ひなこまち しゃばけシリーズ 11

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1597
感想 : 191
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507160

感想・レビュー・書評

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  • 前巻、前々巻とおもしろくなかったけど今回はおもしろかった。5つの話が繋がっていて最後の河童の秘薬で全てが解決するしくみ。江戸時代ならではの事情や悲哀もあって、しゃばけが戻ってきたーという感じ。仁吉と屏風のぞきの距離が縮まったようで、若旦那のためにももうちょっと仲良くなればいいな。

  • 一太郎は、しっかりしてきたね。ひなこまちを選ぶ騒動にまつわるいろんなお話。いつもの、大騒動も、おもしろいね。

  • ほんわりと幸せな気持ちになって終わったww
    最近は考えさせられる終わり方が多かった気がするので、
    手放しでニコニコできるような話の展開に嬉しく感じました!!

  • これ、しゃばけの中でいちばんドキドキして面白かった!気がする。鳴家可愛いー♡

  • お江戸のみんなが、困ってる!? 大人気「しゃばけ」シリーズ最新刊。いつも元気に(!?)寝込んでる若だんなが、謎の木札を手にして以来、続々と相談事が持ち込まれるようになった。船箪笥に翻弄される商人に、斬り殺されかけた噺家、霊力を失った坊主、そして恋に惑う武家。そこに江戸いちばんの美女探しもからんできて――このままじゃ、ホントに若だんなが、倒れちゃう!

  • うーん。。長崎屋の離れにまた戻ってこれて、嬉しいんだけど、、、佐助や仁吉の過去がすこしずつ剥がされる頃が一番盛り上がって、なんか、あとはゆるゆると新しいキャラが広がっていくだけで、水をたらたらとこぼし続けているような。。。。波紋を見つめるような心境だわ。想像力次第で無限に続く話ではあるものの、ハリーでいえばヴォルデモートに勝てるのかどうかとかさ、指輪物語なら指輪の行く末とかさ、いつか来る結末が見たいがための興奮が呼ぶ読者欲ってあるけどさ、これは、そういう、物語全体を通しての目的みたいなもんがないじゃん。若だんなが健康になればいいのかっていうと、それでめでたしめでたしってのも違うと思うし。だから全体として、ああ今回もなにも進まなかったというへんなひっかかりが残っちゃう。まあ、個人的には、いつか栄吉が将軍家御献上菓子職人にでもなれたら達成感あるけどさ。今回また獏まで出てきてさ、前回の花見の話とかもあったから、これはけっきょく夢のなかって展開だったりして、とか、この話はまた記憶から消されちゃってナイことになる筋運びだったりして、とか、疑って、どきどきしなくなってくる。主要人物設定は固定して、新しいキャラが広がるのを毎度楽しむ、アンパンマンや忍たま的に鑑賞すればいのか。のっぺりと読み終わった今回。次回あたり若だんなが嫁とりでもしてくれることに期待。

  • 【しゃばけシリーズ11】
    木札・雛小町に関連した短編集。
    ゆんでめての話があちこちにあって、ちょっとくすぐったく、面白い。
    しゃばけシリーズは何を読んでもいい♪

  • 毎度思うことだけれど
    もう少しだけ若旦那の体を強くしてあげられないのかなあ
    恵まれた生活をしながら、自由に出歩くこともできない
    高熱を出したり、咳き込んで寝込むことがなくなれば

  • 20130430

  • しゃばけシリーズ。

    なんというか、最早なにも言うことがない。
    時間は進み、妖の時間は止まっており、若旦那の時間はやや進んでいるのか微妙なところ。

    最初の話、なぜか文章が理解できなかった部分があったのだが、久々のこのシリーズだがら文体に慣れていなかったせいだろうか。

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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