とるとだす しゃばけシリーズ 16

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 667
感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507238

感想・レビュー・書評

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  • 若だんな、今回やたら動くね!
    とおもったらやっぱり反動くるよね笑

  • <目次>


    <内容>
    蜃気楼が登場し、若旦那の父藤兵衛が死にそうになる。妖は神様(少彦名)まで登場する、というように、かなり広い展開になってしまった。ネタがつきつつあるのか?長屋のおばちゃんたちの仲人斡旋の話が、獏や貧乏神まで広がっちゃう話などは、微笑ましいのだけどね…。

  • 若だんなの父、藤兵衛が倒れた!長崎屋の大黒柱の危機に、妖たちも大慌て。一太郎は、父の命を救うため、薬種屋たちのいさかいに飛び込み、蜃気楼のなかに迷い込み、恐ろしい狂骨の怨念につきまとわれながら、ついには神が住む常世の国を目指すことになるのだが―。(e-honより)

  • 長崎屋の主が死んだって!?
    おとっつぁんの身に何が? 病弱若だんな、跡を継ぐの?
    緊急事態続出の「しゃばけ」シリーズ16弾。

  • シリーズ第16弾は、若旦那の父の藤兵衛が複数の薬を一緒に飲んで倒れて生死をさまようところを若旦那と妖たちが、なんとか回復するよう奮闘する様を描いた短編5編でした。
    妖たちだけでなく、神様までもが登場するところが、なかなか秀逸で面白いですね!

  • 今回は父親のために頑張る若旦那。

  • 978-4-10-450723-8
    C0093\1400E.
    2017年7月20日
    著者:畠中恵(はたけなか めぐみ)
    発行所:株式会社新潮社

    とるとだす 小説新潮2017年1月号
    しんのいみ 小説新潮2017年2月号
    ばけねこつき 小説新潮2017年3月号
    長崎屋の主が死んだ 小説新潮2017年4月号
    ふろうふし 小説新潮2017年5月号

  • いつもは事件に巻き込まれたり、他人のためだったけど今回は親ばか筆頭の父親のため。若だんなの思い入れも強かったので面白かった

  • しゃばけシリーズ16作目。
    貧乏神の金次はすっかりレギュラーに定着しましたね。
    長崎屋の主、藤兵衛が倒れてしまい、若だんなが頑張るお話し。
    久々に、できる兄やを見たような気がする。
    それにしても藤兵衛、薬種問屋の主がいくら若だんな可愛さとはいえ大量の薬を一気飲みしてぶっ倒れるのはダメでしょう!
    文春砲ならぬ、よみうり砲など、微妙に時事ネタを絡めつつ、最後のお話、これで桃太郎が出てきたらauのCMだなと思った。

  • 【しゃばけシリーズ16】
    今回のシリーズ第16弾は、若だんなではなく、父・籐兵衛が体調を崩し、そのために若だんなが奔走する話。母おたえの藤兵衛を思う気持ちが、いつもの気丈さではなくて、より深刻に感じた。
    妖たちが怖がる狂骨の話は、私も読んでて怖くなった。でも最後の鳴家の頑張りに胸がきゅんとした。

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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