すべては一杯のコーヒーから

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著者 : 松田公太
  • 新潮社 (2002年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104546015

すべては一杯のコーヒーからの感想・レビュー・書評

  • ひとことで表現するなら「情熱」。
    タリーズを日本に広め、上場するまでの自叙伝。読んでるうちに著者の気持ちに引き込まれてしまい、一緒になって喜んだり怒ったりしてしまいました。
    かなり昔の本なので上場で話は終わってますが、タリーズが伊藤園の傘下に入った経緯や、政治家になったと思ったら去って行った話など、まだまだ続きがありそうです。

  • タリーズが上場直後に出された一冊。
    このあと、会社を売却したり離婚したり出馬したり当選したりと忙しい筆者ですが、最初はとにかく死に物狂いだったんだなぁというのがものすごくよく伝わってきます。もう1冊しか読んでないけど、こっちのほうが全然重みが会って、読んでいて好感が持てますね。
    正直、スタバに対抗してよくここまでやっているなというのはあるし、自分が経営離れても会社が残っているというのは(日本法人とはいえ)創業者としては立派なことなんでしょうね。

  • 本書は著者がスペシャルティコーヒーに出会い、
    タリーズコーヒー創業から上場までのサクセスストーリーです。

    タリーズコーヒージャパン 経営理念
    一杯のコーヒーを通じて、「お客様」、「フェロー(従業員)」、「社会」、そして
    「株主」に新しい価値を創造し、共に成長する。
                     
    一、その一杯に心を込める。
    一、お客様の期待を超越する。
    一、最高の仕事が経験できて、一人一人の可能性が広がる職場を作る。
    一、子供達や青少年の成長を促すために、地域社会に貢献する。
    一、株主との信頼関係を築きあげる。

    タリーズコーヒージャパンでは、このような経営理念があります。
    営利企業としての理念だけでなく、企業の社会的責任(CSR)が強く反映されているように感じます。

    現在、松田氏はタリーズコーヒージャパン株式会社の経営からは退いていますが
    これからも、このような創業者の想いというものが受け継がれていくことを期待したいです。

  • 松田公太さんの本は、昔先輩にプレゼントして頂いた「仕事は5年で辞めなさい」を先に読んでました。

    出先で空き時間があるのに本を持って行き忘れたという自分にしては珍しい事態があったのですが、
    立ち寄った本屋で小説でも買おうと新潮文庫を見ていた際に目に止まり購入。


    日本と海外で過ごした子ども時代から始まり、
    筑波大学での学生生活を経て、三和銀行へ就職。
    そして偶然であった一杯のコーヒーからタリーズジャパンの立ち上げへ。

    元気の出る本でした。
    この人は本当に情熱が行動の源泉になっているんだと思います。
    文章からもそれが伝わってきて電車の中で目頭が熱くなることも何度か。

    筑波大学の先輩ということもあり、以前から尊敬している方の一人でしたが、
    改めて松田さんの考え方の底にあるものを知れて良かったです。

    なぜ今政治の世界に進んでいったのかも、この本から自分なりに想像することもできました。

    コーヒーも喫茶店も大好きです。
    ただ、タリーズやスタバといった店にはほとんど行かないのですが。
    今度久しぶりに行ってみようかなあ。

  • タリーズコーヒージャパンを立ち上げた、松田公太社長のお話。会社がもっと大きくなる前に黎明期の話を書いておこうという事で執筆したらしい。スターバックスに比べるとまだまだ規模は小さいが、一番最初は松田社長が個人で立ち上げたところはすばらしい。

    たかがコーヒー一杯でここまで熱くなれるもんなんだ。生い立ちとか家庭環境とかから、アメリカシアトルのタリーズ本社との交渉の末、銀座に一号店を出すお話、タリーズジャパンのポリシー等、熱く語られています。一人で立ち上げると言っても、いろんな協力者がいるから商売が始められる訳で、やっぱり出会い、人脈は大切ですなぁ。人間一人では生きていけませんよ。情熱があるからこそ困難も乗り切れるわけで。熱いです。

