ふむふむ―おしえて、お仕事!

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著者 : 三浦しをん
  • 新潮社 (2011年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104541072

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ふむふむ―おしえて、お仕事!の感想・レビュー・書評

  • ゴロゴロしながらだらーんと読めて、時々「いい事言ってるな~」とか「前向きですごいな~」とか、それぞれのがんばってる姿勢にパワーをもらえる女性のお仕事インタビュー集。(面白いんだけど一気読みすると話が混線するので注意。)
    皆職業は違えど好きな事に向き合って、おそらく絶えずあれこれ試行錯誤してて、こういう風に仕事をしていければいいのになーと思う反面、先が見えなくても行き詰まりを自分で切り開いていけるバイタリティのなさを改めて自覚したり。
    仕事において、どこでも通用するスキルをいくつも持つよりも自分が情熱を注げる対象をひとつ持った方が強くいられるんじゃないかなーと考えさせられる1冊。

  • 三浦さんが、色々な職業の女性にインタビューをするというインタビュー集。どれもおもしろく読めました。インタビューがうまくて、というよりは、素直にそれぞれの人の、これまでの人生と、仕事の話を聞いたら、当たり前に面白かったです、という感じ。小さいことから思っていた仕事についた人もいれば、なりゆきできてしまったような人もいますが、それぞれ今の仕事にきちんと向き合っている方だなぁと。
    惜しいのは、最後の編集者へのインタビューは、少し仕事内容への言及が少なかった気がします。三浦さんが日々関わっているお仕事だからでしょうか。もう少し編集者のお仕事を詳しく聞きたかったなと。まぁ、この編集者さん、それ以外もとっても興味深い方なのですけれども。

  • 女の人の仕事も随分いろいろな分野に広がりました。どんなきっかけでその仕事に就いたのか、何を目標にしているのか、職業の選び方もインタビューの中身も三浦しをん節満載で、楽しめます。 

    仕事をがんばって結果を出している人が結婚して子供も育てていることが多いのに感銘を受けました。周りのサポートを呼び込む力のある人たちなんでしょうね。

  • 色んなはたらく女性の仕事についてわかる一冊です
    三浦さんとの会話が面白くて、新鮮でした

    靴職人、ビール職人、染織家、活版技師、女流義太夫三味線、漫画アシスタント、フラワーデザイナー、コーディネーター、動物園飼育係、大学研究員、フィギュア企画開発、現場監督、ウェイトリフティング選手、お土産屋、編集者
    個性的な女の人ばかりで、お話しも面白かったです。
    わたし的には、女流義太夫三味線、大学研究員、現場監督、編集者の方が印象に残っています(^^)

  • 染織家の仕事についての話が興味深かった。
    いろんな仕事に就く女性のこれまでの経緯は、おもしろいし勉強になる。

    自分も30代になったら、仕事についてこんな風に振り返ってみたい。

  • インタビュー集。
    技能を生かして仕事をしている女性。
    インタビューする方もされる方も楽しそう。
    いろんな仕事があるもんですねー!

    取り上げられているのは~
    靴職人、ビール職人、染織家、活版技師、女流義太夫三味線、漫画アシスタント、フラワーデザイナー、コーディネーター、動物園飼育係、大学研究員、フィギュア企画開発、現場監督、ウエイトリフティング選手、お土産屋、編集者。

    夫婦で履きやすい靴を追求している靴職人さん。
    ほ、欲しい~。

    化学工学を専攻して工場の設備を作る方面から入り、製造の方へ回ったビ-ル職人さん。人間が味を見てもう少し置いておくとか、あの工場の水は違うとか、あの人が造るビールは美味しいとか、色々あるって初めて知りました。

    ひたすらペンギンが好きな飼育係さん。
    天職ですね!

