女という病

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著者 : 中村うさぎ
  • 新潮社 (2005年8月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104567034

女という病の感想・レビュー・書評

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  • 私の中で「中村うさぎ」はこんな感じ、という今までの
    中村うさぎのイメージがこれを読んで変わりました。


    実際に事件に巻き込まれた、または事件を起こしてしまった
    13人の女たちの中村流のノンフィクション。

    本当の自分を探し求めて彷徨ううちに、道を見失い
    足を踏み外してしまった13人の女たち。

    うさぎさんは13人の女に自分を投影し、同化させている。
    (うさぎさんは憑依と著している)
    真実はどうなのか誰も分からないけど、うさぎさんの
    洞察力や考察力に驚きました。

    私はマイナスからマイナス思考しか出せないけど
    うさぎさんはマイナスを糧に、光を探しだしプラスに
    転じさせる力強さを持っている。

    筋の通った「正しさ」に時々ハッとさせられた。
    「正しい強さ」を持っている人だと思いました。

    色々経験していたけど、タダでは起き上がらない、うさぎさんの
    芯の強さを感じることが出来た。面白かった。

  • カテゴライズできないほど斬新な一冊。「女」が主役と思われる13つの事件や犯罪について、著者が自分自身を投影しその「女」に憑依したかのような妄想をもとに背景をひも解く。

    「女の自意識というのは、それだけでひとつの病なのではないでしょうか(編集長 中瀬ゆかり氏)」

    マスコミから断片的に得た情報だけから見ると奇妙な女(事件)でも、この本を通して見ると、自分の中にも「女という病」が潜んでいるかもしれない、そして最悪いつか発症するのかもしれない・・・

    あとがきで、”読者の方々の「人気ランキング」および「嫌悪ランキング」を男女別に作成したいくらいである”とあったので、読み終えてから考えてみた。
    「嫌いな女」はダントツで【和歌山マリオネット殺人事件】。
    「好きな女」は難しいけど…【エリート医師妻誘拐殺人事件】の被害者かなぁ。自分の居場所を探す気持ちはなんか分かる気がするし・・あと【ラカン派精神科医婚約者殺し】の被害者ミミも少しわかるし、婚約相手であり精神科医でもある相手の男が悪すぎる。。

  • 『要するに、我々の不幸は、「自分が手にしているチケットの、本当の価値が目に見えない」という点に尽きるのではないか。』
    ブランド中毒の変な女という第一印象で中村うさぎを敬遠していたことすら、伏線だったのではないかと思った。

  • 面白かったんだけど、きつかった~。

  • まあまあ。

  • 368

  • 中村うさぎは「私はイデオロギーアレルギーの世代だし、フェミニストのつもりはないのだが、書く事はフェミニズムの領域に入ってしまう。」というようなことを何かに書いていました。うさぎさんの女たちへの共感と嫌悪感に、私も共感しました。

  • ちょっとチープ。

  • 物語。
    中村うさぎの紡ぐ13の物語。

    でも、物語ではない。
    そこには13人の人生がある。
    生きている人間が、確かにそこにいる。

    しかし、物語。
    中村うさぎがそれを書いた時、すべては物語になってしまう。


    物語、だけど物語ではない、物語。

  • 2009/03/06
    2011/12/30

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