞきが仲良く盗っ人退治
( 屏風のぞき-仁吉 )
・さくらがり
みんなで花見!
河童の秘薬がのろけ話⁉
禰々子登場!
仁吉のしょんぼり!
( 花見をしなくちゃ! )
謎の天然お武家 安吾さん。
・河童の秘薬
雪柳さん登場!みんなで秘薬の中へ
知らぬ間に超護られてるお子と安吾さん達にまた逢いたい!!
仁吉と佐助と禰々子の大喧嘩
今巻は、ずいぶん貧乏神 金次がちゃっかり離れにいるな〜
蜜柑と炬燵は最強や!
さくらがり と 河童の秘薬 が大好きだっ