    バンダイのフィギュア企画開発。
    あの小さな…ひょえ~当然ながらものすごく絵が上手いそう。

    高校時代から雑誌編集部に入り浸っていて、コーディネーターになった人も。
    グラビア撮影の現場は楽しいとか、考えたこともなかったけど。言われてみれば楽しそう。
    土産物屋さんっていうのも、いろんな展開があるんだなあ。
    編集さんもこれがまた、名物編集者らしい。

    合う仕事をしている人の輝きが何ともさわやか。
    こういうのを若い人は目指したくなるよね。
    でも最初からこの道と決めていた人ばかりではないし、色々な要素があるのよね…
    そのへんにまた感慨が。

  • 仕事をしている女性、15人に三浦しおんさんがインタビューした本です。職人さんが多くて仕事にこだわりのある方ばかりで女性って感じがしないです。三浦さんも同じタイプかもと思ったら横浜雙葉ご出身!で納得。靴職人と活版技師の方の話が興味深かったです。

  •  様々な現場で働く女性。彼女らは「どういう仕事をし、そこからなにを感じているのか」作家三浦しをんが、働く女性16人にインタビュー。

     靴職人、ビール職人、染色家、活版技師、女流義太夫三味線、漫画アシスタント、フラワーデザイナー、コーディネーター、動物飼育係、大学研究員、フィギュア企画開発、現場監督、ウエイトリフティング選手、お土産屋、編集者…で活躍する人々と三浦さんの対談。
     聞き手が好奇心のかたまりの三浦さんだけに、ちょっと遠慮するところもぐいぐい聞けて、仕事への興味がわくし、心から「ふむふむ」と感心すること請け合い。
     本の扉に活版印刷で文字を組んでもらったところ、あちらこちらの三浦さんのショット&コメントも楽しい。

  • エッセイかと思って買ったのでインタビュー集と分かってがっくりしたのですが、あたりでした。
    様々な職種に就いた女性と三浦さんの対談というものですが、自分が普通に生きていて密に感じることがない職業の色んなことが知れて良かった。
    良いことばかりではなく、その職業のデメリットもありのまま語っている皆さん、其れを引き出す三浦さんに感銘を受けました。
    この本の一番のポイントは三浦さんが相手の方の個性もそのまま書いていて堅い職業インタビューにならず、職業というよりその人そのままを知ることができる面白いものだということです。

  • 色々な職業の人(女性のみ)のインタビュー集。
    仕事っていろいろあるなぁと改めて実感。
    ある程度、学生の時からこんな仕事をすると決めて今の職業を選んだ人もいるが、就職して「なんか違う」と方向転換して今に至っているという人もいた。
    若いうちは早く自分の腰を落ち着ける場所を探さないといけないと思い、それが見つからない自分は落ちこぼれのような気がしていた。
    だけど、ここに登場した人たちは、わりと行き当たりばったりの人もいて、別に急ぐことないんだな、いつでも方向転換していいんだなと思えた。
    女性だからというのもあるとおもうが。
    そして、全ての人に共通しているのが向上心だ。
    今のポジションに甘んじず、もっと高くはばたきたいと願っている。
    その向上心こそが仕事に対する真摯な姿勢になっているように感じた。
    中高生が読んだら、肩の荷物を少し降ろして少し楽になれるんじゃないかと思う。
    すでに大人の私にも少し光が見えた気がしたのだ。

  • yomyom連載時から大好きだったインタビュー集。
    単行本化が嬉しい限り♪

    15種類のお仕事、計16人のプロの話は非常に面白い。
    特に染職家の方のインタビューはまた読みたいなと思っていた。

    終始和やかで且つそれぞれの仕事の魅力が伝わるインタビューになっているのは、三浦しをんさんの力だと思う。
    真面目な話なのに妙に可愛くて面白い。プロとして活躍している女性のチャーミングな面と凛々しい面がどちらも読み取れる。
    カッコイイなぁ…としみじみ思う。

  • どうしても三浦しをんの、
    古い漫画家の後書きみたいな
    空々しいテンションが嫌いで読みきれず。

  • いろいろな職業の人の事が知れて面白かった。
    小説家の方ならではの視点や、ちょっとユーモアのある語り口調がよかった。

  •  自宅に持ち帰らせていただいたのだが、花籠を眺めながら寝起きをした一週間ほどは、とても幸せな気分だった。ああ、田中さんがおっしゃったとおりだ、と思った。
     花には、フラワーガーデンには、だれかの生活を、生きる時間を、輝かせる力がある。うつくしいものを愛し求める魂が、自分にも備わっていたんだなと気づかせてくれる、魔法のような力が。
     その力を体得するための、田中さんのたゆまぬ努力。常に新しい世界を開拓しようとする自由な精神のありようは、きっとこれからも、多くのひとの暮らしに幸福と輝きをもたらしつづけるだろう。(p.118)