    読み終わった後、タリーズに行ってしまいました。素直に面白いと思いました。なんか俺も熱くなれる物が欲しい、今日この頃。

  • 文庫本の方を参照

  • タリーズジャパン創業者松田公太さんの回顧録。「使命感を持って生きる」ということの素晴らしさを教えてくれた本です。義務感だけで働く会社員を辞めて独立起業した頃に僕を励ましてくれた思い出の一冊。

  • 資料番号:010432144
    請求記号:673.9/マ

  • ベンチャービジネスの新星、タリーズコーヒージャパンの痛快サクセスストーリー! 若き起業家がコーヒーに注いだ夢と情熱とは? 金なし、コネなしの普通のサラリーマンだった男が、巨人スターバックスに挑戦した軌跡。

    前向き。

  • 「夢」たとえ具体性が乏しいとしても、思い描くだけで心が満たされるもの。
    「目標」具体的な計画に基づいて、自分の実生活の羅針盤として必要なもの。

    1997年8月にオープン

    1995年12月 友人の結婚式のためにボストンへ スペシャリティコーヒー 3ドル

    シアトル 秋から冬 雨が多い→温かいコーヒー NYと時差3時間→マーケット関係者早起き IT系→最先端の意識

    モノレールエスプレッソ ノードストローム

    消費の二極化 ブランドビルディング→銀座1号店

    セネガル 雨→大喜び

    アメリカ アルバイト→助け合いの精神、子供の責任感醸成
    日本 アルバイト→勉強の妨げになるとの反対意見

    No fun, No Gain. 楽しさ無くして得るものなし

    あらゆる仕事について最も大切なこと→情熱
    銀行の外交の仕事→相手企業を好きになる→相手に自然に伝わる。

    バブル期の銀行の仕事→今日の惨状を見れば明らか

    起業時 7,000万円の借金 1日15時間コンビニでバイト 30年で返済

    晴海通りに面した8階建てビルの1階と地下 銀座4丁目交差点に近い一等地
    家賃 月120万円

    輸入障害 「検査が必要」→役人の形式主義 国内産業保護

    オープン 350人→500人入らなければ採算が合わない。

    行徳中央病院 心ない医者の言葉を聞いた翌日、母は打ちひしがれて亡くなった。

    全店の壁 タリーズカラーで統一 オープン当時 椅子からして金色→コーヒーをこぼすとしみ
    壁の素材 つや消し→椅子、鞄がこすれると汚れ

    アルバイトフェローのがんばり

    コーヒー豆を拾って戻すYくんに話を戻すと、私は彼のようなタイプが決して嫌いではない。たとえ少しくらい常識がなくても、真面目にやってくれるアルバイトフェローは嬉しい。
    能力がある人と情熱がある人、どちらを採用するか→情熱

    銀座店が最悪の状況を脱したのは、オープン4カ月後の97年11月のこと 売上500万円

    2号店神保町 ドイツ銀行客→山王パークタワー19階 社員のみ 席に持ち帰り
    生活に根ざしたスペシャリティコーヒー

    神保町店 交差点から5件目のビル→交差点の角に入れる可能性はないか探す。

    ビル カウンター店舗 保健所、消防署 縦割り行政の弊害

    大手オフィスビルの商業施設エリア 不動産の担当者 大手チェーン→わけのわからない店が短期間で撤退は困る→日本全国似た店舗構成

    スタバ本社の見学 オークション百数十万円で落札→シュルツ社長とギクシャク

    マクドナルドとバーガーキング
    ダンキンドーナツとミスタードーナツ 飲食業は情熱が一番

  • ぅむ。
    なんか、ビジネスの話を小説にした感じのノンフィクション自伝。
    弟さんの死とか、お母様の死とか。何気に、ビジネスでもなんでもないところで、その辺りの話に涙したんだったりして(笑)。

    タリーズがどんな企業なのかあまり知らなかったし(やっぱり、スタバの方が一般的に取り上げられるイメージあるし)、なかなか興味深かった。結構さくっと読めますよ。
    オフィスの近くにタリーズあるし、久しぶりに行ってみようかな。

    ていうか、銀座にカフェを構えるのに、7千万円もいるなんて知らなかった…。店舗・厨房を構える工事だけで3000万円もかかるなんて知らなかった…。カフェ開いてみた~いなんて、意外と簡単に言えないのね。。

