さらば銀行の光

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著者 : 江上剛
  • 新潮社 (2011年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104519040

さらば銀行の光の感想・レビュー・書評

  • まさに半沢直樹。主人公の出世ぶりと物怖じしない態度はどこかで見たような感じで、今ひとつ物語に集中できなかった。
    銀行がベースになってくると比較的オーソドックスなストーリーになるのだろうか。途中からかなり退屈になってしまった。

  • 半沢直樹と、かぶるかな?と、思いつつ読み進んで行ったが、その当時、バブルの時の「行け行け!どんどん!」で、銀行が、小企業の会社にまで、お金を貸し付け、お金がだぶつくような状態であった時代。
    皆、このバブルが、はじけるのを、考えてなかったのだろうか?
    麻痺した状態だったのだろう。
    今まで、押しつけられて、倹約、倹約で、過ごした戦後の団塊の世代の人が、猫も杓子も、海外旅行に行き、手にした事の無いような、高価なブランド製品に身を飾り、セレブの様な気分に浸ったのであろう。
    本当に、夢の一瞬であったのだろうが、銀行も、そこまでするのか?と、言ううぐらい貸付、焦げ付いた不良債権は、結局は、国民が、負担することになってしまった。

    銀行だけは、潰れないように、合併合併を重ね、今、巨大メガバンクになってしまって、持っていた銀行の通帳が、次から次へと、銀行の名前が替わっていった。

    作者も、第一勧業銀行に入行し、銀行の合併での派閥争いの辛苦を、目の当たりに見てきたのだろうから、この小説も、他行との上司との意見の相違の場合は、大変であったことと、思われる。
    合併の悲哀が出ているが、、、山一証券が潰れた時は、頭取が、頭を下げたが、結局は、何億円かの退職金は、しっかりと貰って退職しており、国民への責任や、呵責は、全然感じられないし、その後の報道は、禁句だったのか?知られていないように思われる。
    バンカーであった作者に、その後の銀行についての小説を、描いて欲しいものだ。

  • 作者の半自伝のような小説で、銀行員のリアルを感じられて面白かった。

  • 組織を守る論理ってなんじゃらほい

  • 完璧な再読。既視感があったのだけれど、半沢影響?とか思っていた時、ある一文が絶対に読んだことがある!と教えてくれた。これほどまでに完璧に忘れているなんて。完敗。ちょうど一年前なんだ。(今回H26.5.25)
    こんな事件があったなあと朧気に思った。その最中にこう動きたかったかこう動いたってことが書かれているのだろうと想像する。最後の方は少し非現実的になったけどあとは充分現実的。久々に泣かされた。

  • 銀行の内幕がよくわかる。

  • 2011/11/23読了。

  • 銀行って酷いことをやってきたんだな.あまり良い職場とは思わない.

  • 若手銀行員がいろいろな失敗や人間関係を乗り越えていく話。

    なんといっても、健がかっこいいと思う。どんなときでも、自分の正義感に従って、会社をどうにか良い方向に持っていこうと考えているところなんか、あまり出来ないと思うから。
    とにかく真っすぐで、自分の上司であっても、臆せずズバズバ物を言ってしまうのは痛快で、気持ちいい。
    銀行の中には、派閥でったり、インサイダー取引であったり、この本では出てきたけれど、実際にはどうなんだろうか。

    この本には銀行業務について、書いてあって、今まで窓口業務しか知らなかった自分にとっては、新鮮だった。
    50円でも5億でも誤魔化せば詐欺。ちょっと印象的だった。

  • そうだったのか・・・。

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さらば銀行の光の作品紹介

働くことで、大きくなる。そんな時代が、確かにあった。裏切りの横領、不毛な派閥闘争、狎れあいの大蔵省接待、インサイダーの悲劇。行内の腐敗は、隠蔽不能な状況にまで悪化していた。事なかれ主義に淫する上層部の、絶望的な迷走。そして訪れた運命の日-「泣き虫」広報部次長の上杉は、熱涙とともに決起する。

さらば銀行の光はこんな本です

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