     編集者の仕事は、雑誌や本を作る作業にとどまらず、実に多岐にわたる。たとえば、小説が映画化される際などには、作家の窓口として対外交渉をすることもある。
     書き手ごとに、編集者に求める能力や特性はちがってくるだろう。私自身が編集者に一番に求めているものはなにかな、と考えてみると、「読解力」だ。それは、作品に対する読解力という意味だけではない。ひとの感情に対する読解力が高い編集者とは、仕事が非常にやりやすいのだ。(p.246)

  • 作家・三浦しをんがいろいろな職業の女性にインタビュー。

    色んなお仕事があるなあ。「漫画アシスタント」専業の方など、「そういうのがあるんだなー」というかんじ。おもしろい。
    みんな色々なきっかけでその仕事をしているわけですね。

  • お仕事する女性への、三浦さん節がさく裂するインタビュー。どれも面白く、興味深く読めた。小さいころからの夢をかなえた人だったり、行きあたりばったりだったり、常に精進していたり、休みが大切だったり、人それぞれ。三浦さんの寄り添い方が良い感じ。ぽろっと本音を引き出せたりするような。さまざまな職種の話を、その人自身のの目線で。仕事、と聞くと難しいのかと思うけど、肩の力を抜いて読めた。

  • 作家である三浦しをん氏が染色家、活版技師、大学研究員などさまざまな職種の女性にインタビューした本です。仕事・周囲・自分自身とどのように向き合い、なぜ仕事に打ち込むのか、各々の考え方を知ることができます。そして、「ふむふむ」と興味を持ちながら読むことができます。
    (生命科学科 B3)

  • みんな素敵やん。

  • 不器用な方が、技術の習得にはいいそう。
    たしかに、何でもすぐできちゃうと、飽きる。
    下手だとがんばるし、ちょっとできるようになっただけですごくうれしい。

  • 図書館のHPで紹介されおり読んでみた本。
    各分野で働く女性職人から聞いた仕事の話が、会話調にまとめられている。

    「おもしろい!」と思った。読んでいて何度もくすっと笑ってしまう。三浦しをんを読むのは初めてだったが、文章が妙にツボにはまってしまった。

    出てくる女性たちは、靴職人、染織家、活版技師、女流義太夫三味線、マンガアシスタント、動物園飼育員、大学研究員、フィギュア企画開発、現場監督(トンネル工事)など多岐にわたる。

    その分野の話をかじれるのも楽しいのだが、やはりこの作家の感性があるからこそ、面白おかしく読めるのだと思った。

  • 靴職人、ビール職人、染織家、女流義太夫三味線、ウエイトリフティング選手…。様々な職種の16人の女性に三浦しをんさんがインタビューをしたインタビュー集。しをんさんと一緒にふむふむ。むふふ。

  • いろんな職業の女性の方のインタビュー集 。すごいなーという感嘆の気持ちと、私何やってるんだろうという自己嫌悪がないまぜになった複雑な心境です。

  • ブクログの記事で見つけた。久しぶりにお仕事系を読んだ。比較的読みやすい本だった。いろんな仕事、結構マニアック系、について、分かりやすく話を聞きだしてた。インタビュー起こしがあんな風にまとめられるのがすごいと思った。

  • 俺みたいに組織にどっぷり浸かって仕事をしていると、こういう職人、技師、研究者といった己の腕一本で食っているヒトに憧れる。センスや能力って先天的なモノばかりでなくて、何かのきっかけで打込んでいくうちに備わっていくモノもあるんだ。皆さん決して拝金主義に陥ることなく、それぞれのお仕事に誇りと充足感を抱いていらっしゃる。ふむふむ、彼女らをとても眩しく感じるものの、うむうむ、今さら後天的に自分を磨いてコトに挑む気概がないなぁ。

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ふむふむ―おしえて、お仕事!の作品紹介

「職人さんや芸人さん、特殊技能を活かして働いている女性のお話をうかがおう」と始まった突撃実録の連載企画。小説と随筆、妄想の名手が驚きと感動とともに「ふむふむ」と相槌を打った四年にわたるインタビュー集。

ふむふむ―おしえて、お仕事!の文庫

ふむふむ―おしえて、お仕事!のKindle版

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