    備忘録としては。
    店内の構造がある程度見える方がお客が伸びる、と。地下に席があるよりも。ふむ。

  • 生き方や考え方が素晴らしい。
    人間としてのレベルが違う。
    単に良いところだけでなく失敗も書いてある。実話だが小説のようにどんどん読み進めた。

    著者の講演を聞く機会があり、事前に読んだ。エネルギッシュで前向きで素敵な人だと思った。本自体、面白い上に学べる点も非常に多く、書いてある内容が非常に良かった。間違いなくお勧めの良書、特に若い人へは。

    さて、一般に、仕事で成功し、お金も貯まり、他人からの評価も高まると、更に名誉欲(勲章)が欲しくなるらしい。だから政治家になっちゃった?(笑)

  • ターリーズコーヒーの日本法人化をした人の話し。

    こういう本を読むと…企業したいな~と、ちょっと思う。思うだけだけど…。

    情熱をかけて何かに一生懸命取り組む姿は、本当にカッコいい。

  • タリーズ起業の松田氏の物語。
    子供時代からナスダック上場までのはなし。

    起業、店舗増設の場面が特に良かった。素人同然で立ち上げるも、やぶからぼうに進むだけでなく、戦略を駆使していた点はビジネスの現場でも応用できる。
    その根底にあるものは『情熱』。
    失敗も肥しにし、目標に向けて行動をとり続けている姿勢には感銘を覚える。

    飾り気のない文章にも好感。

  • タリーズジャパンの社長・松田公太さんの自伝である。生まれてからタリーズ創業7年目までのエピソードが盛り込まれている。この人は、知識量としては完全に見切り発車だった。資本もないし法律も知らないし不動産のことも知らない。でも、情熱で解決してしまう。
    具体的に起こった問題と、そこで取ったアクションの一つ一つを細かく描いている。立ち上げ時に莫大な借金をすることになるが、「もしものときはコンビニで無休でバイトをすれば30年で返せる」という算段をつけて思いきる。経営に必要なのは、知識よりも情熱と責任である。超良書、オススメ。

  • いまでこそ著名でうまく成功しているように見える松田公太。
    その入り口は自分の感じた感動を伝えたい、情熱のみで突き進むという覚悟からはじまっていることがわかる一冊。
    タリーズの見方が変わる。

    以下レバレッジメモ


    私はタリーズを、必ずナンバーワンのスペシャルティコーヒーショップに育てて見せます!初めてシアトルを訪れて、タリーズの味を知ってから9カ月。いよいよ私の夢に向けてのスタートである。
    使命感を持って生きよう。使命感を持って生きると力が倍増し、ちょっとやそっとの苦難ではびくともしなくなる。「私は特別な経験をしたこともないし、何をしていいのかもわからない」という人がいる。果たして本当にそうだろうか。まずは、自分が使命を持って生まれてきたことを信じよう。そしてそれを探す努力をしてみよう。
    宇宙の誕生や、地球上に生命が生まれた時に遡って考えてみてほしい。人は誰しも天文学的な確率でこの世に生を受けているのだ。私たちは生まれた時から特別な存在であり、一人一人に必ず「天意」が授けられている。それに気付かずにいきるのは、自分に与えられた一生の半分もまっとうしていないのと同じではなかろうか。
    しかし、人生は一度きり。やらずに後悔するよりやれるところまでやって失敗を受け入れる方が納得できるのではないか。一号店をつくるために、生まれて初めて7千万もの大金を借りた。私は借用書に印鑑を押す前に、自宅近くのコンビニエンスストアを回った。そしてアルバイトの募集状況と時給を調べ、1日15時間働けば、30年程度で借金の返済ができることを確認した。別に失敗したからといって命まで取られるわけではない。
    あとは自分の力を信じて挑戦し、最後まであきらめないことだ。
    会社が成長するにしたがって、私の中でより鮮明になっていくことがある。それは、会社とは人こそ全て、ということだ。言い換えれば1人の力がいかに小さいかという事実を想い知らされる。私ほど人に恵まれた人間はいないと思っている。今現在、私とともに仕事をしてくれているフェローのうち、1人でもかけていたらタリーズは失敗に終わっただろう。第1章のメッセージで情熱は「運」を引き寄せると書いたが、運は人が運んでくるものであると私は信じている。人は無意識に情熱の発信者に引き寄せられる。だから運も、自然と情熱をもった人間のもとに集まってくるのではなかろうか。
    「アルバイトフェローを叱るときは真剣に叱りなさい。そのとき、なぜ叱ったのか理解してもらうために、徹底的に理由を説明してください。そして、何よりもまずアルバイトフェローを好きになること。彼らに成長してもらいたいと心から思うことが大切なのです」
    マネージャーとは、お客様だけでなくアルバイトフェローまでも愛せなければ務まらない仕事ということなのだ。私が林をはじめとする初期のフェローを親身になって教育したのは、成長してもらいたいと真剣に思ったからだ。怒鳴ったことも数え切れないほどあった。それでも彼らは、私を信じてついてきてくれた。彼らの成長は、私自身が成長することでもあった。タリーズが成長してきた一番の要因はそうした人の成長にあったと思っている。
    情熱さえ持ち合わせていれば人は必ず成長できると信じている。飲食業では、商品と同じくらいにコミュニケーション能力が重要だと思う。どんなに能力が高くても、人が好きでなければ務まらない仕事なのだ。すべてを好きになるのは難しい。しかし、まずはそういう気持ちで人と接していれば何かが変わると信じている。
    人は成長するための努力を止めてはならない。成長するのを止めた時つまり現状に甘んじた瞬間から、衰退がはじまってしまうからだ。どんなに物事が思い通りに進んでいようともその状況が永遠に続くことなどあり得ない。常に次を見据えて、備え、行... 続きを読む

