非連続の時代

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著者 : 出井伸之
  • 新潮社 (2002年12月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104539024

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非連続の時代の感想・レビュー・書評

  • 読んだって記録

  •  こういう本は、リアルタイムで読まないと本当の価値が見えない。筆者は、2005年3月にソニーの会長兼CEOを退いており、ソニーの不振は2006年が終わろうとしているのにいっこうに払拭されず、そういう状況が続く中で、2002年に書かれたこの本を読むのは、いささかフェアではないからだ。

     とはいうものの、ソニーほどの会社で会長兼CEOというポジションにのぼりつめるのは、並大抵のことではない。たとえ十分な結果が出せなかったとしても、そこに行くまでで十分大変なのだ。その筆者の言葉から、学ぶべきものは多い。

     p.60 もちろん、一七万人もの社員をかかえる大企業になると、内部では矛盾が起きたり、同じ商品を作ったり同じサービスをやったり、必ず混乱が起きる。しかしこの混乱は恐れてはならず、井探さん、盛田さんの時代から変わらぬ「夢の創造と実現」というミッションの下で、逆にどんどん混乱を起こすべきだと思うのです。混乱を恐れていては漸次的な進歩はあるとしても、非連続の革新は決してない。混乱、カオスがあって初めて、創発的進化が起こるのです。

     このあたりの話は、コクーンが発売された当時の状況が思い出される。テレビを録画するだけのために、何種類も違った角度からソニー製品が投入されていた。夢の創造と実現はあったのかもしれないが、残念ながら、大きな成功はなかったようだ。

     さて、これからソニーはどこへ行くのか。『ソニーの法則』も前に読んだが、私はソニーのファンなので、ぜひとも頑張っていただきたい。心から応援している。

  • すぐに読める。思ったより内容が薄かった。

    時代に法律や官僚体制がついていけていないと。
    どうしたらよいのだろう。

  • インターネットの技術は日本はアメリカより進んでいる。一番ないのが、政府の方針とかビジョン。
    これまで日本はIT戦略を電話戦略やNTT戦略と取り違えていた。IT産業は本来、水平産業。NTTもIT産業のために変革しなくてはならないのではなくて、NTT自身のために変わらないと、もはや生きていけない時代。

  • 出井さんの本。

    ビジョンはよいんだけどね。
    非連続の大切さ、意味が伝えられなかったんだよね。

    観察者だったんだと思うよ。

  • なだらかな変化でなく、世界が急激な変化を起こす。パソコンの貢献はすばらしく、そして、おそろしい。

  • 出井さんはアジテーターだ。あの電気メーカー、ソニーという大グループを一気にソフト事業に力を入れる会社にシフトさせようとした。
    彼は改革道半ばにしてグループを去った。
    歴史が彼の偉業を評価するだろう。
    「インターネットは地球に落ちた隕石だ。」
    歴史が彼の言葉を追いかけるであろう。

  •  この本がでたころは出井さんも勢いがあったのですが,中味は,ちょっと期待薄であった。ディズニーのアイズナーの二番煎じみたいだったと記憶している。

  • (2003.09.12読了)(2003.08.03購入)
    <ソニー会長のスピーチ集>
    1995年から2002年までにいろんなところで話したスピーチの集大成ということです。
    印象に残る話を2つ。
    ・インターネットは巨大隕石だ
    6500万年前にメキシコのユカタン半島に巨大隕石が落ちたため、舞い上がった塵により太陽光がさえぎられ、当時全盛を極めていた、恐竜が絶滅したといわれています。
    インターネットは、現代の巨大隕石で、これに対応できないと滅びてしまうという話です。
    僕も最近では、当たり前のようにインターネットを使い、仕事をしていますが、10年前にはとても考えられなかったことです。
    ウイルスのためかなりダメージも大きいですが、中世のペストのことを考えれば、現在は、インターネットの中世と考えて、生き延びてゆく方法を考えるしかないかと思います。
    ・猫に埋め込まれたマイクロチップ
    アメリカのユタ州で捕まった猫にマイクロチップが埋め込まれていて、情報を読み取ったら生年月日と飼い主がわかったということです。製品・商品に電子タグをつけて、レジについたときには合計が計算できているとか、在庫の補充をしやすくしようとかいう話が進んでいますが、1999年にはそのはしりがあったというのには驚きです。
    ICカードに個人情報を入れて医療その他の分野で利用しようという話もありますが、人体にもマイクロチップを埋め込む時代が来るかもしれません。そうすれば、遺体が見つかってもすぐ身元が確認できてしまいます。

    ☆関連図書(既読)
    「学歴無用論」盛田昭夫著、朝日文庫、1987.05.20
    「出井伸之のホームページ」出井伸之著、ソニー・マガジンズ、1998.03.06
    「ONとOFF」出井伸之著、新潮社、2002.04.25
    上記の出井さんの本2冊について
    映画や音楽の関連会社があるので、映画スターやミュージシャンに仕事がらみで会うことができるのはうらやましい限りです。読んだ本の話も興味深いものがあります。

    (「MARC」データベースより)amazon
    今の時代をいかに捉え、どう行動すればよいのか。17万人の世界企業・ソニーを率いるCEOが深く易しく解き明かす、現代ビジネスのスタンダード。

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非連続の時代の作品紹介

「今」をいかにとらえ、どう行動すればよいのか。

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