めぐみ園の夏

著者 :
  • 新潮社
2.50
  • (1)
  • (0)
  • (14)
  • (10)
  • (3)
本棚登録 : 75
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104547067

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いい話だと読んでいた。でも、自伝と知らない方がよかったかも。昭和25年、小学五年生の亮平は両親の離婚から、めぐみ園という児童養護施設に兄弟揃って入ることに。亮平はあっという間にめぐみ園でヒーローになる。賢いし、礼儀正しいし、心も体も強いし、優しいし。口が達者なのと自惚れが強い所があるが、大人っぽく、誰からも愛され、一目置かれるスーパーキッズ。これが著者のモデルか..。別にいいんだけど。物語としてはラストが駆け足過ぎたので、もっと長編で書いてほしかった。一冊だけ読んだ高杉氏の経済小説よりは好きかもしれない。

  • ちょっと中途半端だった様な…

  • 自叙伝とは知らずに完読。幼いころの兄弟の考えの違い(男と女、年齢、経験)が繊細に描かれてワクワクして読めた。良平に憧れる面もあるが、こんなに強い私はないだろうとダブらせながら読む事が出来た。

    • isokenさん
      自叙伝とは知らずに完読。幼いころの兄弟の考えの違い(男と女、年齢、経験)が繊細に描かれてワクワクして読めた。良平に憧れる面もあるが、こんなに...
      自叙伝とは知らずに完読。幼いころの兄弟の考えの違い(男と女、年齢、経験)が繊細に描かれてワクワクして読めた。良平に憧れる面もあるが、こんなに強い私はないだろうとダブらせながら見る事が出来た。
      2017/10/21
  • 施設で育ったなんて、全然知らなかった!
    企業小説しか読んだことがなかったので、驚きと共に新鮮でした。

    その後の話を知りたい。

著者プロフィール

1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。

「2023年 『転職』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高杉良の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×