  • 2012年読了10冊目
    今年1冊目に読んだ「仕事は5年でやめなさい」の松田公太さんの自叙伝。
    文章は粗削りな感じだが、松田さんの"情熱"が伝わってくる1冊です。本当に情熱と共に行動している人なんだと分かります。

    この本を読んでいると、自分がこれと思ったひとつの事を追い求められる、それが素晴らしいことだということを教えられるとおもいます。

  • タリーズコーヒーがいかにして日本に持ち込まれ、拡がったのかを、創業者が語った本。一言で言うなら、【情熱】。食に関わる仕事をしたい、世界中に広めたい、という夢を持ち続け、それを指針に目標を立て、情熱をもって突撃した筆者の物語は、普通の小説より波乱万丈。夢があるから、かけがえのない仲間に出逢い、困難も失敗も乗り越えられた。エネルギーの源泉となる情熱の大切さと、目的達成のためにどこにでも突撃する姿勢の重要さを知れた。
    タリーズのフェローに求められるものは、相手(お客様)を思いやり、リクエストに応える臨機応変さ。どの会社でも関係してくるものであり、ためになった。
    今度タリーズに行くときは、観察してみよう。東京の銀座にある一号店も見たいな。

  • たぶん、こういう人は日本に少ないだろうなあ。

  • 展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号:335.4//Ma74

  • もう10年近く前の本なのですが、前々から読もうと思っていて今更ながら読みました。

    本全体を通して改めて何かを成し遂げる際、”情熱”の大切さを実感しました。特にタリーズを日本に持ってこようとし、できる限りの手段を尽くしようやく千載一遇のチャンスを手にしたあたりは読んでいて胸が熱くなりました。

    この本を通してすっかり松田さんのファンになりました。今は議員をやっているとのことなのですが、これからは日本の政治に新しい風を吹きこんでくれるよう期待しています。

  • 生立ちそして志しに泣きました。
    反省させられる一方 とても勇気と元気が湧いてくる本です。
    ますますタリーズの そして松田さんのファンになりました◎

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すべては一杯のコーヒーからの作品紹介

米タリーズ会長を"アポなし"で突撃訪問、日本展開のライセンスを獲得。28歳で銀座に1号店を開業、店に泊まり込んで1日20時間働き、様々な工夫と人材の発掘で急成長を実現。会社設立後3年2ヶ月、スターバックスに先がけ、飲食業界最速で株式上場を達成!タリーズコーヒージャパン起業物語。

すべては一杯のコーヒーからの文庫

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